今が旬の果物と言えば・・・真っ赤な赤い色の、宝石のような輝きをもつ・・・甘くて爽やかなフルーツ、見た目も可愛い「さくらんぼ」と言ってよいものと思う。
             

さくらんぼと言ったら、佐藤錦です。
その産地は、山形県。
本場・山形のさくらんぼ園で、あの小さくて真っ赤な実を木から直接もぎ取って食べる楽しさ!
普通に食べてもじゅうぶん美味しいさくらんぼながら、木から自分の口に直行する。その甘さ、爽やかさには驚きの思いでいっぱいというもの。
一度経験してしまってから・・・昨年6月に行ったさくらんぼ狩りを思い出しては、「今年も行くわよ!!」とソワソワ浮き浮きでした~~!
そこで実家の母を誘って、先週末に我ら「さくらんぼ狩り隊」の再結成があったと言う訳です。

今回の山形へは、東北道の郡山JCTから磐越自動車道で。福島県に入ったとたん、東北道の両側に広がるのは果物畑の風景です。
フルーツ王国福島の名前通り、これから夏に入って生りだす福島産の桃や梨、ラ・フランス。他県のものを頂いたり、自分でも旅先で求めたりする機会はあるものの・・・食べてみて感じる美味しさでは、福島産にかなわないものと思うくらい。。。

そんな福島県は、白河と喜多方がご当地ラーメンの街として有名なのです。
これまで私たちは何度か訪れていた、ラーメンの町「喜多方」。
前日から来ていた母の「福島へは何度も行っているのに、機会がなくて喜多方だけは一度も行った事がない。だから喜多方ラーメンも食べた事がないの~」の一言から、山形へは喜多方経由で行く事にします。
朝の9時過ぎ、喜多方に到着をしてしまいました。結構距離的にはあるかと思うものの・・・頑張って三人とも早起きをしたからなのです。
しかしそんなに早く着いてしまって、目的の喜多方ラーメンは食べられるのだろうか。
駅に観光センター、観光マップがあった事を思い出して、行ってみます。
すると、ありました!
朝からお店をやっているラーメン屋さんも、ありました!

観光センターのスタッフさんが地図を片手に、朝7時から営業をしているところ。また、お勧めのお店も教えてくれたのです。


喜多方の中で全国的に最も知名度の高いのが、坂内食堂(ばんない)。
人気店の「坂内食堂」は、店の外にできる大行列シーンでも有名なのですけれど。それでもラーメンひとつに、1時間もの行列するのは嫌です。
それが週末の土曜日とはいえ、まだ朝の9時半。オマケに小雨まじりの空模様ときて、これは私達にとっては好都合と言うものですね。
福島第一原発からは100キロ以上も離れたところにある喜多方ですが、やはり風評被害には苦しんでいるのかなと心配をしながら入店してみましたが・・・
さすがは、人気店!!
店内はすでに朝からラーメンを食べるお客様の姿で、席の半分以上が埋まっておりました。

ラーメン店にしては広めの店内。テーブル席に、カウンター席、こ上がりの座敷席と・・・年代をとわず誰もが利用しやすくなっています。奥には持ち帰り用や地方発送用のラーメンが並ぶコーナーまでありました。
真っ先に目に入る厨房では、揃いのTシャツでテキパキと働く店のお兄さん達の姿が。

朝なので三人揃って、一番量が少なめである中華そば(支那そば)をオーダーします。
                

小さめの丼に、麺の量は少なめのような?その分スープが、こぼれるほどなみなみと入っています。
塩ラーメンかと思うほどに澄んだスープ、すっかり薄味に慣れてしまった私には少し塩分が強く思えるものの・・・とても美味い。
サラッとしているのだけど、しっかりと効いた出汁、控えめの醤油味です。
こちらもシッカリとコシのある手打ち麺、具とチャーシューだって勿論美味しかったです。
食べログでの紹介はこちらhttp://r.tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7000007/


しかし喜多方の魅力は、ラーメンだけではありません。喜多方市の観光の原点は「蔵」。
メインストリートはもちろん、裏通りや町外れにまで蔵があります。


街をそぞろ歩いていると・・・日々の暮らしの中、皆さんが蔵を大切に守りながら生活する姿が垣間見られました。
              

そこで明日は、喜多方観光編。またお付き合いくださいね。