「まほろば」とは・・・・古事記や万葉集にも出てくる、日本古来からある言葉です。
周囲を山々で囲まれた実り豊かな土地で、美しく住みよいところという意味のようですが、そんな万葉の文化をしのぶ三毳山の麓に新しく道の駅がオープンしたのは4年前の事です。

県南にある三ヶ所の道の駅。
道の駅なのに、本格的な中華料理が味わえる「道の駅 どまんなか たぬま」。そこは私も以前から、新鮮なお野菜を求めて訪れていました。
今週中には北関東道の岩舟JCT~佐野田沼IC間が開通とあって、今後ますます集客が見込まれることでしょうね。
同じく、ウマウマ特製ジェラートのある「道の駅 思川」も、これまでにドライブ帰りなどに数回立ち寄りをしています。
意外にも実家に最も近い「道の駅 みかも」に限っては、ほとんどの場合高速の東北道を利用してしまうため、それ以外でも行きはさっと通り過ぎるだけ。また、帰りは夜になってしまうから・・・・
たまに通っても、いつも横目にするだけで通り過ぎてしまうところなのです。

そこで好天に恵まれた日曜日はそのまま実家へと帰宅するのももったいない・・・・道の駅の探検と参りましょうか#59144;


これまでも見ていた通り・・・かなり大規模な木造の大きな建物。屋根の形は三毳山をイメージしたものらしい。

国道側からではない、奥に広がる駐車場方面から#59009;
三毳山は、みかもやまと読みます。
関東平野の北の端に位置する、子供の脚でも登れるくらいの比較的低目の山です。
万葉集に「下毛野みかもの山の小楢のすまぐわし児ろは誰が筍か持たむ」と歌われているくらいだから、古来からこの付近は人が居住していたらしい。
この句は小学校の頃に習ってこの年になるまでずっと覚えているのですから、子供の頃の記憶力って大したものだと思ってしまいます。
4月の初旬に終わってしまった・・・カタクリの花の群生地としての方が、現在は人気が高いのです。

特産品や農産物のほか、地元のお母さん特製のおまんじゅうやジェラート等が、この景色を眺めながら頂けます。
この日は、掘り立ての筍、新鮮で柔らかいウド、ブロッコリーなどのお買い物をしました。
大好きなお花のコーナーはただ眺めるだけで、今回は我慢です。
でもどれも綺麗でとっても安い。特に寄せ植えのセンスの良さと、お安さには・・・「これだったら、家で作ることないね。今度は、ここへ買いに来ましょう」と、意見が一致してしまったくらい#59120;
向かい合わせには、「みかも不動尊」と大きな看板の出た寺院。こちらにもおそばが頂ける食堂が併設されています。どこもかも商魂逞しいこと!!


渡良瀬遊水地のハート形を模しているという、調整池。鴨が二羽のんびりと泳いでいました。

              
駐車場付近で、色とりどりに鮮やかに咲いていた・・・こちらも、桜の一種なのかしら?

これで、県内の道の駅はほぼ全制覇したように思いました。
それでもよく考えたら、もう一ヶ所残りがありました#59138;さて、それはどこでしょう#59142;
買い物して良し、何か食べても満足、広い敷地内では遊べてと・・・道の駅を考えた人って偉いですね#59125;