日光・半月山駐車場から関東平野を望む。
はるか遠くに、(写真中央部分)富士山の姿がわかりますでしょうか。富士山の姿がくっきりです!
肉眼ではハッキリとよく見えました。

都合がつかずに叶わなかった紅葉狩り・・・・
週末の日曜日、ようやく見に行くことが出来ました。
この秋一番くらいに冷え込んだこともあり…雲ひとつない好天にも恵まれて、最高の紅葉日和となったのです。
目覚めたのは4時半、5時出発の予定が少しだけ遅れて、家を出たのは5時10分くらいでした。
当然、外はまだ真っ暗。夜更け状態。寒いよ#59136;眠いよ#59136;
でも綺麗な紅葉の為なら、これくらいどうって事ないのさ#59133;


夜が明け始めてきた6時頃・・・日光山内、「神橋」の脇を通り過ぎてゆく・・・

夜が明けて、モノクロだった世界がじょじょに色を取り戻してくる・・・この一時が好き。


いろは坂へ向かう途中で、迎えてしまった夜明け。朝焼けに光輝き映える山並み、そして目的地に向かう車。
この時間に上ってしまえば渋滞知らずな事を皆さんわかっていらっしゃいますね。


いろは坂をほぼ上りきったところが明智平、この場所も眺望に優れたポイントのひとつ。
明智平と名づけたのは、天海大僧正と言われています。
天海大僧正とは、織田信長に謀反を起こし山崎の合戦で敗れた明智光秀との説があり・・・。合戦後なんとか比叡山に逃れ、その後も生きのびて家康公の黒幕になったとされる。日光に赴いたあと、自分のもとの名を残したいと、日光でいちばん眺めのよい地を「明智平」に命名したと伝えられているのです。

上で電線のように見えるのは、ケーブルカーの為のケーブル。

             
朝日で眩しいくらいキラキラ輝いている、男体山の山肌。
駐車場から眺める、絶景ポイントとして#59130;また途中の休憩スポットとしても早朝から多くの行楽客でにぎわっているのでした。
チラッと写っているいろは坂、道路のガードレールが見えています。もう少し上っていきましょう!



明智平から、更に上の中禅寺湖は間もなく。
赤い鳥居が迎えてくれます。、美しいブルーの中禅寺湖#59130;

立木観音脇から足尾へと抜ける、半月山へ。
以前は有料道路であった中禅寺湖スカイラインを進むと、開けた駐車場があります。半月山が壁となって中禅寺湖は見えませんが、足尾方向の山々を望むことが出来るのです。
ここは以前から、我が家のお気に入りであるビュースポット#59125;
ゲートが開く7時を待って、他の皆さんも上がって行きます。



半月山駐車場からは間近に、斑模様に紅葉した様が見えるのです。今年の紅葉は遅れていたから、10月の終わりまで紅葉がまだ綺麗に残っていた模様ながら・・・。
11月に入り広がるのは、葉を落とした木々の幹と枝だけでした#59136;



この山の向こうは、奥白根山に皇海山、袈裟丸山等、中でも白根山は関東以北では最高峰の山だ。



駐車場の背後には、足尾荒廃地と呼ばれるむきだしの茶色い山々が連なっています。
銅の精錬に伴う有毒ガスや、大規模な山火事などから・・・草木のない土地へと変化してしまったことが駐車場内にも書かれています。
以前訪れた時にはヘリコプターが飛び、森林再生のための施策を行っている様子が伺えました。


半月山からの紅葉を眺めた後は、中禅寺湖へと戻ります。
眼下に広がるのは、関東平野。
例年なら、より多くの雲海が眺められるところながら・・・

半月山山頂からの展望はないものの、そのすぐ下にある展望台からは中禅寺湖や男体山を望む素晴らしい絶景が楽しめるのでした。

続く・・・。