翌日は二人が帰る前、またもドライブに誘い出してしまった私。「明日何も予定がなかったら、日光へ行かない?日光のカキ氷を食べに行こう」って。
毎年、夏になると必ず一度は行く。行かないと気がすまないお店は、「氷室松月」さんです。
http://r.tabelog.com/tochigi/A0903/A090302/9003227/
7月の湯西川の帰りにも、もしかしたら・・・と思い立ち寄ってみたら。
夕方5時近くと言うのに、店の前には数十人の行列。これではとてもじゃないけど…1~2時間で食べられるはずもないと諦めた経緯があったばかりなのでした。

さて当日。途中の直売所でお野菜を買ったりはしたものの・・・頑張って到着したのは開店30分前の10時半。
ところがもうすでに、80人くらい並んでいるではありませんか。
去年は同じ時間でも、すぐの一巡目で入店できたものが、http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-08-17
日光のカキ氷はブレークする一方のようです。


まだまだ遠い。
お店の看板が小さく見えます。
聞くところによると、先頭の人は9時から並んだと言います。カート付きのミニスーツケースを引いてきている人の姿までありました。
行列で一緒だったのは、埼玉から観光で来ていたお姉さま方。
お二人とは結局、食べる時も一緒。そちらの味まで一口、二口食べさせて頂いてしまったわけなのですけれど・・・
秩父の阿佐美冷蔵さんのカキ氷を経験した後、次は日光のカキ氷を制覇しよう!と来たのだそうです。
全国で五軒しかない天然氷製造販売のお店。その内、天然氷を製造しているのは秩父と日光の3軒のみなのです。

日光の山奥の水を使い製造した天然の氷、その側の氷室に貯蔵し保管をして。。。
そして夏場のこの時期だけは、倉庫なのか車庫なのかわからない・・・この場所を使ってオープンさせている店です。
            
店内に置かれた氷は透きとおって美しい。まさにクリスタル。誰かの手が!
その隣にあるのは、大量のラムネです。

私達がカキ氷にありつけたのは、結局1時間少々経ってから・・・・
着席しても注文のオーダーなどはありません、食べたいものは自分達でメモをしてお店の人に渡すのです。
食べるのもテーブルの上に置いてあるプラスチックのスプーンを使うと言う、サービスなんて言葉は存在しないお店。


食べたのは、生みかん(シロップ)。桃とピーチのハーフ&ハーフ。生いちごと野いちごのハーフ&ハーフ。
あれ?息子の食べたブルーベリーがない。でも見た目的にはどれも同じなので。。。
この中では・・・生みかんと、桃とピーチのハーフ&ハーフが美味しく思いました。
ただし桃とピーチと、どこがどう違うのかは理解できていません。
冷たいものを口にした時の、頭がキーンとなる・・・あれって、身ぐるみ剥がし隊のわた隊長によりますと…「アイスクリーム頭痛」って言うそうです。
ここで食べるカキ氷は、フワフワさらさらだから、スッスッと口に入っていきます。キーンはないです。
おお、この味、この食感です!でももう5年も経つと最初のような感激は薄くなるものね。

入店中に何度か見かけたのは、店の主・まささんでした。一目見てわかったわ。
店主の「天然氷は貴重でもなんでもない日光の普通の地場産業だす。 むやみやたらに稀少扱いしてべらぼーな値段で取引されたりをすべきじゃない」とのポリシーから・・・
メニューは、普通のイチゴやメロンなら300円・・・と、安~い!
去年は、十条の「だるまや」さんのシロップとかあったのに・・・お値段高めで、評判がいまいちだったのだろうか。
私達が食べたものも、生みかんが500円、そのほかのは400円だったかと思う。

安くて美味しい、日光のカキ氷。
来年の夏もきっと、食べたくなってしまうのだろうな~ これで、この行列さえなければね!?
今年の夏も、暑かったですね~~!

日光路をドライブは、次もありまーす。