昨日の日記、こんにゃくについて初めて見たと仰る方が多い事に・・・私のほうが驚かされました。
            

コンニャクはサトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品。
主産地は群馬県(89.5%)で、第2位栃木県(4.1%)、第3位茨城県(1.7%)と続き、全国の約95%は北関東で生産されている。
地下茎はコンニャクイモ(蒟蒻芋)と呼ばれる。原産地はインドまたはインドシナ半島(ベトナム付近)とされ、東南アジア大陸部に広く分布している。
扁平な円形の地下茎があり、地上には葉だけを出す。茎(実は葉柄)は高さ1mほどに伸び、先端は平らに開いて鳥足状に小葉をつける。…Wikiから…

山間部へ行けば至るところで見受けられるものだけに、暇さえあればドライブをしている私達にとっては珍しくもないながら…こんにゃくを買ったついでだから撮ってみた!のだった。
初めてご覧になる方の多さ&反応の意外さから…改めて調べてしまいました。
夏場にはジャングルを思わせるこんにゃく畑、この葉っぱの感じと出来上がったこんにゃくとのイメージがつながらないのも当然の事なのですね。
大変失礼致しました。



最後に訪れたところ、それは…前日光県立自然公園に位置する横根高原でした。日光といっても日光のずっと南の山々、「いろは坂」や男体山のあるあの日光とは少し違います。

粟野からは、日光市足尾地区まで至る県道である15号線を西に進みます。
道の途中からはすれ違う車もすっかり少なくなって、赤い大きな文字で「熊に注意」との看板があちこちに。
その先はいよいよ緑濃き深山となり、峠の付近は標高1000Mを超える。すれ違いも困難な峠道となりますから車の走行には注意が必要です。
また幾箇所かに、連続降水量が200mmを超えると道路閉鎖になると書かれた看板も出ています。



横根高原には別名「小尾瀬」とも呼ばれる井戸湿原があり、自生する高山植物から動植物の宝庫と言われています。
もうとっくに終わってしまったニッコウキスゲが、こんなところで咲いていました。



春から秋にかけてこちらからは素晴らしい景観が楽しめます。
しかし知名度はいまいちのようで・・・知る人ぞ知る。隠れスポットなのかもしれませんね。
標高1360mの「象の鼻展望台」、晴れた日には関東平野を一望。のみならず…遠くには富士山、群馬の赤城山。
後ろをふり向くと、日光連山、日光白根山等の山々も。
しかし午後もすでに遅く、標高が高い為に、上空には雲がいっぱいです!
その雲がどんどん流れていきます。だから、目の前の景色も次々と変わっていきます。

雷鳴も聞こえてきました。
それも頭のすぐ近く。
見れば、ここにある建物。驚く事に!?その全てくらいに避雷針が付いているのです!



とにかく涼しかった。地上とは、10度くらいは違うのではないかしら!?
この時私達の側にいたおばあちゃんは、息子さんたちに連れてきてもらったのか・・・「ここは、本当に涼しい!」「ここはクーラーなんか、いらないね~」と、喜んではしゃいでいる様子が可愛いかった。
そのかわりに、こちらがやっているのは4月の中旬~11月いっぱいまで。



前日光牧場内には、宿泊施設また日帰り入浴施設として前日光ハイランドロッジがあります。
2~3年前には私達も、お蕎麦を食べに来ています。
横根山および井戸湿原のコースでは、四季折々のすばらしい景色を楽しめます

牧場なので牛もいることはいるのですが、頭数はそんなにいないみたいです。別のところにはホルスタインがいました。



他の地区と山々によって隔てられた旧粟野町は、2006年に鹿沼市と合併し現在は鹿沼市となりました。
子供が小さかった頃には川の水遊び、または涼を求めてと、この辺りへもよく遊びに来ていたものでした。

こうして猛暑の地上とは別世界の涼しさを味わってきた訳なのですが…
帰りはまたも助手席で暴睡。これ、お約束ですね!
家から1時間車を走らせるだけで、こんな景色が楽しめてしまう・・・それも地方に住んでいるからこそなのかもしれません。
夏の間だけ住むのもいいかもです!!