ホテルを後にしたら・・・また三ノ宮駅まで戻って。
三ノ宮は前回来た時も感じましたが…神戸市の中心だけに建ち並ぶ大きなビル、大勢の人がいっせいに歩く・・・まさに都会そのもの!
先の新大阪駅、神戸三ノ宮駅でも、行きかう人の多さについキョロキョロ…「お上りさん」であった私#59142;
土地勘もないゆえ、ネット予約をしておいたレンタカー店を探すのも一苦労です。
地方でレンタカー店と言えば・・・大きな看板&広い敷地で、遠くからも一目瞭然がお約束。
夫が携帯で連絡をして、たどり着けました。持参したスマホが全く使いこなせていない私でした。
店は駅から至近距離なので・・・狭い間口、車はまた別のところから運んでくるシステムなのです。
                    
手続きはスムーズに済んで…一日限りののマイカー「日〇モコ」は、名前通り・・・モコモコッと走り始めた#59144;
午前中に淡路島を経由して、四国へ渡るつもり。
          

神戸は以前に一通り観光済みです。北野や異人館巡り、南京町で中華も食べていますしね。

それにしてもなぜ・・・四国かと言いますと…昨年4月に訪れた香川の讃岐うどんの味と楽しさが忘れられなくて#59117;
瀬戸中央道&瀬戸大橋経由で渡ったその時食べたのは坂出、丸亀エリアのみ。

車を走らせていくと・・・海だ。海が見える。港も近い。

淡路島といえば明石海峡大橋は欠かせません。瀬戸内にかかる世界最長の大きな吊り橋は雄大!かつ美しく、その姿から・・・日本の技術力の高さを垣間見ることができました。

ちなみに橋の高さも国内有数、東京スカイツリー・東京タワー・あべのハルカスに次ぐ高さを誇るのだそうです。
そこで強風が吹くと、通行止めとなる事もよくあるとか。
     
雲間から射した陽光が、瀬戸内の海面を照らす一時。


迫力の景色。橋が見えてきた瞬間、二人して「おお!!」と声にしてしまったくらい・・・目の前で次々と展開される絶景にテンションも上がります!


瀬戸内の海、漁船、 明石海峡大橋を渡れば・・・遥か先に横たわる影がだんだん近づいて・・・そして陸地となった・・・。







そこは、淡路。


淡路島は縦と言うか斜めに長い島。
瀬戸内海で最大の広さを誇るだけに、走っても、走っても・・・まだ淡路。

神戸と淡路島へは私達、鉄道とバスを乗り継いで・・・十数年前も来ていました。
その時島の特産は玉ねぎと知って、でも玉ねぎを持って帰るのは無理だから…購入したのは玉ねぎスープ。お昼は淡路牛のステーキを食べましたっけ。


こうして高速で走っていても、周囲に広がる玉ねぎ畑は見てわかりました。



ここ淡路島は、神戸と共に阪神淡路大震災により甚大な被害をうけたところであります。
1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災は、明石海峡の淡路島寄りを震源とする、マグニチュード7.2の大地震。
それにより・・・死者6425名、不明2名、負傷4万名以上。住宅全半壊20万以上、住宅全半焼7000棟以上にものぼる甚大な被害がもたらされました。
あの日から・・・今月17日で21年。
そしてその後の東日本大震災では更に大きな被害、更に失われた多くの命。
地震国に住む我々は・・・これから先もずっとこの国土、自然と向き合っていかなければなりません。
驕ることなく謙虚に、気を引き締めて、前を見つめて生きていかねばと思うのです。


島内には当然観光スポット、見どころも多くあるのは承知していますが・・・目的は別にあるから先を急ぎます。…「日本三大群生地」のひとつに数えられている「灘黒岩水仙郷」は見てみたかったけれど。。

二つの海峡を渡ってゆく、続いては・・・淡路鳴門自動車道。
淡路島を南下して、奇勝「うず潮」で名高い鳴門海峡を渡るルートです。
平成10年4月5日に完成した明石海峡大橋。大鳴門橋は更にさかのぼり・・・昭和60年6月の開通だそうです。関西エリアから四国へ直結したルート通過で・・・神戸から1時間20分あまり。徳島はすぐに感じられました#59144;



四国編が、続きますね。