ポピー畑の後に行ったのは、こちら。
       
西下ヶ橋(にしさげはし)と言うところ、清流・谷川です。
周囲は雑草も生い茂り、スッカリ初夏を思わせる風景。
民家の軒先を流れる水があまりにも澄んでいて綺麗だったから、「水が綺麗ね~」と言うと、夫:「もっと綺麗なところを見せてやる」と連れて行ってくれたのがここなのです。

この日は暇だったので、ランパス店へもう一軒行ってしまおうかと・・・リストアップしたお店に電話して聞いてみましたら・・・夕方の4時過ぎても、利用は大丈夫との事。
その場で勿論、予約を。
それからは暇つぶし、何となく遊んでいただけながら・・・
適当に訪ねた割りに・・・面白いものに出会えました。



市内に関わらずこれ程自然豊かな、私達世代なら懐かしい世界が広がっていたのは興味深かったです。
木道の奥、濃い樹木の続く山間の下から湧水が流れ出ていると・・・夫。

市内でも数少ない、今時珍しい清流です。
「この水草は、ホントに綺麗な水が流れているところにしか生えないんだ」って・・・。
水草はクロモ?、ヤナギモ?ありきたりなどこででも見かけそうな水草ながら、こういった清流の流れる水底を覆うように繁茂しているものと言う。

県内大田原市北金丸にある、座禅草の群生地。雑木林の中の湿地に、約2万株のザゼンソウが自生して様子が見事なものだから、毎年2月中旬からの時期は座禅草見物に多くの人が訪れます。
私は座禅草もながら、その脇を流れる清流と川底を覆っていた水草の鮮やか過ぎる緑が心に残っていました。
まさにこれ。この水草は、あの時の水草と同じ。
「こんな所なら、蛍の餌になるカワニナも生きていけるのでしょうね」と話していたら…「ゲンジボタル」の看板もあり。
ここに来たら蛍の飛ぶ様子が観られるのと思いました。


田んぼに水を引く田植え後の今の季節でなければ、さらに清らかな流れが見られるのだと言う。先には、ガマが群生していて。。ヤマメや、タガメ、珍しいホトケドジョウ等の多様な生き物も生息している。
帰ってから調べてみたら、「にほんの里100選」にも選ばれている里なのです。

更に山間に沿って歩いて行きますと・・・。
西下ヶ橋の谷川湧水を源とする谷川の恵みを受けた・・・周囲の緑や水田が織り成す風景。
電線が邪魔ですけどね#59136;


広がっているのは日本の原風景。。若い方でしたら宮崎アニメ「となりのトトロ」のシーンかも。

ごく普通の民家の道路を挟んだ山沿いで、こんな珍しいものまで発見#59025;

竹藪の中、自家製の小さな橋を渡った先にあるのは、山からの湧水が流れる水汲み場です。それも自家用、マイ水道って訳。
土の中に埋まっているのは、お漬物の樽?野菜を洗うざるや桶も置いてあります。
夫:「いいなぁ~こういうところで、こういう生活をするのが夢だったんだ!」ですって。
私:「水が綺麗なのはいいけど、水が綺麗=そういう場所を好む〇ムシや〇ビが沢山いるって事でしょう」「私は嫌だな」
それでも自宅からそう離れていない地域で、こんな日々の営みが残っていた・・・実際目にしてみるとそれは、新鮮な気持ちになれるもの。

ここではイチジクも、梅の実も買うものではなく家に生るもののようですね。



今年2月に「ロウバイの花」を見に行った時の事を覚えている方はいますか?
http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19
次に行ったのがその羽黒山でした。
出羽三山の羽黒山ではなく、栃木県にある羽黒山は標高458.2mの山。


木製展望台から宇都宮北部が望め、車窓からでも夜景鑑賞ができます。またも電線が邪魔をしていますけど。。


展望台に張られている写真には、遠く東京の夜景。スカイツリーの姿もハッキリと写っていました。

あのロウバイはどうなったかと言いますと、蝋は付いてもやはり梅なのでしょうか。
ボサボサに伸びたロウバイの木には、こんな変な形の実が生っていたのでした#59136;