福島県湯野上温泉へ･･･⑥「湯野上温泉駅」にて

チェックアウト後、まず向かったのは湯野上温泉駅でした。
　　　　　　　　
今や全国でも珍しい、茅葺き屋根の木造駅舎として知られる、会津鉄道「湯野上温泉駅」。
茅葺の建物が並ぶ宿場町「大内宿」への玄関口として、その風情ある景観になぞらえ･･･昭和の終わり60年代にふかれた屋根だそうです。
この姿を横目に見ながら…国道121号線は年に何度も通っているだけに、特別な思い入れはなかったけれど立ち寄ってみました。

※この湯野上駅に次いで、大分県玖珠郡九重町にある「豊後中村駅」も茅葺き屋根の駅舎となった模様です。

駅のすぐ脇駐車場に車を置きましたら、目の前では･･･駅～大内宿間を往復運行する循環バス「猿游号（さるゆうごう）」が乗客待ちをしているところでした。
　　　　　　　　
待合室の一角にある囲炉裏で火が焚かれる板の間は、観光向けサービスとばかり思っていたら、茅葺き屋根に集まる虫を煙で追い払う役割を果たしているのですって。
駅舎の中は、切符を売る窓口、特産品を販売している売店もあり･･･会津の名産品はここにも並んでいます。
しかし以前、こちらで買い求めたニシンの山椒漬けは、保存可能なものだけに美味しくありませんでした

一両きりの列車入線。

自動改札などはなく、駅の業務を委託された下郷町観光公社の女性達が交代制で駅長を務めているとか。カメラを持って待っていたら、「入場券を買わなくてもいいですよ」と、ホームに入れてもらえました。
会津若松行きの列車が到着。これに合わせて、皆さんお帰りになったようね。

　　　　　　　　
2002年（平成14年）「東北の駅百選」選定。現在では田舎風の素朴な魅力に、多くの観光客が訪れる名物駅となっています。
屋根の上側に着いた緑色の苔が、良い雰囲気を醸しておりました
駅の隣には源泉かけ流しの足湯「親子地蔵の湯」、旅行客だけでなく、通勤・通学客までが利用、旅の疲れを癒してくれる存在となっている模様。　何分にもこちらは「湯けむりの里」ですものね

・・・しかし私達が駅へと向かった理由は・・・
フッ、フッ、フ！！　チャンと理由はあったのだ！
「下郷町観光協会」主催「冬のしもごう満喫　スタンプラリー」のちらしを、「にしきや」さん館内で見つけたからさ
私達夫婦は揃って、こうしたスタンプもの大好き　これまでもスタンプを集めて、様々な特典を受けてまいりましたものね～～(^o^)V

※スタンプラリー加盟店で･･･泊まって（必須）、食べて、買っては(５００円以上でスタンプ１個)…スタンプを3つ集める事で、先着or抽選にて素敵な特典をプレゼント･･･と言うもの。
　　　　
スタンプを３つ、アンケートに答えて･･･
＊１ 先着 3,000 名、湯野上温泉駅にて、下郷町内で使用できる3000円分の利用券と引き換えられる。
＊２ ガラガラポン抽選で、1000名に特産品をプレゼント♪
　　　　　
ガラガラの福引では、一つ一つ手づくりされる「湯六庵」くるみようかん。
地元下郷町で愛され続けてきた一口羊羹は、くるみの香ばしさと餡の甘さが口の中で優しく溶け合います。それぞれが起き上がり小法師と一緒にラッピングされているところも嬉しい　起き上がり小法師は会津地方に伝わる郷土玩具のひとつです♪　
湯野上温泉駅の売店と電車の中でだけ売られている、「限定」くみようかんなのですって。
丸いのは「しんごろう」かしら？「Shimogo town」ボールペンも一緒にゲット！

さて、お買い物券利用の成果は・・・。
　　　　
一体どれだけ続くのか？　ここまできたら諦めてお付き合いくださいな(*´艸｀*)

タグ：福島県　湯野上温泉駅 「湯六庵」くるみようかん 下郷町観光協会　「冬のしもごう満喫　スタンプラリー」

コメント 16

湯野上温泉駅、懐かしい。
高校の合宿で行きました。
by 八犬伝 (2019-12-23 21:05) 

囲炉裏、いいでやすなあ。
あっしは近所の喫茶店の囲炉裏風の設えで疑似体験して楽しんでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-12-23 21:12) 

八犬伝さんへ
高校生の頃の合宿ですか！
この辺りって意外に、都心からの便も良いですからね^^

ぼんぼちぼちぼちさんへ
こちらではお茶の接待まであるとか、確かに湯飲み茶わんも見かけました。都会からの観光客の皆さんの、撮影スポットのひとつと思います♪
by hana2019 (2019-12-23 21:23) 

木造駅舎もうあまりないんですね～＾＾
by とまと (2019-12-23 21:38) 

とまとさんへ
小さくて平屋の木造駅舎は、ﾎﾝﾄ少なくなっている気がします。
by hana2019 (2019-12-23 22:15) 

囲炉裏って、わたし実物を見たことないような（笑）。いいですね～、この雰囲気。こんなお部屋で暖を取りながら読書などしつつうつらうつらできたら格別でしょうね。美しい雪女さんが夢に出てくるかも・・・。
羊羹は母の大好物で、わたしも時々食べたくなります。しかもくるみが入っているとなると美味しさもグッと引き立つでしょうね。でもこのところ我が家は甘いものを食べる頻度が増えておりまして、母の体重などを考えるとちょっとどうかなとは思いますが、今週の検査結果を見てまたいろいろ検討したいと思ってます。ＲＵＫＯ
by 末尾ルコ（アルベール） (2019-12-24 00:44) 

南会津地方はさいたま市とご縁が深いようですね＾＾
会津鉄道　まだ乗ったことがないので乗ってみたいです☆

by 獏 (2019-12-24 03:25) 

囲炉裏のけむりが虫を払うとは昔聞いたことがありましたが忘れていました。
とてもローカルな列車ですね。
by ヤマカゼ (2019-12-24 07:13) 

モノクロの写真が
昭和の風情を漂わせ、いい感じです。
おニューのカメラで、
色々楽しめそうですね。

私は未だにデジカメの機能を使いこなせず、
先日やっと強制発光のやり方が分かりました。
説明書を読まないので、
新しい自力の発見が嬉しかったです。
by ゲンさんおかさん (2019-12-24 09:13) 

3000円分の利用券とは大盤振る舞いですねぇ(@_@)
こんな楽しいスタンプラリー、参加しない手はないです！！
でも車じゃないとサクサクっと行動出来ないから、
集めるのも大変になりそうかな(^^;
by まつき (2019-12-24 11:26) 

末尾ルコ（アルベール）さんへ
RUKOさんの中では、映画の世界でしょうか。
この囲炉裏をバックに、ニコニコ笑顔で皆さんお写真を撮っていらっしゃいました。
囲炉裏を使い焼き立ての岩魚やジビエ料理を提供する宿、東北は勿論、県内でも日光等で多くあるものの、私はその前に正座をして食べる事が無理なものですから…良いなぁと思いつつ、敬遠してしまっております。

こちらの一口羊羹は一個と思いつつ、次へと手の出てしまう…危険さをもちあわせるお菓子でした。胡桃もながら、この小っちゃな起き上がりこぼうしが可愛いのです♪
家で過ごす時間、特に冬場は、甘いものに果物と、我が体重も止まる気配がございません＾＾
by hana2019 (2019-12-24 11:34) 

獏さんへ
＞南会津地方はさいたま市とご縁が深いようですね＾＾
弟の家もさいたま市内ですけれど、そうなのですか？
鬼怒川から会津田島まで延伸時に息子と乗車しました。トンネルばかりで会ったような気がします。

ヤマカゼさんへ
夫曰く、ボロボロのディーゼル車だそうです。可愛らしいラッピング列車なのに。。

ゲンさんおかさん様へ
おかさん様、お帰りなさ～い‼　お帰りをお待ちしておりましたよ！
モノクロ加工はPCのソフトの方で致したもの、私それほどメカに強くはありませんので。。

まつきさんへ
一人３０００円ですから、お土産やらお野菜やらたくさん買えてしまいました＾＾
超マメな夫だけに、どこまでも走ってしまいますとも！
宿泊自体お得であったのに、ホント申し訳ないです。。

by hana2019 (2019-12-24 11:45) 

撮影だけなら入場料いらないなんてぇ
粋な計らいですわっ
そこに食いつくのかぁ
とへっへえへ
歴史を味合うのに会津は良いですね
羊羹イケない物見てしまったわっ
ヨダレが・・・
(´艸｀*)

by みうさぎ (2019-12-24 12:02) 

みうさぎさんへ
こちらは都市部の駅とは全く違います。入ろうと思えば、どこからでもホームに入れる。
それに乗客と、そうでないかは見てもわかるものです。
新潟から富山、福井、京都と日本海側の街には叶いませんけれど、会津は戊辰戦争で負けて、国賊とまでされた悲しい歴史をもつところです。
そして東日本大震災での被害、原発事故に対しての風評被害でも県内各地が苦しめられました。
by hana2019 (2019-12-24 18:58) 

(*ﾟ∀)ﾉ.｡･:メリークリスマス*:･ﾟ`☆､｡･:*:･ﾟ`★.･ﾟ
(((*★*プレゼント*★*)))ﾍ(･_･ﾍ).∠(o･_･)/由

ぁぁ、ローカル線で旅をしたい（ﾟ□ﾟ）
by 英ちゃん (2019-12-24 22:43) 

英ちゃんさんへ
( ^_^)／☆＼(^_^ )メリクリ記事･･･少し遅れてアップいたしました^^
プレゼントは勿論ありです♪


by hana2019 (2019-12-24 23:27)