奥多摩の町をあとにして、もっと見どころがあったはずなんて・・・野暮には言わないで。だって次は東京のリゾート、箱根だもの。

2時間半あまりで「箱根湯本駅」。ちょうどロマンスカーが停まっていました。
湯本商店街は平日に関わらず、相変わらず多くの人で賑わっています。老舗和菓子店「ちもと」前を通り、もち米使用の白玉粉を練り上げた柔らかーい「湯もち」、たまに食べたくなる食感ですね。
箱根登山鉄道、「早川」の流れと並行して走って行きます。塔之澤から(箱根をそれ程知る訳ではないが)大平台へ。

宮ノ下「富士屋ホテル」脇を走っても、まだまだ。
孫娘たちとの箱根二の平宿泊から、早10年近く。それ以降日帰りで立ち寄りした事はあったものの、随分久しぶりの箱根となりました。
強羅からは、その先「芦ノ湖」方向へと進んで。仙石原の別荘案内図を折れて山道を上へ、その宿「箱根ふうら」は建っていました。

  
元保養所の建物を元に、全6室。旅行業界人であった(〇〇ルートさんかな?)の若きオーナーが、2010年にオープンした宿です。見た目の通り…経年劣化を漂わせる外壁(笑)は、そのままで手を加えていない模様。
      
階段を上がった先がエントランス、宿の玄関となります。

フロント付近にも以前の名残りあり、ロビー上部は吹き抜けになっています。年季の入った設えだが、丁寧にケアしながら営んでいると感じました。
一部リニューアルされた館内は綺麗。高い位置にあるから眺めも良くて、静かな大人の為の宿でした。
元から6室、そこに現在は更に宿泊人数を抑えているのか、チェックインから様々な案内、見送りと、接客は基本彼一人でやっているらしかった。

希望した一階のお部屋「あじさい」は、浴室から、レストランからの距離も近い。「あじさい」と「つつじ」は一階となり、他の客室は2階です。

ズッシリ重たいドアを開けると、前室だった?かがあって・・・。
おこたが置かれている和室。前泊の「はとのす荘」とムードを変えて、ふわり優しい座椅子、炬燵でぬくぬくが良いと思ったから。
       
年季の入った設えだが、床の間のある部屋。
窓側からもしつこく撮ってみる(*´艸`*)
障子を開けたらチラリ、噴煙を上げる大涌谷が見えます。
      
クローゼットには羽織、予備の毛布。大浴場用の湯カゴ。金庫あり。
その奥がベッドルーム、二人だから三部屋は無駄に広いと感じたのは確かに#59142;

ここでは掛け布団の上に、毛布なのね!どちらを上にしたら温かいのか、冬が来る度に考えるが、生活習慣は中々変えられませんね(^Q^)/

アメニティ関連では、チェックインが終わった時点で、浴衣を選びました。

お着きお菓子は戸田塩菓子「ほろりん」、普通の温泉まんじゅうが良かったなぁ#59143;



トイレ、洗面所は当然付いていますよ。

箱根にあってもほとんど知名度のない、こちらの宿。この先の展開は!?
続きますね。