いきなり冬がやってきた。すでに紅葉はピークを過ぎてしまっています。
夏休みの旅日記が長引き過ぎて・・・益々記憶はあいまいになるばかり#59136; 4日目に立ち寄った北大校内イチョウ並木、70本のイチョウは10月下旬から11月上旬にかけて黄葉して、北国の短い秋を惜しむ多くの人々で賑わいを見せるとか。
それなのに今年の秋と言えば、秋を感じたのは一瞬って感じでした!
さらに北となる北海道内では、冬の到来がより身近なものと想像されます。
さて7泊目となるのは・・・道東オホーツク海に面したホテル。
観光地として釧路湿原や阿寒湖、摩周湖、さらには知床とメジャーな観光地が顔を揃えていますけれど。
斜里町から「網走湖」「能取湖」、ここまでは以前にも来たことがありました。そして秋になると真っ赤に紅葉する「サンゴ草」で知られるサロマ湖。
「サンゴ草」または「アッケシソウ」とも呼ばれる、湿地帯で育つ貴重な植物。その季節ではないから車窓からの眺めではわかりませんでした。
サロマ湖へと向かっての雄大な景色を見ながらドライブを楽しみます。移動距離はそこそこだったかな。

純白の花咲く、蕎麦畑。蕎麦の畑などどこも同じだけれど、好きなのだから仕方ありません。

曇り空の下、湖面は穏やかながら、海の色は冴えませんね。

2002年オープンの「サロマ湖 鶴雅リゾート」が、この日の宿。

「あかん遊久の里 鶴雅」「鶴鶴雅レイク阿寒ロッジ トゥラノ」…と、道東エリアを中心にリゾートホテルを運営する「鶴雅グループ」、ツアーによく使われるホテルだけに、過大な期待はしていませんでした。
東急リゾートより経営譲受し開業したとあり、建物自体もっと古いかもしれません。

駐車場からも、まさに湖#59130; サロマ湖は淡水と海水が混在した状態の、所謂「汽水湖」のようです。


東岸に建つホテルは湖に向かいあう形で、全体が縦長の造りとなっています。

それ程規模が大きい訳でないながら、天井の高い解放的なロビーフロント。フロアー奥には暖炉もありました。入館した瞬間に、館内を覆う木の温もりが出迎えてくれました。・・・と言っても、ここは二階です。
早速のチェックイン、夕食内容の確認がありました。アレルギーの有無を確かめたのです。
スタッフ女性が荷物を持ち、部屋まで案内してくれました。聞けば、新潟の方とか。帰省ひとつとっても、この土地からでは大変そう。
          
サロマ湖の「美しい夕日」#59130; オホ―ツクの海鮮料理が「ウリ」であるだけに、夕日の沈む時刻の表示がありますが…。6時半過ぎとは夕食タイムとまさに重なってしまうではありませんか(@_@;)
エレベーター脇には、ブックコーナー、子供向けの「木のおもちゃコーナー」もあったと思います。
アンティークスピーカー・パラゴンの音色を聴く、オーディオコーナーとかもあった模様#59126;

309号室は、サロマ湖一望のリゾートツイン。
      
湖一望のロケーションを思う存分!て感じで置かれたカウチソファ(^_^)V チラッと見える電話機は古い。
      
「サロマ湖周辺は、開発の手が入らずあるがままの自然が保全されている国定公園エリア。目の前には水平線が広がるだけ。夕景の素晴らしさに身を委ね、何もしない贅沢な時間時を忘れ、日常を離れて、寛ぎのひと時へお越しくださいませ。」とHPにある通り。

海とつながっている汽水湖ですので、潮の満ち引きで湖面の状況も変化を見せていきます#59025;

2年前のリノベ前の名残りか?でも洗面台がベッドルーム内といった造りも珍しいものではないです。ドアを開けて入ってすぐのトイレや水回り機能は部屋の入口近くに配置されているという事。
ベッドの反対側にテレビ、細長のテーブル。冷蔵庫、金庫、空気清浄機とコンパクトにまとめられていました。お付き菓子は「鶴雅グループ」共通のもの、部屋のキーはアイヌの木彫り細工です♪

館内で着る部屋着の他に、バスタオル&タオル、足袋ソックス、ランドリーバッグ。
グラスとお茶碗のみのシンプルな組み合わせ。湯沸かしポット、アイスペールの他に、双眼鏡があったのは探鳥の為でしょう\(◎o◎)/
ペットボトルではなくて、冷蔵庫内に用意されたのは、ウォーターポットに入りの…、でも美味しいお水でした。

沈む夕日を見ようと…食事処へ向かうギリギリの時刻まで、お部屋で待機中なり。

湖畔を眺めていたら、お散歩している数人のお客さんの姿がありました。素敵な光景です#59126;


      
この下の一階には売店、北海道定番のお土産である、北見といえばの「ハッカ」。そう、ここはチーム「ロコソラーレ」、カーリング娘の活躍する本拠地でもあります。
それからこちらには鉄分を含んだお湯の張られた大浴場「ワッカの湯」や、露天風呂。「ワッカ」はアイヌ語で「水」を意味すると言います。
プールバーとかもあった訳ながら、私は残り3~4日の為館内のコインランドリーでお洗濯をしました。

別盛りでお造り盛り合わせが提供される、食事編は次回に。 続きますね。