1986年に新藤原~会津高原が開業して、東武鉄道と直通運転となった野岩鉄道・会津鬼怒川線。
開通直後には小学生であった息子と共に乗車した、想い出のある路線です。
栃木県と福島県の県境にある、急峻な山間部を通る野岩鉄道。
そんな列車の走るガタゴトとした音が聞こえてくる、並行する国道121号は別名「三依そば街道」とも呼ばれています。

で、もうおわかりですね。
湯西川の帰りに私達がまたまた立ち寄りしたところは、何時ものお店「お休み処 もくりん」さんなのでした。


入店してすぐに、私達のところに来た女将さん。
開口一番「この間、ハダさんのブログを見てきたって、人がいるんですけど・・・」
え!ハダさん?ハタさん、ハナさん、hanaさん!?
「はい、それでいいんです。」「お会いした事はないのですけれど、我々と同じ年くらいのご夫婦だったでしょう?」
「遠いところの…そう、○岡ナンバーの車でした」
その方達は、何時もコメントを下さっているまゆまき工房さんカップルの事なのでした。
私の記事を読んでから、食べに行ってくださっているのです。

オーダーは、「何時もと同じで、もりをお願いします!」
店の打ち立てのお蕎麦はとても美味しい、誰にでもお勧めできるものです。
ここは上にのせる海苔なんかいらない。サクッともりで頂きたい!!

久しぶりに、岩魚のから揚げも頼んでみました。

お蕎麦の美味しさは相変わらず・・・そして揚げたてアツアツの岩魚も、身がふっくらとしていてとても美味しい~~

天ぷらはまたもサービスで出して頂いてしまいました。


それも、珍しい天然マイタケ。
天然だけに一般的に市販されるマイタケとは全然違います。香りがスゴーイの!
その奥は、天然のクリタケ。クリタケもキノコの香りが強くて、シャキシャキの食感が美味しかった。
隣りの平べったいキノコは、ムキタケって言っていたかしら!?
「ムキタケは柔らかいから、本当はお鍋で食べた方が美味しいんですよ」
いいえ、そんなことないです。
珍しくて貴重な、天然もののキノコ類。どのキノコも、香りも味も普通のものとは全く違ってますもの。

ほっそりとした上品なお蕎麦は勿論、この日も変わらぬ美味しさです。
女将さんのお喋りもね。
蕎麦屋さんを新たに開いた時の苦労、お商売をしていく上での接客の難しさ。自宅があるのは、○治温泉街の中なので…そちらのお話とか・・・
これまでと同じで、出された料理、接客ともに大歓迎!大サービスなお店なのでした!

日光三依 「みよりそば街道」のHPはこちらhttp://mushisoba.com/sobakaidou/

            
もくりんさんの周囲の、紅葉した木々。すでに盛りを過ぎて多くが落葉してしまっている様子。
それでも下に落ちた葉から、しっとりとした風情が感じられました。


早くも終わりを迎えてしまっていた紅葉シーンは、来りくる冬を思わせる寂しげなムード。間もなく冬なのですね。