「日本一のえびす様」で知られる、また月に一度(第2日曜日の)骨董市が人気、真岡市の大前神社は1500年有余の歴史を誇る・・・延喜式内の名社。祀られている神様は「福の神だいこく様」と「えびす様」で、「開運招福」の願いを叶えてくれる神様だそう。
※延喜式(えんぎしきとは、)…奈良、平安時代に神祗制度を確立するために作られた法典のこと。
そうした難しい用語より、季節毎の「大祭」「初宮詣」「七五三祈祷」等、年間を通し地元民の生活に密着、祭事を司る神社と、また観光しても楽しめるところと思っていました。
※式内社は朝廷から官社として認められていた神社を指し、国幣小社として国司から幣帛を受けた。古くから朝廷にも知られる程の古社であった事を初めて理解をしました。

以下は先月23日、出かけた際撮った画像です。
        
駐車場に車を置いて、参道へと向かう途中にまだ、名残りの紅葉が残っていたのを目にできました。

一之鳥居からは、長い参道が続く。すぐ脇を県内でも下流となる「五行川」が流れている辺り、清々しい気分になる要因に感じます。
今年は、紅葉の当たり年かな?出かける先々で色づいた木々を愛でられのは幸せですね♪
                   
赤い三之鳥居から、境内へ。
        
比較的午前中の早い時間に関わらず、私達以外に参拝者の姿あり。

その訳はまだ11月であったので、可愛い「七五三」の着物姿でチョコチョコ動き回る子供の可愛かった事#59126;
 
大前神社の拝殿・本殿ともに華美で煌びやかな佇まいそのものです#59130;

東照宮に代表される近世初期の権現造に準ずる複合型社殿形式とあり。社殿の意匠は発達した段階の装飾細部を備えた…虹梁・壁・蟇股・垂木など各所に彫刻が施されたもの。予想を超え極彩色の彫刻が施されていました。
 
文禄二年(1593)再建されたものも、幾度かの改修を経てはいるが現存すると言う。
先の新潟県魚沼市「永林寺」の石川雲蝶作と比較をしたら、雲蝶の力強く粗削りで、大胆な仕事ぶり。
それに対してこちらは細やかさ、優美さを感じたと言ったところでしょうか?


境内の奥には10の摂末社も祀られていますので、「大前神社」と「足尾山神社」、「大前恵比寿神社」の御朱印も「大前恵比寿神社」の授与所にて頂けます。境内で働いている巫女さんの衣装も、一度くらいはと憧れますね(ღˇᴗˇ)。o♡
                          
                       
「大前恵比寿神社」が鎮座しています。大前神社の神様のお使いは「鯉」だそう、写ってはいませんが、こちらの前にも石の鯉がいます。
        
「日本一えびす様」は地元有志の方々により奉納された神像で、大谷石の台座の中に社殿が鎮座しています。
左右に植栽されている、白梅、紅梅は固い蕾のまま。年明けにでも観に来たいと思わせますが・・・
お宝骨董市は当面の間、中止だそうです。

最後に、御朱印をいただいて、大崎神社の参拝は終りです。
                           
次のところへ向かいますね。