三日目はもう帰る日、そこでお昼は日光市の(・・・とは言え、自宅からは最も近い日光)「観世音そば 下の家」さんで食べる事としました。
どちらかと言ったらガッツリ系のメニューが続いたので、冷たく喉ごしが良い手打ち蕎麦をすするのも良いと考えたからです。
 
JR日光線踏切近くで、日光線車両(残念ながら、普通のながら#59142;)に遭遇。

目的のお店はこちら。驚くほどシンプルな外観! 実際、驚いた?

幸い待ち時間もなく、すぐ入店出来ました。
特にメニューは見なくても、オーダーは大ざるで運ばれる五合もりそば(2600円)と決まっています。人数が多い時しか頼めませんものね#59126;
この上の一升盛りもあります。
ヒメだけは一人「私は、もりうどんでお願い♪」ですって ピカピカ、つるつるした・・・一人おうどん(^o^)

細麺で少し白っぽいお蕎麦。汁の加減も上品で、冷水でキュッとしめた麺は喉越しも良く、あっという間に、我々も完食してしまいました。
何時もながらの美味しさに納得#59125;

エビ・小柱入りの熱々かき揚げはそれぞれに。作り置きせずに注文の都度揚げたてだから、抹茶塩で美味しく食べられるのです(*^_^*)
五号蕎麦を4人で食べて、もの足りなそうな息子はここでもつ煮込みと、もり蕎麦の追加オーダーを。
もりそば(600円)は一人前でも嬉しい2段蒸籠、ちなみに大盛りにしたら3段重ねで提供をされます。
そば粉は全て自家栽培、自家製粉の二八そば(●^o^●)
都心の蕎麦店で提供される内容と比較したら…安い、美味しい…で、魅力的に思います。そこにスマートさ、オシャレ感はゼロですけどね。
最後にヒメは、くずきりのデザートで〆ていました。

幹線道路からも外れた立地。味もそっけもないプレハブ造りの外観ながらも、知る人ぞ知る旨い蕎麦を食べさせる名店のひとつと思っています。


子授け観音で有名な「岩崎観音」のすぐ下にある事から「 下の家」の店名。 
         
弘法太師が開山したとされる岩崎観世音は、70段の階段を上がっていくと、精巧な獅子や鶴などの彫刻、極彩色で描かれた天井画をもつ本堂があるものの、この日は閉まっていたと話していました。
それでも都心に住む息子家族には、こんな渋い光景さえ身近にないものだから、それにここも一応は日光#59130; それなりに楽しめた模様。

夏蕎麦を刈り取った後、次の種をまいた後なのでしょう。蕎麦の赤ちゃん苗が綺麗に並ぶ一枚#59009;

こうして二泊していった息子家族でした。遊びに来ている最中は何かと慌ただしくて、バタバタでいるものながら、帰るとなると寂しくなって。
また普段通りの毎日になるのか?と感傷的な思いにとらわれてしまうもの#59143; そうであっても、誰のものでもない我が人生、シッカリ生きていかねばなりませんね。