日曜日は朝から強い風が吹いた一日でした。

実家で一人で暮らす母が腰椎圧迫骨折との診断を受けて、現在は浦和の弟の家に滞在中なり。安静第一で過ごす事、一週間余り経ちました。
そこで私も様子を伺いに・・・ようやく出かけて行ったという訳でした。

途中の東北自動車道で見かけたのは、被災地、熊本を目指すであろう・・・重機を積んで走る自衛隊車両、警察の機動隊車両でした。
今から首都圏を抜けて、一昼夜はかかるのかしら。陸路を不眠不休でひたすら走って九州まで急ぐのでしょうね。
そうした光景から思い出されるのは、東北地方を5年前におそった東日本大震災の日々。
福島、宮城、岩手、そこに茨城、千葉も併せた大規模な被災状況が明らかになってくるにつれ、もう日本は駄目かもしれないと思った私。
しかしあれ程広範囲に甚大な被害を受けた被災地は、まだまだとは言え一部をのぞいたら元に近づきつつある。
それは勿論、個々の住民たちの忍耐と努力の上でであるのは言うまでもないが・・・。
単純すぎる感想だけれど・・・それでも、日本人ってやっぱりスゴイ!・・・と、改めて思ってしまうのだ。

九州、熊本と言えば、これから2週間先のGWの旅の目的地として選び、エアー&ホテル、レンタカーと予約済みであった土地そのもの。
その熊本が14日夜からずっと大地震にみまわれ続けています。 
頻発する地震の発生からすでに5日、全く納まる気配はないばかりか、これまた宿泊予定地であった大分県側まで範囲が広がってきている現状。
今の状況下ではキャンセルせざるを得ず…楽しみにしていただけに・・・それは誠に残念であります。
などと・・・ライフラインが断たれた真っ暗な闇の中、凍えて待つ長い夜。
自分もほんの少しだけだけど経験しているから。あのくらいじゃ経験なんて言えないって叱られてしまうけれど。。
こうしている今もなお、不便な生活を強いられている皆さんが居ると言うのに…不謹慎でした。

被害に合われた皆様、亡くなられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。
被災された皆様方が一日も早く、普段の日常生活に戻れますよう心から願っています。

我が国は島国であるだけ、災害列島と呼んでもおかしくないほど数年ごとにおきる大地震の数々。
また過去へさかのぼってみたなら・・・。
国の基幹産業から末端まで、働き手である若い男たちといった人材。その全てを失いつつ、焦土の中から始まった戦後日本の歴史。
草を食むような生活からわずか20年余りで、国際大会であるオリンピック開催へこぎ着けた我が国。
そんなのは一つの基準でしかないのだけれど・・・隣国であるK国、C国共にその数倍の年月を費やしている事実とつい比較してしまうのだ。
自分達の利益の為なら手段を選ばず、精神的な豊かさのかけらもないモラルの低い人々で占められている隣国たち、C国、K国、〇シア…と言った国々に囲まれつつ…ここまで、自国のあり方を保ってきた。それはある意味奇跡のようなものかもしれない。
全ては国民一人、一人の勤勉さ、向上心があったればこそと思う。



          
出かける途中買い求めたのは、行列で知られる「しもつけ彩風菓 松屋」さんのいちご大福でした。
朝獲ったばかりのいちごで作る逸品、朝一で行ってようやく買えるプレミアムないちご大福なのです。

ピンクの箱の中には、輝くばかりに美しいいちご大福が並んで・・・まずはいちごの大きさでビックリ!
柔らかなフワフワしたお餅と、甘さ控えめな餡子のバランスも絶妙です。
柔らか~いお餅の、上品ないちご大福は相変わらず美味しい#59125;

隣りの「豆乳ぷりん」は初めて買ってみました。その横の「道明寺さくら餅」も。
いちご大福の季節の後は、これまた一度食べてハマった「すもも大福」の季節がやってくるのですね。

昼過ぎにと言われていたから・・・お昼を済ませて行ったのに。着いたら、上等なお寿司の用意がしてありました。
お寿司をパクついて、お茶にお菓子と・・・何しに行ったやら?
肝心の気になる母の状態は、思ったより落ち着いていました。早ければ、連休明けには自宅に帰れそうです。


木々によって微妙に変わる、自然の作り出す様々な緑に彩られて…モクモクっと盛り上がってくる勢いが感じられる新緑の山々。
山桜の季節も今だけのものに思います。
午後は風もやんで、穏やかな休日となりました。