豆畑なのか?鮮やかな緑色の葉は茂り、真っ白に開花している蕎麦の畑も綺麗です#59130; しかし丘のある景色はあまりにもシツコイ、サスガに終わりにしましょう(^Q^)/

美瑛から富良野国道を南下していく、国道237号はJR富良野線とも並行して町を縦断します。

平屋造りの「JR上富良野駅」はいかにもローカル駅で、「富良野駅」の観光地らしい雰囲気とは対照的です。
しかし美瑛~富良野ドライブコースの一端であり、富良野観光のスタート地点とも感じられます。
以前泊った「富良野ナチュラクスホテル」は食事がダメダメでしたが。…富良野駅前に多くの飲食店、ホテルと様々な施設が建ち並ぶのと、この駅は異なる佇まいを見せています。
※そうであっても「ラベンダーと十勝岳のまち」上富良野町です。

富良野はラベンダーのシーズンだけって思っていませんか?
ラベンダーの花が咲くのは7月上旬~中旬となり、一般的な夏休みの前で観光客は見逃がしがちになるのが常。
道路脇に駐車して、ササっと眺めるのも可能な「ファーム富田」、その広大なラベンダー畑は入場無料。
「富良野・美瑛ノロッコ号」では「ラベンダー畑駅」まで作るほど、国内外の観光客に人気があります!
ラベンダーガーデンの広さは日本でも最大級との事で、数万坪の広さに植栽されるラベンダーですが、植えたラベンダーは7月下旬には全て刈り取られ、オイルへと加工されるのでした。
ファーム内のショップでは、ラベンダーのエッセンシャルオイル、入浴剤、石鹸、ラベンダーサシェとなって並ぶのです。

でも大丈夫!
国道から東側「十勝岳」方向へ向かいますと、まずはテレビドラマ「北の国から」シリーズのロケ地がそのままの状態で残されています。  でもロケ地巡りは一度したら十分。
さらに上がって「ふらのジャム園」を過ぎたら、、、この景色#59130;少しだけ高地ゆえに、開花も遅れるようです。

家族連れで賑わう「ふらのジャム園」から先へと足を延ばす人は少ないながら、このような緩い丘陵地一面のラベンダーが見られるのです。
花々が咲き誇り、眼下には農園風景の広がる絶好の展望スポット#59126; 是非この景色は味わって欲しい!!

ワイドで撮ったのでカラーが薄れてしまっていますが、「北海道らしい農業風景」名の百選にも選ばれているそうです。

雄大な自然に囲まれた展望台からは、夕張山地、夕張岳や芦別岳の十勝連峰、東京大学北海道演習林を、後ろに十勝岳も望めます。

間近で見たら、やや最盛期を過ぎていると感じますが、他所では終わってしまったラベンダーが咲いているだけで、良しとしましょう♪

この土地は以前、ハスカップの実も多く生っていたはずが、今回は見当たりません。「レットカーランツ」、「グースベリー」も鈴なりになる様子が見られたものの少なかった#59136; それでも国内の栽培数が少なく、ほとんど出荷もされない、珍しい北方系ベリーが直に見られるだけで楽しい#59126;
勿論、つまんで食べてしまいます(●^o^●) 大地からのプレゼント♪
     
花後で種になりかけのルピナス、ハマナスの花びらもジャムになるとか。
黄色い花は「キガラシ」と言います。白いバーベナのような花の根元からは新しいルピナスが出始めてきています。
ラベンダーの後は、ピンクの「クレオメ」、コスモス、バーベナと続く模様#59128;
手つかずの草原では白い花がアクセント、爽やかな「ミヤマゼンゴ」の花が咲き乱れていました。

他には訪れる人もなく、広大な富良野の景色を独り占めして、のんびり過ごせました。