「バリアフリー鉄道農園 風だより」が店名、水野さんと言うのはオーナーさんの名前です。
塩谷の山奥にお店が出来てすぐの頃・・・お蕎麦のスタンプラリーで存在を知り、それから度々遊びに行っているお気に入り店なのでした。
知る人ぞ知るといった山奥の・・・不便かつ、不利な場所にあると言うのに・・・ここ数年はオーナー水野さんの努力とキャラの魅力により、今やスッカリ人気店になってしまったのある。
週末など数時間待ちとなってしまっている事から、平日であるこの日は来店するには絶好の機会と思ったのだ。
湧水を汲んだ後「尚仁沢はーとらんど」から更に山の上、「土上平放牧場入口」を右側へ入り上っていった先にあります。
ご覧のように山の上、周囲には何もないから眺めの良さはもう最高#59125;
しかしテレビ番組の「黄金伝説」の放送等により…とても遠いお店になってしまった感じは否めません。
これからの季節。
さらに陽気でも良くなれば、お外のテラス席に座ってそこで頂くのも可能ながら。。
この日は吹く風がとっても冷たかった#59143;標高が高いから、仕方がないのね。
ログハウスの外観通りに・・・ウッディな店内。
コレクションされていたカップ&ソーサーや、食器類が飾られて・・・
店内にかけられた絵や暖簾は、ご近所の工房の作家さんのものとか。
「今日は寒いので、床暖房を入れました。どうか、ユックリとなさっていってください」って。
お店で出される水は勿論、高原山に湧く美味しいものです。
オーダーするメニューは決まっていました。
アンチョビ、チーズなどを使ったシーザードレッシングに、ベーコンとパルミジャーノレッジャーノ・チーズがかかったシーザーサラダ。
これ美味しいから、前回は二人で大盛りを食べてしまったけれど。今回はハーフサイズで。
それでもじゅうぶんなボリューム、とにかく野菜が美味しいのです。
厚切りのベーコンにチーズ、ドレッシングも良い味ながら・・・下にしかれたパリパリ麺もアクセント!
「ゴルゴンゾーラとクリームチーズのフェットチーネ」は国産ほうれん草を練りこんだ平打生パスタに、ベーコンとゴルゴンゾーラチーズ、クリームチーズ、生クリームをソースにして絡めてあるのだそうです。
そして「風たよりさん」テッパンメニューである、「手作りケチャップの、ふわとろオムライス」。
これ、ホントに美味しいの#59126;
飼料にもこだわった地鶏の卵を3~4個使い。完熟トマト、ソテーした野菜、ハーブをじっくり煮込んだ自家製ケチャップでふわり・とろ~りと仕上げてあるのだそう。。
日替わりの3種デザート盛合せ「パレットケーキ」も魅力ながら・・・お腹がいっぱいで食べられず。
                              
「アコースティック」の自家焙煎豆を使用・・・とのブレンドを頂いて、「ごちそうさまでした」。
某有名食品メーカーの社員として、アジアを中心に世界を駆け巡ってきたオーナーさんが、脱サラをして始めたのがこちらの店。
初めは北海道と思ったものが、この山の風景に魅せられたのをきっかけとして、自らの夢を形にしたものなので・・・思い入れもタップリなのでしょう。
それが接客にも表れて、皆ファンになってリピしてしまうのかと思います。
タイに駐在されていた事から、メニューにはタイ風の辛いご飯、タイカレー、バジルを多用したものなど。そしてどれも手作り感がいっぱいなのです。
この冬の大量の降雪写真も見せて下さったのだけど。県から大型除雪車が入る程の雪の多さだったそうです。
食後のお楽しみ、ここに来たら、これに乗らないといけません#59125;
お店の方が忙しくなった今は、「乗せてください」とリクエストが必要なくらいながら。。
かつては「せっかくいらしたのですから・・・是非、是非#59125;」って無理矢理状態、乗せられてしまったのでした。
ミニSLの運転をするのは、オーナーの息子さん。
普段は厨房にいる彼、子供たちのリクエストがあるとこうして出てきてSLの操縦をしてくれるのです。
ログハウスの周り、敷地内を二周してくださったけれど、ホントに気持ちが良いの#59126;
私だけの貸切よ。大人でもじゅうぶん楽しめます#59126;
GW過ぎでしたら、周りの山々、下界の様子も新緑の風景が楽しませてくれるはず。
2月の週末も積雪及び除雪作業の為、臨時休業させて頂いたとか。
同県内とは言え大変な吹雪、吹溜まりでは2メートル越えの状況だったそうですから・・・景色が綺麗、空気が気持ち良いなんて言っていられない、山奥に暮らすって本当に大変な事なのですね。
子供が生まれる前の頃、息子夫婦にも「良いところだから遊びに行っておいで」と言ったものだったけれど。。
出来たら次はこっちゃん連れで、皆で遊びに来たいと思うお店なのでありました。
http://kazedayori.moo.jp/