先日の「ベルテラシェ大谷」に行く途中の、通称「大谷街道」沿いに建つ和菓子店「飯田屋菓子舗」さん。
大谷石造りの立派な店構えに、「大谷石もなか」の看板が気になったその時、のせて頂いていた車のドライバーさんが「ここの最中は美味しいですよ。田舎の和菓子屋さんにしてはですけど」って。

道も迷わずにスイスイ走らせて・・・♪ 色々ご存じなので「あの、どうしてそんなに詳しいのですか」と尋ねましたら、彼女:「母の実家が、この近くなので」
わぁ~~!マズイ!! 知らなかったから「大谷地区って石の採掘し過ぎで、地下は大きな空洞になっているそう。地震の時とか怖くないのかな?」なんて、無責任な会話をしていたからでした#59143; 確か2~30年前に大谷地区では実際、大陥没がありましたので・・・。
慌てて、私:「あの、ではご実家も石屋さん関係ですか」
彼女:「いえ、百姓です」って。百姓と言い切るところカッコイイなぁ#59125; 誰でも普通多少の見栄を張ったり、親しくない相手には恰好つけるものながら。以前にも会話の中で「家の夫は、コックなんです」と。しかし聞けばフレンチレストランのオーナーシュエフ#59126; 私なら「家はフレンチレストランを経営してます」って威張っちゃう(^_^)V 飾らぬ人柄には、それだけで尊敬!

・・・それに反して、我が夫はアルバイトでお小遣い稼ぎをしているビンボー爺ちゃんながら、大谷石もなかの話をしたら、その翌日買ってきてくれました#59030;

   
大谷石を模した長方形の最中は、粒あんと白あんの2種類あるものの、一見区別がつきません。しかしよーく見て、包みの外側に黒い小さな〇の付いてるのが粒あん最中でした。
「大谷石」の文字が入った皮は薄く、パリッの食感、香ばしく良い香りが上品。
光沢ある良質な食材に手間をかけて練られた、粒あんの美味しさも文句なし。
でも私が気にいったのは、白いんげん豆から作られる白あんの方でした#59125; 食べて伝わってくる粒選りの良質原料までが想像され、風味と甘さのバランスも素晴らしく良い。

これまで県内で最中と言えば、足利市内にある和菓子老舗「香雲堂本店」の「古印最中」・・・と思っておりましたけれど。
              
#59000;勿論、貰いものです。
かつて新田氏、足利氏祖先の古刹「鑁阿寺」など、多くの歴史的遺産は足利の誇り。その足利の地で足利ゆかりの古印・落款に因んだ「古印最中」を創業以来製造販売し続ける「香雲堂本店」さん。

しかしより身近なところで、意外な美味しさの、どこに出しても恥ずかしくない銘品があったのには驚かされました。



しっとり濃厚な一口サイズのブラウニー「ファッジブラウニー」は、あの新宿中村屋製。
お洒落パッケージに入った、個別包装10個入り。
いわゆるチョコレートお菓子だから、濃厚チョコでしっとりイメージ。
クォリティー高めのスィーツは、コーヒーと一緒に#59126;
同じようなものが続いてしまいますけど、、、
「ニューヨークパーフェクトチーズ」をヒットさせたKAMINARIYAが、次に手掛けた新ブランド、キャラメル菓子専門店「ローストキャラメルマーケット」詰め合わせです。
究極のキャラメル菓子専門店「ローストキャラメルマーケット」。

ナッツが香ばしい「ローストキャラメルマーケット」に、しっとり焼き上げた「キャラメルブラウニー」のセット♪

甘いものは苦手の、あなたには、パリッとしたおせんべいを♪

佐野の「加藤米菓」さんの、じねん焼きはお醤油の香ばしさを味わう、手焼きせんべい。

※じねん焼きの~じねんとは自然のことです。遠いむかしから、日本人が大切にしてきた自然を指すそうです。
片火でじっくり焼いた…薄くて繊細な食感が美味しい、薄焼き煎餅と。
   
チェッカー柄の紙パックには、じねん焼き、炭火焼きと胡麻せんべいが入っていました。

※加藤米菓の煎餅と言えば・・・かつては煎餅の生地を屋根にのせて、太陽の恵みで乾燥させる、大変手間のかかった煎餅作りで知られています。
天日で乾かしたお煎餅は、やはり一味違う甘みのある煎餅となり、昔ながらの素朴な懐かしい味わいは「美味しい」と、地元のみならず評判となっているのでした!

・・・以上5点は、弟からもらったものでした。