パンロードのタイトルについてなのですけれど・・・・
ここ益子が陶芸の町から、いつの間にか・・・・パンの町へと変貌をとげてしてしまっていたからなのでした。
観光客で賑わいをみせる町のメインストリートには、古民家を利用した(地方都市でよく見かけるけど)オーガニックスタイルのオシャレなカフェや、雑貨屋さん。陶器や小物のギャラリー、家具屋さんが、既存の商店に混じって建ち並んでいます。
その場所をそぞろ歩くのは、首都圏からやってくる若いカップルやファミリー、そして中には我々のような中年カップルもね。
駅の観光案内には「益子散策マップ」、それに「益子のぱんMAP]まで置いてあったには驚き#59131;

私の目的は、コスモス畑で写真を撮る事。
もうひとつは、イタリア人職人が薪窯で焼いている休日だけのピッツエリアでピッザを食べる事でした。
ただそちらがもしお休みであったらと、もう一箇所候補をリストアップ済みなのです。
それが、メインストリートから山沿いの方へと脇道を入っていくところに位置する「益子時計」。
ここは、B&Bスタイルのホテル、カフェ、ギャラリーと多目的に使われる施設です。
ホテルの朝食で出されたパンの評判が高かった事から、ホテル横の「小さなパン屋さん えみぱん」さんで週の半分ほどパンの販売がされています。
こちらで買ったパンは、カフェのメニューと組み合わせてランチにする事が出来るのでした。


とってもこじんまりしている素朴な、でもチョッピリオシャレな店舗。
店のドアノブの形は、食パン型でした。
そんな小さな店なのに・・・・駐車場へは県内外から次々と車がひっきりなしにやってきて、行列まで出来ています。
せっかくなのでこちらで、パンを買っていくことにしました。

愛嬌のある姿のコッペパンは、お店のシンボル。
だから看板、ショップカードにも、パンの袋にだって#59126;
1畳ほどの小さい店内に並べられたパンやマフィンは、どれも美味しそうです。
お隣の工房では、ガスオーブンでパンが焼かれている最中でした。
ショーケースの上の方には、懐かしい給食でお馴染みのコッペパンが並べられていました。少し色白のずんぐりとした形です。
コッペパンは120円で。中にピーナッツやジャム、あんを挟んでもらうとプラス30円。

                  
ここに並ぶのはどれも北海道産小麦の「はるゆたか」と、秋田の「白神こだま酵母」で作られているパンです。
はるゆたか、白神こだまは、以前にも私のブログで登場済みですね。覚えていますか#59139;
使われているのは国産材料だけだから、パンは全体的にどれも小ぶりな感じ。
そんなパンは、ある意味小さなお店にぴったりで可愛いです。

クリームチーズとクルミのパンは、クルミたっぷりのパンに大きめな四角いクリームチーズが入ってました。
白いパラフィン紙に包まれたコッペパンは、キャンディーのように両端がしぼって包装されます。
口にしたら・・・・まだ粉の香りが残っていて、モチっとした弾力がありました。意外にしっかりとした食感です。

これだけ人気があるのは、特別にスッゴク美味しいって程ではないけど、ムードが良くて、素材が良くてと全体的に好まれる要素があるからなのでしょうね。
今回のように、お土産用に買うのも良さそうです。
営業日は、金土日月の週4日くらいの模様です。
そんな「えみぱん」さんのサイトは、こちらへ#59098;http://mashiko-dokei.com/?page_id=15

益子にはこのような人気スポットや、美味しいパン屋さんが他にもいっぱいあるのです。
カフェ「STARNET ARK」、「pain de musha musha and coffee」、「ぱん・ど・みとん」「パン工房 Boulange770」などなど・・・
だからね!これで解ったでしょう#59120;
今回のパンロードで私がゴールまでたどり着く事は出来るのか、否か。その辺りについてはまた明日、お楽しみにね#59125;