翌日の日曜も爽やかな空#58942;絶好のドライブ日和です。
もう夏の花は終わってしまっていて、でも紅葉目的に出かけるには早い・・・そんな季節。

そこで出かけて行ったのは、爽やかな空気と自然に恵まれた山里・・・真岡鐡道を走るSLの終着駅のある茂木町でした。
我が家からは芳賀町を通って、市貝を通って、行かなくてはならない。だってそこはお隣の県・茨城との県境近くであるのだから。

そこで初めは、このところ頻繁に通っている「金田梨園」さんで梨を買っていきましょう。

専門の梨農家さんだけに、ここのものを食べてしまったら、もうスーパーのものには戻れないのだった。
今回売られていたのは、時期的にも「豊水」。

でも見て!庭先にこんなコンテナに入った梨がズラリと並ぶ様子は、壮観な感じがします。
この為に、一年もの間ずっと地味な作業が続けられてきたのでしょうね。
                                 

次に向かったのは前回と同じで、道の駅「サシバの里いちかい」。

どこから、どうして?これ程多くの人がきているのでしょう?沢山の車にバイク、当然人も多かったのです。

   
道の駅では、「MOTO GP日本グランプリフェスティバル」が開催されていたのでした。
※Moto(モト)GPとは、例年、茂木町のツインリンクもてぎで開催される。世界各国から選手や観客が来場するロードレース世界選手権。
このMotoGPの開催に先立ち、プレイベントとしてMotoGPフェスティバルを開催。もてぎエンジェルによるプロモーションなどのPRステージやイベント等。
そこに地域の観光情報の提供、特産品の販売など茂木町、市貝町、芳賀町が連携した催しであった模様。


この日、お昼を食べたのは「そばの里まぎの」さんでした。
地産地消をコンセプトに、オープンしたおそば屋さんだけに・・・おそばは自家栽培、自家製粉。
地元・牧野で育てたそば粉を毎日挽き、打ちたてのそばを提供しているお店です。

八溝山系による複雑な地形と、清冽な那珂川の流れにより朝夕の温度差が大きくなると、那珂川から川霧が
立ち上ります。時には雲海のように厚く深くなる・・・川霧により生まれる茂木のそば。
そば畑の白い花の中、山間の風景を眺めながら車は進む。
              
茂木町郊外、自然いっぱいの牧野地区にありながら、人気店だから休日のお昼は常に人でいっぱいなのです。

          
ここに来たら、頼むのはこれ!
那珂川で捕れた天然鮎の天ぷらがのる季節限定メニューである「鮎天盛そば」…1,260円なり。
那珂川の川霧がたつ牧野の地で育ったそばは絶品!
天ぷらや定食の食材、使用しているものはどれも地元で採れた野菜やお米だそう。。

          
鮎を開いて揚げた天ぷらは、頭から尻尾までカリッと香ばしく揚がっていて、骨も全部食べられちゃう。
清流・那珂川でとれた鮎の天ぷらの美味しさは、ヤミツキと言うもの#59125;
野菜類もサクサク、ホクホクの食感の良さは当然。
そばやお汁の器は茂木の陶芸家さんの作品と・・・全てが茂木尽くしのお店なのだった。

          
土・日・祝日限定として、そばのタルト・シフォンケーキ(各350円)も登場。お土産に購入していくお客さんの姿も多く見られました。
店先には、店内で出されるメニューの食材なのでしょうか。お野菜が並んで売られています。
http://www18.ocn.ne.jp/~magino/
間もなくやってくる新そばの季節が楽しみで、ワクワク#59126;また食べたい!と思わせる味わいでした。


日光国立公園域内に端を発した流域には、未だ多くの自然が残されている・・・関東随一の清流として知られる那珂川です。
鮎を捕獲する為、川の中に杭を打ちつけて、そこに竹や木で作った簀や蛇籠などを張り巡らせた簗。
そんな簗のひとつ「大瀬の簗」も近くにあるなど・・・このお店も「あゆ街道」の中の一軒だったのですね。

まぎのそば(蕎麦) / 茂木町その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.5