湯西川集落は平家の落人伝説で有名な・・・人里離れた、雪深いところです。
それだけに水も空気も本当に綺麗です。道路脇にこんなヤマボウシの実が。真っ赤に色づいていて綺麗。

こんなに沢山生っていたから、このまま口に入れて食べちゃいました。


はなちゃんがささっと買ってきて、手渡してくださったお土産です。

ちりめん細工で出来た、和風の飾りもの。これは、はなちゃんご自身が作られたものなのですよ。


「わらし」と言うのかな、ひとつひとつがとても丁寧に綺麗にできていました。優しくて可愛らしい幼い子供達の表情が何とも言えませんね。
ベッドを置く為に和室を改造した、私の寝室の壁にかけました。だからこれからは毎日、私の事を見守ってくれるのね。


この時期ならでは…の太く立派な、瑞々しくて、美味しい高原大根がドーンと3本。
実はこの日、帰りは塩原温泉経由で帰宅し高原大根を買って帰るつもりでいたのでした。
我が家にとって、秋の高原大根&紅葉見物はセットとなっているものなのです。この美味しい大根を食べてしまったら、もう普通の大根は食べられなくなります。

そのお隣、これは初めて「胡麻はちみつ」の瓶詰め。
家の朝ご飯は何時もHBで焼いたパン食。だからトーストにぬって食べてみました。
            
これ!はまる味ですね。こんなのが日光で作られているのですね。知らなかったわ。
ビタミンウオーター2本は、私達が帰りの車中で飲む為用に買ってくださったのね!

あのようなシチュエーションにおいてさえ、気を利かせて素早くお買い物をしてきてくれた。何度も言うように頂いたからではありませんけれど、その様な事って私くらいの年齢になっても中々出来そうで、出来ない事なのですから。。。
はなちゃんは色々な意味でもって、やっぱりデキル人なのよ!!


この日はもう一箇所、どうしても行かなければならないところがあるのです。
水の郷から、更に奥の湯西川温泉街へと向かいましょう。


前回にも駐車したところに車を置いて、金井旅館さんの脇の橋を上がっていくと、右側は金井旅館さんの簾はあるものの外から丸見えの露天風呂。
そして左は温泉街の公衆浴場、鄙びた建物が建っていました。おじいちゃんが一人入浴していたみたい。
以前の私達であったら、こういうマニアックなところは絶対に外せない。正に聖地と呼びたいところです!喜び勇んで飛び込んでしまっていただろう。

透きとおった水の流れ。川沿いに、かつては茅葺き屋根が建ち並んでいた平家集落。普通になってしまった今でもじゅうぶんに風情は感じられますけど、当時の景色はより旅情をかきたててくれるものであった事でしょう。
前回、川を眺めながら頂いたお豆腐の美味しかった事!


そしてこののぼりの立っているこちらのお店「会津屋豆腐店」さんの奥さんが、なんと!ソネブロ仲間であるaatyanさんなのです。
aatyanさんのブログ「これが 湯西川の風景」はこちらです#59098;http://aatyannatsuchi.blog.so-net.ne.jp/
この前もお豆腐を持ち帰り用に買うだけのつもりが、店内でも食べている様子を見たら「やっぱり、こちらで食べていきます」って。
このロケーションの良さから、その気持ちわかりますでしょ!?
その時私は知らないでいたのだけれど・・・aatyanさんは、わかったのですって。確かに私は特徴あるし、写真を何枚も撮っていましたからね。
寒いから今回はお店の中で頂きます。中に入ると暖かい。
田舎のお家に遊びに来たようなお座敷です。真っ黒く変色した太い柱や梁、店内もとにかく素敵なんです。
伺ったお話によると、今の屋根に変えたのは5~6年前。雪の影響で藁が抜けてしまう事もあって、葺き替えにしても維持するにしてもとにかく大変。中の建具も特注品だそうです。
冬はマイナス10度にもなり何でも凍ってしまうので、それを防ぐ為に冷蔵庫に入れる。これって以前本で読んだ、シベリアやアラスカの生活に近いものかも。
そんな事を色々お話していたら・・・
アラ!?私とした事が、食べる前に湯豆腐の写真を撮るのを忘れてしまいました。
だからこれ、一人前の食べかけです。
セットとしておからの煮物、浅漬け。それにご主人が開発・製造に成功したばかりと言う「湯西川温泉 深山チーズ」のスライスが付きます。
湯豆腐は勿論、どれも全てが美味しかったです。
お馴染み「食べログ」でも紹介されていましたhttp://r.tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9002468/
でも私が一個しか食べていないのに、綺麗になくなってしまうってどういう事?おからも野菜の浅漬けもホンの一口だけで消えてしまっていた~~オイオイ、夫よ!
まぁ、それだけ楽しい時間が過ぎたって事なのでしょうね!
前回はおっとりとした印象だった店の女将であるaatyanさん、意外にも気さくに色々とお話してくださいました。
本当はもっと色々とお喋りをしたのですけど、それは私達だけの秘密にしておきます。

でも、ここって本当にいいなぁ~~!店内に飾られていた四季折々の風景、どれもとっても良い!
川沿いには、ズラッと各旅館の露天風呂が並んで建っていました。こんな景色を眺めながら入浴をしたら、さぞ気持ちがいいでしょうね~~!
            

出来たら紅葉の時期。新緑もお勧めだそう・・・
また次回には、母も連れてきてやりたいと思ってしまいました。また絶対に私、湯西川へは遊びに行きますからね!!


帰りがけに、お土産まで頂いてしまって・・・ゆっくりと炊き上げた豆乳で作られた豆腐を、桜のチップで燻した、まるでチーズのような食感の、濃厚なお豆腐の燻製なのです。
その夜は早速、頂いた高原大根のスティック、豆腐チーズの盛り合わせをおつまみにしての一杯です。
温かで優しいソネブロ仲間の繋がりに、乾杯!!