2日の月曜日は、早朝から雨降りでしたが。。県内の那珂川町で「秋の里山へおいでませ」・・・と名づけられた「小さいマルシェ」が開かれると知って・・・これまた幸いと・・・夫に同行し出かけてきました。

まずは何時通り道の駅でお野菜を買ったり、周辺をドライブ。

      
その後は県境を越えて茨城へ。しかし「道の駅みわ」、月曜は定休日でした。
通り道にあった「峠の茶屋 一休」さんでは、愛犬ゴンちゃんの様子が気にはなったものの。また私も顔を出したら、ママちゃんも喜んでくれるのはわかってはいたものの・・・この日のお昼ご飯は、夫行きつけの店「大八寿司」さんと決めていたので、悪いなと思いつつ立ち寄る事は出来ませんでした。


「日本で最も美しい村」にも選出された癒しの里、那珂川町小砂(こいさご)地区です。大雨の中で撮ったものなので、雫のオマケつきです#59136;
※日本の農山漁村の景観・文化などを守る活動をしている…NPO法人が運営する「日本で最も美しい村」連合に、厳しい審査の後加盟しました。
域内には金結晶釉が特徴の小砂焼きの窯元や、手入れの行き届いた田畑が点在し・・・。どこか懐かしさを感じる、那珂川町の中でも“最も”美しい景観を持つエリアだと言います。

          
田舎道を進んで、山中へ入って行く。
山と田んぼばかりで、本当にあるのかしら?・・・と不安になる頃。
陶器と木工とカレーの・・・「てれんこ工房」さんの入り口が見えてきました。山間に案内の小さな看板が立った、雨に濡れるその光景もまた好し・・・と言ったところ。
・・・ちなみに「てれんこ」とは、「ゆっくりとした行動をとる様子」を栃木弁でこう言うのだそう。。私はまだ若いから、栃木弁には詳しくはないのです。なーんてね。

失礼ながらここはナビなしには、たぶんたどり着けないであろうと思われます#59142;


イメージをしていた・・・通りの山道の先に建つ、〇〇ガキさんご夫婦が暮らすログハウスの住居&工房。
素敵な光景、素敵なお家#59125;・・・って、ウットリしてしまうロケーションでした。

その上ご夫婦揃って、陶芸、木工・・・と、もの作り能力の高いカップルのライフスタイルは想像するだけでカッコイイ#59125;
車から下り、期待をもって会場へ。
ガレージ内に展示された、アート作品たち。
          
木工作りをされているのは旦那さんの方、以前から知り合いである〇〇ガキさんの息子さん。そう、お母さんとはよくお会いしていましたが、息子さんご夫婦は初めてでした。
ここ那珂川町には陶器作りに合った土がある。それが決め手となりこの地に移り住んだのでしょうか。京都出身のお嫁さんは陶芸家さんなのです。

ガレージのギャラリーでは、木工の器や食器、陶器にガラス工芸、染め物、フェルトの帽子、肩掛けバッグ、手織りの布や編み物、アクセサリーなど・・・展示されていました。

また隣りの建物でも、ブランアロマというハンドマッサージの施術。
午後2時過ぎには私も訪問済みであった・・・「谷田便利軒」の出張カフェ、マスターの楽器演奏もあった模様。
これで利益があるのだろうか?と心配してしまう小規模な催しながら、それだけにゆったりとした空気が流れて、こんな暮らしが出来たら理想的ね!と心から思ってしまいました#59130;

私が買い求めてきたのは・・・山の自然から生まれた、木のプレート一枚。
お買い物を終えたら、お嫁さんがコーヒーを淹れてくれました。〇〇ガキカレーを食べていたお友達の座るテーブルに同席し、温かいコーヒーを頂いてショートブレッド風の焼き菓子をつまんできました。

  
帰り際、車に乗ろうとしたら・・・前後してやって来た車が一台、ぬかるみにはまってしまったという。常備されているユンボが出動。
でもそんな時は見過ごせない夫、「先に車に乗ってて」と言い残し助けに行ってしまいました。その後、救助活動は無事成功!

夫曰く、この辺り一帯にある信号機は手押しボタン式の一基のみ。それも本来は必要ないものの、近くに小学校がある為に設置されているとか。
信号の色が変わるのも、日に数回のみと言います。

こちらの工房以外にも・・・
その直前に出かけた、私が30年所属している読書会。と言っても席があるだけ、会への貢献など全くしていないのが申し訳ない限りながら。。
会の終了後ご自宅に寄ってお茶してきたWさんの息子さんも、那珂川町在住の陶芸家さんとの事。
どのようなお仕事をしているのか、出来たらそのアトリエの見学もと思った訳ながら。
でもメモを忘れたため、窯元は探せず。。〇〇ガキさんにお聞きしたところ、親しい関係らしくて「彼は今、益子の陶器市の方に出店中です」って。
改めて思うに、この辺り一帯が移住者たちのコミューンなのですね。
自然環境の豊かな山間に住み、しかし車で一時間も走れば・・・海も、また街もある。
移住というとスローライフな側面が強いものの、「風景は田舎だけど、カルチャーは都会」という生活。
土地に根ざした・・・衣・食・住。暮らしと、創作の住空間って、やはり憧れてしまうわぁ#59125;


どしゃ降りの雨と、真冬並みの気温の低い一日でした。
皆様の近くでも、すでに紅葉は始まっている事でしょう。
寒くなってきました・・・どうか、風邪など引かれませんように。。