ボリュームたっぷりの夕食をお腹いっぱい食べ、また普段よりも呑んだため、部屋に戻るなり爆睡した夫。大人だけの宿泊だから夜も静かで、それだけに起きたのも早かった模様です。
まだ私が寝ている間に、チェックインの際頂いた外湯チケットで、3か所の共同浴場(上湯・下湯・川原湯)巡りを済ませしまったとか。

「川原湯共同浴場」などは道路一本。その気になれば「温泉三昧」、早朝ゆえどこでも貸切状態で入湯出来たそう。

こちらはリアルな部屋からの景色。最高でしょ!他の宿の裏側ではなくて(笑)、この朝の空がです#58942;
外の温度はマイナスだけど、部屋の中はポカポカ快適。のんびり感も伝わるかしら(*゚▽゚)ノ

朝ご飯は、居酒屋部分のテーブルに用意されました。こちらもお隣さんが食べ終え立っていかれてからの一枚#59009; 朝食開始時刻は7時30分又は8時から、ここでも皆さん早いのです。

                  
壁に貼ってあった馬刺しPR広告、白鷹町は山形県内No.1の牛乳生産地でもあり、濃厚な味覚のソフトクリームも人気ながら、目玉商品は「馬肉」。町内にある馬肉の肥育から精肉まで担う専門業者が毎日運んでくる「馬刺し」を目当てに、遠方からもお客様が訪れると言います。

品数豊富に、旅館の朝食の見本のようなおかず達。
ほうれん草のお浸しには食用菊(もってのほか)、キノコの和え物、しらすおろしも嬉しい。
時期に合わせた食材使用の「地産地消」のおかずは、「アケビ」のキノコ詰めをはじめとした蔵王の山の恵みである山菜類、山菜ミズの実の部分=みずこぶ。山のキノコと以前はご家族で採りに行くと聞いてましたが…
郷土料理である、アケビの皮に鳥ひき肉とキノコを詰めたアケビ焼きは、甘辛のお味噌がかかっています。しかし何時の間に?一個が半分ずつに?
アケビ焼きを食べたのは今回三度目ながら、ネットリ食感の、野趣あふれる味わいが特徴です\(◎o◎)/

朝食には自家製温泉玉子…と割ってみたら、なんと!生卵だったとは#59143; 温玉係が寝坊をしたのかな???高級宿でしたら苦情入りますね。

お櫃いっぱいのご飯は勿論、山形県産「はえぬき」と美味しいお米を使っています。
 
自家製仕込み味噌のお味噌汁も美味しい♪ 私までお替りして食べましたものね#59125;
淹れてあるコーヒーはセルフで頂きました。
地の物を中心にした献立は変わりなく美味しい♪ 朝からお腹いっぱい!安定の内容で「ごちそうさま」。

観光地と言うには長閑で落ち着ける空気に包まれていて、湯治宿…ほどの風情もないが、時間を忘れて滞在したくなる雰囲気は感じられる。何時でもどこか温かく迎え入れてくれる、ふところの広さが嬉しい。
「ろばた」では昼食、夜の食事だけ、または日帰り入浴も受け入れています。
駐車場横の屋根付き足湯は 無料開放してますから、誰でも利用できます。そしておトイレまで併設している親切ぶり(^_^)ノ湯小屋へは、足湯からのドアを開けて行くのも可能。

朝のひと時♪、温泉が嬉しいダッパくん♪ ←確かめた訳ではないが・・・

ケロリン桶と同じく黄色いダッパくん♪ 気持ち良さそうにスイスイ泳いでましたが・・・
ダッパくんが入手不能な場合を予想し、自宅から持参していった大・小のアヒルちゃんたちと。
先頭にダッパくん、後に続いて快調に皆で泳いでいた・・・行先はバラバラですけどね(°д°) そんなアヒルちゃんたち・・・。
しかし、大変です#59138; 一番幼いチビアヒルちゃん一羽が、あれ~~~! 足湯浴槽の排水口へ吸い込まれてしまったらしく…行方不明に・・・蔵王温泉アヒルちゃんへと変わってしまいましたのさ#59143; 可哀そうだけど、これも運命と諦めてもらいましょう♪

朝食後も外の足湯で遊んで、10時のチェックアウトまでのんびりさせてもらいました。こうしたゆったり時間は日常では中々得られない、やはり小宿の魅力です…。とにかくお湯が良くて、食事が美味しい宿なのです。

11月25日から一泊、@12479円、そこに入湯税、おビール代をプラスします。今回のはジンギスカンプラン+αプランだから、ジンギスカン定食プランですともう少し安く泊まれます。それでも10年前は確か8000円台だったような?
そうであっても2食付きで1万円台前半のリーズナブルな料金なのだから、変わらぬ人気は当然です。これまでご家族で営まれてきて、これからも続いていって欲しいから、多少の値上げは仕方がありません。
リゾートホテルやシティホテル、温泉宿のように「旅の楽しみ」を演出するための施設、ゆったりスペースのある非日常空間は全くない。至れり尽くせりのサービスなどは無論ありません。
喫煙所で夫が一緒になった隣室のご主人、「ここのジンギスカンと温泉が良くて、ろばたは3度目」と言われたご夫婦、新潟から来ているんですって! 私達と同じタイプですね。
我々もまた時が経つと思い出して、泊まりに来たくなってしまう、そんな宿のひとつです(❁´ω`❁)
次回で終わりますね。