外観は平屋ながら、二階…と言っても中二階にも客室があるのです。丁寧に磨き上げられた廊下や手すり、床は当然ピッカピカ。
お部屋を見せてもらった夫曰く「二階の部屋も雰囲気が良かったぞ」ですって#59126; 「翌朝見たら、障子にはたきをかけるところから掃除をしているんだ」。

この階段脇から入る形の・・・最初に浸かった浴室は「岩風呂」でした。館内には24時間入れる?かけ流しの温泉が二か所あります。
夕食前は男女別のルールがあった為、その後貸切にしてもらおうと考えていましたが、大女将の「その前に入ってしまっていいですよ」。・・・とのお言葉に甘えてIN!
脱衣所はチョッと狭め、必要最低限にシンプルです。
シャワー&カランは3カ所。
シャンプー類はよくあるPOLA製品、それに大きな固形石鹸も。これに、夫喜ぶ(^o^)
        
柱がある為、変形の四角い湯舟。自分で撮ったものは、あまりの湯気にボケてしまっていて・・・宿のHPからお借りしました。
後で利用の檜風呂と比べて、コンパクトサイズ。そして温泉成分がびっしり付いた湯口には、なぜかリスがいるのです(^o^)
弱アルカリ性高温泉、源泉温度は54℃と熱めの湯が並々かけ流されていました。
とりあえず、お風呂へ。
熱めの源泉なので投入量はやや少なめ。熱い湯に肩まで浸かり、じんわりと旅の疲れを解き放つ。・・・って、疲れる事など何もしていませんけれど#59142; お湯が熱めなので半身浴もしたりして・・・プライベートな雰囲気を味わいました。
掛け流しの源泉が熱いので、どうしても表面が熱くなりやすい。そこでお湯をかき回す「檜の湯かき棒」が置いてあったのだ。
「この湯かき棒は、家で使っていたのと同じ。しかしあんな小さな浴槽で、湯かき棒なんか必要があったのだろうか?」(^-^;

もうひとつは、檜の香りも楽しめる長方形の内風呂「檜風呂」。宿の規模に比べて、脱衣所も、浴室の湯船も大きいです#59125;

畳敷きの脱衣所の床は温泉熱でポカポカ、スノコのベンチが二つあり着替えも楽チンです♪ 
アメニティーは置いていないけど、洗面台もありました。ここでもチューブラーのダストボックスが、ベージュ色は家のと全く同じよ♪

カラン&シャワーは二か所だったかな。湯舟への出入りも、手すりがあれは一人で大丈夫!助かるわ~~
奈良時代に開湯されたとされる・・・湯に身をゆだね、天井を見上げると・・・立派な梁に圧倒されます。
2人では勿体ない程に広い浴室と、木々の宿す歴史を感じながら・・・ただ湯を愉しむ、贅沢。
大きな浴槽なので、足を伸ばしてゆったりと温まりました。

ドアに取っ手に「女湯」あるいは「男湯」、「家族風呂」「空いてます」の札をかけ替えるだけの大らかさが良い#59125;
部屋数が元々少ないところで必ずどちらか空いていたから、予約の必要もなく利用しやすく思えました。

部屋に洗面、トイレがないので、お風呂の前に共同のおトイレがあります。
左手の2カ所が女性用。その奥が男性用となっている造りながら・・・土曜泊、温泉入り放題で@10000円チョッとの料金なので・・・。つまりこの程度の事は気にしません(笑)
元が民家であったと言う構造上から、また各部屋にトイレ&浴室を持たない為に、その分低価格の宿泊を提供出来ていると言う。。
        
二か所の洗面所、朝食後の一時だけは待ちましたけど、仕方がないと割り切るしかありません。
食事については省略。次回に詳しく・・・・。

夕ご飯を食べ終えて部屋へ戻ると、お布団が敷いてありました。ムアツ布団の足元には、湯たんぽ#59126;
この湯たんぽに、夫はあまりの懐かしさからか大喜び!エラク感動しています。もう単純なんだから(・o・)
しかし今の湯たんぽって朝まで熱くて冷めないのね。

全館温泉を利用した床暖房とありましたが、エアコンだけではどうにも寒くて、ヒーターを借りてきたらやはり温か~~い♪

寝る前には、広く使い勝手の良い檜風呂へ。
天井が高く!檜の浴槽の下、湯口から熱めの源泉が常に湧き出ています#59125; お部屋でゴロゴロした後、源泉7カ所!毎分3000リットルの噴出量を誇る豊富な湯量の温泉に・・・浸かるのは、本当贅沢!

熱い湯野上の湯を愉しみ・・・朝までグッスリ!寝心地の良さは言うまでもありません。
        
Frank Lloyd Wright/フランク・ロイド・ライトのタリアセン#59130;
古い日本家屋故、防音面の心配はあったものの、隣りは一人旅の方と…宿のサポートのお陰で静かに過ごせました。

そしてまた、起床後にも一浴び#59127; 源泉100%の天然温泉は何度でも浸かりたくなるのでした。
乳白色のすりガラスから差し込む朝の光が、とても柔らか#59125; 熟睡した後の目覚めのお風呂~~♪
熱めのお湯なので、早朝のひんやりとした空気の中、気持ちが良かった。

美味しい食事に温泉。これ以上の贅沢はない(●^o^●)・・・と言う事で、次回は食事編です#59126;