8月5日(日)
前回の富良野、美瑛観光で行かずに終わってしまった・・・「青い池」。青い池は上川郡美瑛町白金にある、人造池の通称との事です。

美瑛市街から車で30分の距離、富良野のラベンダーと並ぶ人気スポットながら・・・白金温泉までの一本道だから、たどり着くまでの渋滞でも知られています。
シーズン中の週末などは早朝に出ないと、当地まで延々・・・車中の人となる可能性も大きいと。
そう知って、反対側の白金から向かった訳です、そのお蔭で駐車場へ入るのもスムーズでした。
        
昭和63年に噴火した十勝岳の火山泥流災害を防止する為、美瑛川に作られた堰堤でしたが・・・その防災工事の生産過程による副産物である人造池のひとつ。
山の地下水が崖の途中でアルミニウムを含んだ水と美瑛川とが混ざり、「コロイド」という粒子が生成され、太陽からの光も相まることから水面が青く見えるのだそう。


水没により・・・カラマツ、白樺などの木々は枯れています。


周囲を取り囲む木々の間から垣間見る、水面のコントラスト#59130;
見る時間帯や見る角度によりひとつの池で・・・ライトブルー、スカイブルーやコバルトブルーからシアン色への・・・グラデーション。色の変化が楽しめます。
        
サッと風ひとつ、水面が揺れるだけで色合いに変化。澄んで見える湖面も美しい。
立ち枯れのカラマツ、池から生えたように見える木々が、神秘的なムードを醸している・・・・と言うのに。

左上に写っている観光客の多さにはお気づきですか?
遊歩道の狭さに加えて、賑やか過ぎる観光客。
C国、K国の観光バスが駐車場に並んで、賑やかな団体客だらけに。これまで周ってきたところとは違った雰囲気が漂っていました#59136;

夕方近い時刻に関わらず混み合う散策道、ラッシュアワー並みに溢れていました。写真では美しい光景ですが、写真を撮るのも一苦労するくらい#59136;

今回の地震により観光業にとって海外からツアー客減少は痛手でしょうが・・・、とにかく声が我々の基準値を超えて大きい、数が多くなる事による異常なうるささ。
ベストスポットでは待っている人など目に入らないのか?次々と決める自撮りポーズ、これまたマイペースで長い・・・かの観光客達の存在は勘弁してほしいなぁと感じるのであります#59142;
大体自分の国にも、絶景として知られる世界遺産「九寨溝(きゅうさいこう)」があるじゃないの。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%AF%A8%E6%BA%9D四川省北部から更に移動、チベット民族自治州へ向かうのも大変らしいですけど。。行った事ないし、ましてや態々行こうなんて気持ちはありません。

間もなく初雪の観測される十勝山麓。秋の紅葉が見られる期間は短いものの、池に映し出される紅葉シーズンはまた混雑をすることでしょう。
立ち寄りせずに来てしまいましたけれど、「青い池」の源流「白ひげの滝」も見どころのひとつと言います。
観終わってからの帰路、まだ続く反対側の渋滞を目にして「わ、これからまだまだ~~!お気の毒に~~」って。
この日のホテルへ向かいますね。