・・・そうする内に、高松市内。

高松到着後も・・・勿論、讃岐うどんながら・・・。
安心してください!
観光だってしますよ#59025;
うどんだけじゃ、高松市民に失礼ですもの。

          
国の特別名勝にも指定・・・庭園としては最大級の広さを誇る、「特別名勝 栗林公園(りつりんこうえん)」。
歴代藩主が百年の歳月をかけてつくりあげた、花々に彩られる大名庭園です。四国に疎い私でも、この名前は知っていたので入園してみました。



松の緑濃い紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配した・・・江戸初期の回遊式大名庭園・・・優れた地割り、石組みをゆうする、木石の雅趣にも富んだ造りの園内です。
・・・などと書いてはいるものの、実は何にもわかっちゃいませんので。。

今から300年以上前のお庭の雰囲気をそのまま残している南庭と、明治になって公園として整備された北庭・・・全体として6つの池、13の築山から構成されているのだとか。
          
パンフレットを見ただけでも、相当な広さ!
借景となる紫雲山を含めると全体面積は75ha、東京ドーム16個分、全国199箇所の文化財庭園中でも最大の広さだそうです。
平庭部だけでも16.2haを一週となると、サクサク歩かねばなるまい#59144;だけど私には、それはまず無理だ#59143;

大名庭園の造りと広大さは魅力として挙げられるものですが。。芝生でそれを現したり、樹木で表現したりが・・・築庭者の腕の見せ所だそうで・・・栗林公園でも湖や池でその広さが表現されています。
そこで、近場となる部分のみ・・・サクッと参りましょう!


早春の花、梅が咲きはじめていました。
また1月と言うのに・・・撮ったのは、1月6日。
                            

北梅林にある標本木は、昨年12月14日に開花を。全国で一番早い「開花」の確認がされたそう。
紅梅の次、白梅いきます。
          
梅はこの独特の枝ぶりの面白さが特徴かと。その姿は尾形光琳の「紅白梅図屏風」など、日本画の画材として取り上げられて、度々登場する。
それゆえ私達も、目にする機会が多く思います。

  


梅・桜、夏のハナショウブ・蓮、秋の楓、そして冬の椿と四季折々の風物にも恵まれ、ここに咲く花々は、一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを醸す・・・。


夏には約1000株ある蓮の花が湖面を覆う・・・という芙蓉沼は、残された残骸で池が埋め尽くされていました。
よく見ると、遠方の場所では鴨の羽ばたく様子もありましたけれど。

          
何気なく川に目をやれば・・・見たことのある鳥さんの後姿、これってメジロで良いのかな?



花園亭の脇の梅の木は・・・更に満開に近い状態に見えました。
      
(1月6日撮影)

園内には、冬の花「白侘助(わびすけ)」の姿も。花言葉通りに 「控えめ、静かなおもむき、簡素」な佇まいです。
千利休の下僕であった「侘助」の名から・・・と言われる花木の侘助。
          
江戸時代初期、讃岐を治めていた生駒家がお家騒動により出羽へ転封後、水戸徳川家より松平頼重公が12万石を与えられて入封、高松藩が成立しました。
初代高松藩主は、水戸徳川家=黄門様の兄君とか。
またこれより以降、栗林公園は松平家の別邸として使用、歴代藩主によって修築が重ねられてきました。
          
かなりのピンボケながら・・・ようやく見つけた、「ヤブツバキ」。http://ritsuringarden.jp/jp/
こちらへは勿論!初めて来ましたが・・・穏やかで落ち着いた雰囲気が漂う、大人に相応しい公園に感じられました。
それにしても温かだ・・・1月と言うのに、コートなしで歩いて寒くないんだもの。こんなので良いのでしょうか?