那須高原には、道の駅が二か所あります。
「那須高原友愛の森」、そしてこちらの「明治の森・黒磯」です。
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/eki/station/tochi_kuroiso/index.html
地元で作られた新鮮野菜に牛乳、卵、切り花等が売られている「ファーム・マーケット」。焼き立てパンが並ぶのは「ファーム・レストラン」です。
この時は夏休みのイベンの真っ最中、模擬店のテントが賑わい・・・店頭ではオカリナのコンサートも開催されていました。


私はファームレストランのカフェで、ジェラートを買って食べます。

様々なフレーバーが揃っていて迷ってしまったものの…ここはお店一押しの「なつおとめを下さい!」。
栃おとめは勿論これまで食べていたけれど、「なつおとめ」!?
二年ほど前に夏秋いちごの新品種として、ブランド「なつおとめ」が開発されていたのですね。マーケットにも、いちごパックは並べられていました。

「いちご王国とちぎ」の名にふさわしく、「なつおとめ」と「とちおとめ」の「ダブルおとめ」で、今後は一年を通して栃木ブランドのいちごが届けられる模様。
このショップでは目の前で、そんななつおとめがミルクジェラートに混ぜられて提供されています。
一口食べれば・・・ウ~~ン!フレッシュ、フレッシュそのもの~~!



道の駅の広大な敷地内には・・・
              

明治時代にドイツ公使や外務大臣、駐米大使などを歴任した青木周蔵の那須別邸があります。
明治21年に建築された建物は、軸組や小屋組にヨーロッパの木構造の架構法を採用し、外壁にウロコ型のスレートを用いるなどの特徴をもつ近代建築とか。
設計者の松ヶ崎萬長男爵は岩倉使節団とともにドイツに渡ってドイツの建築技術を日本に伝えた建築家で、日本建築学会の創立者のひとりとの事です。

建物は平成11年12月1日、国の重要文化財に登録されました。
内部の様子については、過去記事のこちらへhttp://plaza.rakuten.co.jp/simarisuu/diary/200610310000/

那須高原付近には明治政府の高官である乃木希典那須野旧宅、山形有朋邸、大山記念館・大山巌別邸(那須拓陽高校が維持、管理)とそのお墓なども残っていて・・・
明治の元勲たちの足跡に那須野ヶ原の開拓の歴史。当時の上流階級の生活が垣間見られる文化遺産となっているのです。
以前訪問した山縣有朋記念館は入館料@700円でしたが、見学後には詳しい解説&コーヒーのサービスがありました。


広場のヒマワリ畑はまだほとんどが蕾・・・来週あたりには満開になるでしょうか。

綺麗だったアジサイ?と共に、数本咲いた中から撮ったものも、こんなに真っ白々。この前の蓮の花と同じになってしまいました。

ヒマワリ畑の後は、コスモス畑になるようです。

帰路は、板室温泉を通って帰ります。澄み切った川が流れていて、そこでは水遊びをする家族連れの姿がありました。


さらにもう一か所、「道の駅 湯の香しおばら」へも立ち寄りをします。


館内では「七夕かざり」が、この季節ならではのムードを出しています。
http://agripal-shiobara.com/info/
ここへは何時も塩原温泉へ行く途中、また秋には標高1000メートル地帯で育つ塩原高原大根を買うのがお約束!
しかしこの日大根は買ったばかりだったので、トウモロコシを購入してきました。形は不揃いで小さめながら、7本で200円とはこれまた激安価格なのでした。茹でて食べたら、とても甘かったです。