前日通った海沿いの国道135号線を走り、次はどこへ行きましょう。・・・って、もう決まっているのですけれど。。。

伊東市を代表する観光施設として、忘れてならないのは「東海館」です。
伊東市内の「按針通り」を通って大川橋へ、大川橋の上から東海館の特徴的な望楼がよく見えます。
往復ともしっかり見えたものの、写真には撮れず。↓は観光協会さんからお借りしました。


http://www.itospa.com/feature/tokaikan/index.html

昭和3年に庶民の温泉宿として開業した東海館は、当時の職人たちが自慢の腕を振るった美しい建物でした。
桧や杉などの高級な木材や、変木とよばれる形の変わった木々をふんだんに用いた和風建築です。

一度、私達も入館したことがありました・・・。
廊下や階段、客間の入り口など、館内の随所に職人たちの手工を凝らした建築美がいきているのが感じられた。今や貴重となった伝統的な日本の建築様式を目にすることが出来たのです。
実はここ、日帰り入浴する事も可能。

道の駅とは思えない、可愛らしくてカラフルな「伊東マリンタウン」を、サクッと過ぎて。
相模湾沿いを、宇佐美、網代、熱海へ。
真鶴ブルーラインには、小さなみかん屋さんが多く建ち並びます。



そうなるとやはり買いたいのは、先日送って頂いたばかりの湘南ゴールドです。
ところが、立ち寄ったみかん屋さんによると・・・
「今人気があるのは湘南ゴールドだけど、その親のゴールドオレンジの方が旨いよ。ゴールドの方がお勧めだけどなぁ」ですって。
「ゴールデンオレンジ(黄金柑)」も、温暖な海岸沿いの地から生まれた幻のオレンジと言われる柑橘類だそうですから・・・
プロがそう仰るのでしたら、異議はございません。
そこでゴールドオレンジと、清見オレンジをお買い上げ!!


事前にお昼ご飯のリサーチをしていたら・・・
蒲鉾の街・小田原には、「小田原おでん」なるのものがあるらしい。
それはぜひ味わってみましょうよ#59126;

で、訪れたお店がこちら。

「小田原おでん本店」さん。http://r.tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14012016/
…小田原の海の幸、山の幸から作る「おいしいもん」があります。.・・・

あまりにもこじんまりとした店構えから、最初は気づかずに通り過ぎてしまいました。
2軒隣の蒲鉾屋さんの駐車場を利用します。


道路脇の提灯の下がった表戸から数歩入っていくと、お店の玄関です。普通の民家のようなムードですね。

敷地の坪庭の先にはお茶室もあり。予約をすれば、「お茶室de会席」「お茶室deランチ」が可能。
            

店内には離れたテーブル席が二席とL字型のカウンター席があって、カウンター内はおでんのネタが仕込まれているスペースです。厨房は奥にあるようでした。



この店でも運良く、カウンターの中央に着席出来ました。
おでん鍋を目の前にして、あれこれ悩みながら注文するのも楽しみのひとつです。



時間もない事からランチセットではなく、それぞれがアラカルトで好きなおでんを選んで頂きました。
大根・こんにゃく・ツミレ・すじ・野菜入りなどのオーソドックスなおでん種に、おでん種コンテストの入選作品である…しらす団子・小田原さつま・金目なると等も選んで。
メニューには、他では味わえない創作ネタも色々あって迷ってしまいます。
それと特撰牛すじ。あじ寿司は、どうしても食べたいな。

おでんには辛子だけでなく薬味をつけて食べるのが特徴らしく、梅味噌、生わさび、芥子の三種が供されました。
どのネタも小田原の蒲鉾屋さんそれぞれの得意としている素材を仕入れているそうで、小田原の蒲鉾店の中から厳選されたものばかりです。
それだけに市販されているものとは、味も食感も全く違っていました。
どれも 皆、美味しいです#59125;
あとからも単品で、いくつか追加注文をしました。
私は、金目なるとが。母は白はんぺんが特に美味しかったそうです。
丁寧に作られたであろうお出汁も、上品な薄味が美味しかった。

おでんは単品は80円からとなっていたものの、ほとんどのものが200円前後してしまうから、やはりランチセットの方がお得かもしれません。
照明は暗めで落ち着きます。
おでん屋のイメージからは遠い店内のムードは#59130;バーカウンターといった感じです。
日本酒に、ランチにはランチビールなど。
デートにもぴったりなオシャレな店内。お店、おでんと両方とも気に入りました。

そして横浜の夜に、続く。。。