一昨年だったかの「船山温泉」同様、今回の山梨も山の中のほぼ一軒宿!
 
建物の前のデッキには、ご主人の作られたピザ窯、バーベキュー炉とあります。

※現オーナーご夫妻は2代目だそう、初代オーナーさんが宿「らんたん」を売りに出し、山を下りられた。その後常連客であったオーナーご夫妻が脱サラして購入、宿を再開した。二人のお嬢さんのうち、大学生の上の方は東京で暮らしているとか。こちらは数年前の「人生の楽園」に出演、紹介されたそうです。

小ぢんまりしたフロント。横に藤製のミニショップ、様々なフレーバーのジャムが並んでいました。
右側を進むと、立派な薪ストーブの置かれた談話室。その奥がレストランスペースです。

そして客室は、全て2階。

階段を上がってすぐのところに、飲み物、スナック類の置かれた冷蔵庫。冷蔵庫の上にメモ帳があり、自己申告制となっていました。
          
廊下の左右に、8室並んでいます。
指定された部屋は、一番奥「かたくり」でした。
  
                       
入って直ぐにツインベット、狭いながら二面の窓。窓際には籐椅子とテーブルがあります。
右にクローゼット、上の棚には毛布の用意もありました。・・・そう言えば、お玄関にも柄違いの半纏が重ねてありましたもの。南アルプスの麓だけに、これからの季節は大変な寒さでしょう#59142;
続いては水回りです。右からシャワーブース、洗面台には、歯ブラシと歯磨き用コップの用意が。籐籠にはバスタオルとタオル、これはどちらも薄くなっていて替え時ではないかしら#59136; そしておトイレと。この配置でも私は使いやすく感じました(^_^)
・・・それから念のため・・・こちらでは浴衣、ロングの寝間着の用意もありませんので、持参するのをお忘れなく(^_-)-☆
部屋でWifiは使えません。ロビー付近は確認していませんが、おそらく無理かと思います。

トトロのお部屋(ラウンジ?)のすぐ隣りでしたので、早速、探検!
 
写真集に、小説、雑誌。漫画の種類も多く、どなたか好きな方がいらっしゃるのかしらね。
              
ビデオやDVDも見る事は可能でしたけれど、どれも年数の経過が感じられて、残念ながら断念しました。
        
トトロの部屋から下界を見下ろす(網戸越しですが・・・)#59009;
先は非常階段で、裏側の露天風呂の建物が見えました。
お風呂は館内にも内湯が2か所?全て貸し切りで使えるのです#59126; 館内はザっと以上で。

一息ついてから、ユックリ温泉を楽しみました#59127;
到着後すぐに浸かったお風呂、露天風呂の手前側に内湯があります。美人の湯で評判の高アルカリの天然温泉(^o^)V

敷地内の奥になりますから、一旦建物の外に出て露天風呂へ向かう形です。
入り口のドアを開けると、脱衣所。
雨や雪の日でも、傘があるから安心ね#59126;
そしてまた内湯のドア、窓の広い開放感のある浴室です。

洗い場は三か所、ボディソープ類と共に固形石鹸も置いてあったところを夫は気に入ったとか。確かにボディソープは私も好きではありません。
                
透き通った浴槽の中へ、石風呂はジェット機能付きでマッサージ効果もあり。一列に並んだ木の卵を浮かべて遊ぶ#59126; 身体を温めたら、宿自慢の露天風呂へ。
45度近いのかな?熱めの湯の掛け流しで・・・。ただし外気温が低い為、このくらいの熱さが必要かもしれません。大人2人でも充分な大きさでした。
        
現オーナーが信楽焼のお風呂を特注して設置、「らんたん」の名前入りです。側に建つ「トトロ」もワイン樽を元に手作りしたもの、元々が手造りの上に何度も使いまわすワイン樽(これは先日のニッカウィスキー、また沖縄のヘリオス酒造でも学習済み)だけに、どちらもかなり高い買い物だったとか。
露天は、夜9時半までの入浴になります。下の源泉から引き湯していいるので温度が下がり、また元々の源泉温度も36度くらいだから加温しているそう。
雨が降り出したからと…傘を持って迎えに来た奥さんから伺いました。

その後、寝る前に入ったのは内湯です。1階に内湯は2か所があり、大きめの内湯の方を用意してくださっていました。

脱衣所には洗面スペース、椅子とあります。
浴室の洗い場は、同じく3か所。シャンプー、コンディショナーはPOLAと資生堂TUBAKIとありました。
            
同じく、加温されています。小ぶりながら雰囲気の良い落ち着いたお風呂です。浴槽内温度は適温。
入浴時間も限られていますが・・・小さな宿で、宿泊料金はとてもリーズナボー!
でも光熱費に温泉の加温とかかる費用面からも…それは仕方がありません。

夜は思いがけない程、冷え込みました。
翌朝の利用は6時から、夫に「温泉入らないの?」と誘われましたが、もう眠くて、「面倒だから、朝はいい」とまた寝てしまった私#59137;
一人朝の露天風呂で、気持ちの良い時間を過ごしてきたとか。
夕食時に判明した事ながら、実はこの日は我々だけの貸切でした。週末に関わらず#59142; それでも二人の為に、電気、光熱費、お風呂の湯温管理にお掃除まである訳ですので…。

落ち着いて温かなムードの中で頂いたお食事については次回。続きますね。