昨年末のクリスマスプレゼントにしようと考えていたもののひとつに、ベビ子の洋服があります。私が縫った、簡単なものをね。
「無印」でお馴染みのタータンチェック柄の生地、それがまだあったものですから・・・。
誕生餅を入れて背負う小さなリュックを作ったのは覚えていますか?
                              

以前からお付き合い頂いている皆さんは、すでにご存知なのだけれど・・・
病気(脳内出血)の後遺症から、私の左手はあってないようなもの。左手の機能は全廃なのです。
だからこうしてPCに向かっている時は勿論、家事全般にしても、生活の全てを常に右手一本だけでしています。

今回のものも自分としてはとても満足のいく出来ではない。
本当はもう少し凝ったものを作りたかったなぁ。例えばパンツと一体になったスカッツとか、肩からつり下げるサスペンダースタイルっぽいスカートとか。
しかし片手だけで生地を切って、それを縫う訳ですから、何んとか形にしてやった!って感じでしょうか。
右手だけになってから丸7年半経ちました。
ようやく今は冷静に受け止められる、って言うか、仕方がないから諦めて生きています。
私の実力は、ホントはこんなものではないのだけれど。。。
納得いかない不出来なものながら、ベビ子よこれで我慢しておくれ。

この出来ではとても送れるものではないと、ずっと手元に置いておいたものを・・・モデルさんに穿いてもらいましょう。
              
今年の元旦ファッションは、ばぁばが縫ったスカートです。

そう、しっかりと「ばぁば~」と言葉にして話せるのです。

でもこのモデルさんは少しもじっとしていてくれないの。


左の床の上で散らかっているのは、広告を彼女がビリビリ破ったもの。
右端の乗り物は、乗って遊ぶように用意していたアンパンマンカー。最初はコワゴワだったものを、すぐに乗りこなしてしまいました。
さすがは、ストロング・ベビ子!

それにしても、大きくなったなぁ。

会う度、目にする度ごとに、ビックリするくらい成長していて・・・

こんなにシッカリ立って、こんなにシッカリ歩いているんだね。