輪島の朝市についで・・・こちらも人気の観光スポットである「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」の光景です。
自称「棚田マニア」である私、ここを見逃すことは出来ませんぞ!



「日本の棚田百選」、「国指定文化財名勝」に指定。「世界農業遺産」にも認定された「能登の里山里海」の象徴とも言える・・・輪島市白米町にある棚田です。
高台から海岸まで続く急斜面は、大小さまざまな形の水田により幾何学模様が描かれています。



青い空、碧い海。これぞ、まさに絶景!

ここでは言葉など、必要なし#59126;


途中の道中で、目にしたのは・・・「THE はざ掛け」の風景。

刈り取った稲を束ねて、組んだ竹にひっかけ・・・逆さにして天日乾燥させることをそう言います。
かつて機械がまだない頃は、普通の・・・乾燥方法ながら。。作業そのものに多くの人手を必要とするはざ掛け。稲の重みもあり、大変な重労働でした。
機械の乾燥機が普及する事により、こうした天日乾燥は珍しいものとなってきているのですが、この辺りはそれ程の大規模農家がないからか、至るところで目にし続けたのでした。



高洲山の裾野が広がる急斜面に、幾重にも段になった田んぼが広がっています。その数1,004枚。1枚の田の平均面積は18平方メートル程だそうです。
中央部分の朱色の部分はこの日、この場所で、結婚式があった為でした。



2001(平成13)年1月、国の名勝に指定された・・・白米千枚田。しかしこの地でも深刻な後継者不足となり・・・。
2007年春からは、田んぼのオーナー制度がはじまっているのです。

それぞれの面積は耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業です。それは平地の数倍の労力を必要とする事。

棚田ではこの時、稲刈りの真っ最中でもありました。


春夏秋冬・朝夕にも表情が変わる・・・圧巻の光景。世界農業遺産としての取り組みも高く評価されているそうです。

青々とした稲が成長し・・・黄金色に輝く季節を迎えて・・・。

千枚田では多くの方々が働いていました。それぞれの面積が小さい為、頼るのは人の手のみ。
そこで当然、稲の乾燥もはざ掛けにせざるを得ないと言う状況のようです。



晴れています。快晴です#59125;
今思い出しても、能登旅は、ずっと天気に恵まれ続けていた。。これを書いている今は、雨だけど。
                                
結婚式を終えたお二人の姿です。
                            
派手やかな打掛姿の花嫁は若く、美しく、この青空より晴れやかな・・・お二人に幸せを感じた一時でした#59125;


来年3月13日までは毎日。LEDイルミネーションイベント「あぜのきらめき」が開催されるなど。気節により違った景色が楽しめる。輪島市内からは、運賃割引の臨時バスが運行されている模様ですhttp://senmaida.wajima-kankou.jp/
HPで観る、夜の深い海を背景にした光景も綺麗ですね。