山中の雑木林にも咲く#59128;
      
四月に入ってすぐの先週、火曜日は我が実家へ。その翌日は夫の用事に便乗、日光へ出かけておりました。
車窓から眺めた風景の連続...。

しのびやかに軽く、心をくすぐるように、日一日と近づいてきている春#59130;を感じます。
この季節のなんと、美しい!気づかぬ内に、冬は遥かに遠のいていたのだ。
春がきて、裸の木々が一斉に芽吹いた瞬間の、枝先が薄明るく見える一時。ほんのり赤みを帯びた枝々に、淡い色合いの山桜のせいでもりもりに発光した…山の光景にはつい見とれてしまいます。

あらゆる木々の梢がそれぞれ新芽の色で彩られる様子。春がどっと押し寄せる迫力はたじろいてしまうほど。梨畑の白い梨の花も真っ盛りです!!

変わってこれからは日光市内。南より北へと歩みを運ぶ季節ゆえの遅い春。

この地でさえソメイヨシノは咲き終えてしまい、順を追った次の桜です。
      
春ならではの霞んだ空の下には、この地で営々と続いた人の営みが垣間見られました。

それでも雪柳は満開に咲き、水仙の群れに、つくしが大地を覆ってます。


全く話は変わりますけれど。昨日の朝、ドーンと届いた荷物があるのです。かつての、夫の釣りの師匠Mさんからのプレゼント♪
発泡スチロールには、相模湾で釣ったお魚がたんまりと。

そこでお披露目を。お魚、お魚・・・#59138;

金色に輝いた連子鯛に、長い体型、頭部が大きく額が出っ張ったような四角い顔つきが愛らしいのは「甘鯛」? 京都、丹後半島では「グジ」の名で呼ばれるのは、この魚らしいですよ。何れも一本釣りしただけに高級魚#59130;
連子鯛と真鯛の違い? わかりません(^^ゞ
真鯛よりも小さい連子鯛は、成長しても30cm前後とか。

連子鯛、甘鯛はどちらも煮て良し、焼いて良し、お刺身でも美味しくいただけるそうながら。

届いた鯛たちと格闘した、夫さん。
見た目はともかく一尾はお造りへとしましたが、身が柔らかだからボロボロにされ、可哀想な姿となりました#59136;
それでも食べる部分はありましたが、「これ以上はどうやっても無理#59143;」と、残りは干物に変身です。
骨やあらからも美味しい出し汁がとれるから、夫が煮出した鯛の潮汁。
私がやったらと良かったと感じた、残念な味(@_@;)
小さい連子鯛は炊き込んで、鯛めしにしました。
キッチン内に飛び散った鱗の欠片だらけには困ります#59136; 
これまでも師匠Mさんからは、イサキ、カサゴ、ウマヅラハギ、メジマグロ、鰺に太刀魚、(テニスプレーヤーN氏の発言から、高級魚となった)ノドグロまで。

この夜の夕飯は、静岡市由比のお土産「桜えび」を持ってきて下さったO川さんにも、鯛飯食べさせちゃいます。
特別な一品などひとつも見あたらない、ありあわせの食事で失礼しました(^Q^)/

由比の桜えびは、「駿河湾の宝石」#59130; それは当然、以前より感じていた事でした、干し桜えびにしても1000円程度のパックには、ホンの一並べだけ#59143;
静岡市内を走る国道一号線の「由比駅」近く」桜えび料理の名店「くらさわや」さんのあまりの美味しさに、二度目息子一家も同行してしまったくらいでした。
O川さん桜えびは、「オリーブオイル&生でいただきます♪」
 
それだけでは、あまりに能がないから、桜えびのかき揚げも。
※静岡で「桜えびのかき揚げ」と言えば、「桜えびだけで揚げたもの。
「春」の味覚を味わえる幸せ#59117;

そうする間に、青空にこいのぼりが泳ぐ季節となってしまいそう。
その前にはまず、南の島を旅してきた日記を書かなくてはなりませぬ。