その日はお昼の後にもういっこだけ、棚田同好会の活動もしてきたのです。
同好会と言っても私、あとは無理矢理に夫も会員の一人。
県内の東部地区の茂木町には「石畑」の棚田、そして烏山には「国見」の棚田と…山に囲まれた県内では、数か所で棚田を見る事が出来ます。


よく遊びに行く長野県内では、以前更埴市の「姨捨の棚田」を。
千葉県の館山へ行った時には、鴨川の「大山千枚田」を見てきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200805090000/
むかーし能登半島へ行った際は、「白米の千枚田」。ここも有名ですね!

            
「せっかくだから、棚田が見たい~~!」と言う私、連れて行ってもらったのは国見の棚田です。

この場所は、那須烏山市の南端に位置した山間の地区。
清流・那珂川から吹き上がる気流の関係により冬季でもあまり霜が降らないとか・・・で、ここには段々畑を利用したみかん園があって、露地みかんの栽培としては本州の北限地であるとの事。



50枚・約2.2haの棚田が広がっています。


「国見の棚田」と呼ばれる…この棚田は、ふるさとの原風景を彷彿とさせる景観の美しさから、平成11年に農林水産省の「日本の棚田百選」に選定をされました。



今月の初め頃に、田植え作業が終わったばかりの様子・・・・。
規模は小さいものの、空に向かって続く棚田。それはこの地に生きる人たちの弛まぬ努力によって維持されてきたものです。



このような光景を目にすることで、棚田が日本人の想い出に残る風景のひとつに思えてきました。
里山の持つ豊かさ、美しい風景づくりの大切さに気付かされもしました。

美しい棚田の風景は、いつまでも残していって欲しいものと思います。

日本棚田百選http://www.tanada.or.jp/100sen.htm
どうですか。あなたの身近なところでも見られそうでしょうか。
新緑から初秋。今時分から、稲の刈り入れ時期まで、心に残る美しい風景が楽しめますよ#59125;#59125;