今回の旅、今回もだけれど…エアー&ホテルの予約以外、まともな計画もせず出かけてしまった。。
さくらんぼ狩りへ出かけてすぐ。ホテルとレンタカーさえおさえておいたら、それで良し!って感じだったから・・・。
それでも唯一「行きたい」「観たい」と決めていたのが・・・ここ、丘のまち美瑛でした。


小樽から札幌自動車道で前日の行程を戻り、札幌JCTからは「道央道」を北上。旭川空港を離発着する航空機を眺めながら・・・次は富良野線を走る列車との競争さ#59144;
観光らしき事はせず・・・その間ずっと、車内から外を眺めていただけながら。。


旭川からは30分ほどで・・・、美瑛町。白樺並木が続く道路を、地図を見ながら車を走らす・・・。


(撮り忘れたけど・・・)白い花咲くジャガイモ畑。弧を描いて広がる麦の畑・・・と、日本とは思えない広大な農地が続く。。これぞ北海道!といった光景は果てしないほどに・・・続く。
眺めてたら、こちらまでのびやかな気分になれる、気持ちの良い風景の連続です。


北海道らしい・・・大地と、空の広さを実感する美瑛。これで、もう少し青空があったなら!
パッチワークの路は、美瑛の丘陵地帯を走る道の事。
広大な農地が拡がり、その畑で育った花々や作物がパッチワーク模様を織りなしていることから・・・そう名づけられました。


          
またこのスポットの最大の魅力は、同じ風景を二度と見ることができないところだと言われる。
作付けされる作物は年によって変わるため、同じパッチワーク模様は出来ないそう。一年で終わってしまう儚さがまた素敵です。

通称「パッチワークの路」エリアで、最初に見えてくる「ケンとメリーの木」は、美瑛のシンボルツリーのひとつ。背の高い一本のポプラながら、周囲に高い建物がないから余計に目立つのです。
          

1972年にケンとメリーが出演する第4代日産スカイラインのテレビコマーシャルが このポプラの木をバックに撮影された・・・それがきっかけとなりケンとメリーの木と名付けられた。・・・有名なエピソードです。
私ごとながら、結婚前に夫が乗っていた車も「ケンメリ」でした。


こちらは「セブンスター」のパッケージに採用された木、同じく「セブンスターの木」と呼ばれているのでした。
これまた私ごとながら、夫が吸っていたタバコの銘柄も「セブンスター」でした。←いい加減シツコイですって?

展望台から丘陵地帯の全景や十勝岳連峰が一望できる「北西の丘展望公園」。晴れていたら・・・大雪山から十勝岳連峰まで連なる山並みを一望出来たはずながら。雲の多さから眺望は全く望めず。
ここのラベンダー畑は、ようやく穂先に紫色のつぼみがつき始めたばかり。遅い種類のラベンダーなのかもしれません。
すぐ近くにはコウリンタポポタン、ポポモドキの黄色い・・・自然のお花畑が広がっていました。

           
違っているかもしれません#59142;「カラマツ林のある丘」、「マイルドセブン」のパッケージに採用された木が並ぶ「マイルドセブンの丘」近く?同じような丘の風景の連続と、日にちの経過で、記憶はすでにおぼろげ・・・。


美瑛の丘は・・・人口の公園ではなく、観光施設でもない。
「美瑛の農業景観は、農業を営むことにより保たれています。美瑛の丘は美瑛町で農業を営む方々の大切な私有財産ですので、道路からご見学頂けますようお願いします。美味しい農産物を継続して生産できるよう、ご協力をお願いします。」とあるのに・・・
麦畑の中まで立ち入ってポーズをとる、かの国の人々の姿がある#59136;


この日私達が周ったのは、美景の宝庫=美瑛町に広がるホンの一部分だけ#59142;
こちらの画像にしても、下の方がゴチャついてしまって???
実はこれ、収穫が間に合わなくてのび過ぎてしまった・・・アスパラなんです。

水の流れの様な隆線、美しいストライプ模様を描いた・・・美瑛の丘の画像がほとんどと撮れていない#59136;
しかし実際の美瑛は、車を走らせているだけで・・・どこも絶景!見渡す限り…絶景!の連続で・・・これぞ、まさに「眼福」#59130;
歓声の上がる、凄ーいシーンの連続でありました。
ここ美瑛にしろ、次の富良野にしろ、四季折々の光景を見せてくれる土地ながら…一年で最も美しく賑やかに彩られるのがこの季節、7月のようでした#59125;
あとは秋になった、9月の終わりくらいとか。知らずに偶々ながら・・・行って良かったワン!


住所的には上富良野町ながら、ほぼ美瑛町といった感じの「かんのファーム」。紫色のラベンダーの丘として有名な国道沿いの観光地です。


しかしラベンダーだけでなく、他にも沢山の花々が彩りを添えています。
農園内からはJALのCM、「嵐の5本の木」のロケ地が見えるとの事。見てきませんでしたけどね。

          
7月初旬とあって、至るところで見かけた色とりどりの・・・ルピナス、咲き乱れるマーガレット。
                       
エーデルワイスがこんなに!
ヨーロッパでもっとも有名な高山植物ながら、お隣の奥さん曰く「夏場に行ったスイスさえ、エーデルワイスの花を見つけるのは難しかった」・・との事なのに。ボサボサと咲いているのはどうなんでしょう#59122;

          
鮮やかな芍薬の花が今頃見られるのは、やはり遅いんでしょうね。
下の方では、紫色のチャービルも咲いていました。


一面にカラフルなお花畑・・・マリーゴールド畑、サルビア畑、キンギョソウ畑と、なんにでも畑を付けたくなっちゃう#59126;
7月中旬にかけてどれもが満開となり、今頃はきっともっと素敵な様相をを見せているはず。
今回訪れた北海道で最も魅せられた土地・・・美瑛。
表情豊かな大地を大いに走った、大いに写真も撮った一日でした。

次は、ラベンダーの富良野へ行きます。