6泊した中で最も印象深い、良かったと感じたホテルは、西海市大島に所在する「オリーブベイホテル」でした。

大島造船所グループに所属し、元々は大島造船所の迎賓館として建てられたホテルは、「船の引き渡し式などに出席する船主らをもてなす」のが当初の目的です。
また過去に幾度となく将棋のタイトル戦の舞台ともなったこのホテル、ホテル評論家の瀧澤信秋氏は「人生で1度は泊まっておきたいホテル」のひとつとして挙げているのでした。これ、後で知りました^^
      
真っ白な「大島大橋」を通って紺碧の海を通過。その最中でさえ絶景です#59130; 始めに東シナ海に浮かぶ寺島。

そして赤く塗られた「寺島大橋」を渡ると、大島へと出ます。右手に「大島造船所」 本社・大島工場の巨大クレーンが現れ、そちらに目を奪われてしまいますが・・・造船所の敷地に沿って進むと、目の前に忽然と現れるオシャレな建物#59138;

地上6階建てとあるが、ホテルの車寄せ、正面玄関は3階部分になります。
チェックインにはまだ早い時間であったが、館内からスタッフさんが走り出てきて「お部屋の準備は出来ておりますから、すぐにどうぞ」って。
このベテランおばさんスタッフさん、「お荷物はカートでお運びします。あ、コートもですね」と、グイグイきます(≧∇≦) 「奥様は、お足元にお気をつけてくださいませ」、私:「あ、はい、了解いたしました」(爆)

こちらのホテルも設計を手掛けたのは、世界的建築家の隈研吾氏。内装は多くの五つ星ホテルを手掛けたGA Design International社←こっちは知らないけどね(T▽T)
       
フロントの椅子に座り、チェックイン。内海に面した部分は全てオープンなガラス張りののベイビューとなっていて、リゾート気分が上がります。

フロアーの左奥にロビーラウンジ、この片隅には「キャロライン・ケネディ」元駐日大使のお写真も。
スーベニアショップ(売店とは呼びません)とあり。同じ階にバー「山吹」、下の階にはフィットネスジムがあると言う。どこも「ハイソ」な響きを感じます(^Д^)

眼下にはホテル専用桟橋から出航するクルーザーボートを使ったアクティビティ、プライベートツアーでビーチや夕日鑑賞に出かけるのも可能。
プール水底に描かれたバラが浮かび上がる、オサレプールは勿論でございますわね。

スムーズにチェックインを済ませて、客室廊下に敷かれたカーペットのカラーも、オリーブグリーン♪
この日のお部屋は「409号室」。32室のみの客室で、最もランクの低いスーペリアルームですけど・・・問題ありますか?(/≧ω\) お高いお部屋も、安い部屋もお食事内容は同じでございました^^

                       
白にオリーブグリーンがアクセントとなった、ナチュラルな雰囲気、落ち着きのある部屋でした。

ドアを開けて、左手にトイレ、大き目の洗面スペース。そしてバスルームとベッドルームとの間の壁がガラス張りになっている、リゾートホテルタイプのもの。

スッキリした白い茶器、グラスに、コーヒー・長崎びわ茶・和紅茶・煎茶等色々、ミネラルウォーター。


これがラグジュアリールーム以上になると、テラスに置かれたビューバスから景色を望めつつ入浴すると言う。いいえ、そこまでは結構ですから#59142;

                          
ホテル内から続く散策路があるとの事。時間はタップリあるので「散歩へ出ようよ」と誘うも、夫:「もう寒くなってきたから、嫌」だって。
全面を覆う大きな窓。テラスにもテーブル&チェアはあるけど、、静かな入り江の光景に浸りつつ、お茶でも飲みましょう。部屋付きの「五島灘の塩味じゃがほっこり」「ディリーナッツ」と共に。


その癖、喫煙にだけは出るのですから。

確かに気温も下がってきて、夕暮れが近いと感じられます。

直線的でスタイリッシュな洗面台回り。洗面シンクの下にヘルスメーター、バスローブの用意もあったけど重たいから着ません。



緑色のミニボトルのシャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ・ボディローションは、ラグジュアリーホテルで選ばれているとの、英国ブランド「パンフォード」製品。こちらとバスルームとで2セットずつ揃えてあり、これは頂き!!
ブラシや歯ブラシセットと言った一般的なアメニティは白の四角いケースに入っています。
グループ会社である小豆島の「東洋オリーブ」、小豆島産オリーブを使った基礎化粧品「TOLEA」も提供されていた。こうした基礎化粧品セットは嬉しい#59126; 「旅行お試し携帯用トライアルセット 専用ポーチ入り」を密林でググったら1,620円#59138;当然、どれも上質です。

ベッドサイズはゆったり目ながら、高級ホテルあるある…で、マットレスに座ると床に足が届きません(^-^) 夜はパジャマを着てお休みします#59137;

静寂とプライベート感も満点、非日常空間で、ゆっくり休めたホテルでした。
高級ホテルはホントここだけ、後はどこも安いビジホですから。
次は「レストラン オリーブ」での、夕食編となりますね。