「ちいさなちいさな、おひなまつり」展・・・馬頭広重美術館の裏手にある、乾徳寺和室にておひなさま展が行われました。


馬頭町小砂に住む陶芸家のやまさき のぞむさん。昨年秋に彼女とは一度だけお会いしたことがあります。
先月の終わり頃、かねてから私の知り合いである義母さんから展覧会の案内を頂きました。

陶器、漆、フェルト、ガラス・・・様々な素材を使ったおひなさま、それぞれ違った作家さんの展覧会です。
          
歴史ある町並みの馬頭南町商店街を通り過ぎると、「馬頭広重美術館」。その北側に位置する「龍澤山 乾徳寺(けんとくじ)」、昨年12月に最後の紅葉を楽しんだお寺でした。http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2015-12-09

冬空の下、静まり返った境内には枯葉をかぶったお地蔵様。

澄んだ朝の空気の中、山門から境内へと歩いていましたら・・・。

あれ#59025;
もしや、「レディス&メンズファッションあらい」の社長さんでは?
同じく、「??どうしてこんなところで?」と言う顔をされちゃいました。
そこで、「旦那さんである〇〇さんのお母さんと知り合いなんです。秋には、工房へもお邪魔しているのですよ」って。
「あらい」さんへは「那珂川の風Tシャツ」を求めて、二人で伺ってから…夫は何度か来店しているとの事。
それなのに、夫よ!なぜ気づかない?#59142;
                                   
玄関の引き戸を開けると、広い土間が広がっています。
その造りは田舎の、農家の家屋と同じ造りです。
農作業中であっても作業着や長靴の汚れを気にせず立ち寄りし、相談や会話が出来るよう・・・広い土間の一角にテーブル椅子のセットが置かれていました。それは地域に根ざした生活の知恵である風習に他なりません。


          
上がってすぐの一室が、その会場です・・・陶器作家やまさきのぞむさん、やまさきさんの出身地京都で活動する女性作家10名による創造の世界がくり広げられていました。


細長い和室に、お雛様の赤い毛氈が敷かれて…。そこに並ぶのは・・・手の上にのってしまう ちいさなおひなさま達。
木製の台を製作されたのは勿論、旦那様だそうです。



冬枯れのお庭が眺められるよう、雪見障子風の造りになっている模様。そこには、個性的なおひなさまが並んでいました。





展示を見終えた後は、奥の部屋に通されて…住職夫人の点てたお抹茶を頂きます。

普段、寺院の一室など足を踏み入れた事ないから、どこを見ても珍しくて#59025;ここでも、お庭が素敵!


左の素朴な厚ぼったいお茶碗は、地元である小砂焼のものです。
1830年(天保元年)水戸第9代藩主徳川斉昭がその地で陶土を発見し、水戸藩営製陶所の原料陶土として使われたのが小砂焼の興りとか。
金結晶という金色の上薬が特徴、小砂焼は「金結晶」の名で知られるようになり、栃木県伝統工芸品にも指定されています。
和菓子は紅白の梅を模った和三盆糖、もうひとつは栗羊羹でした。
「おもてなし」の気持ちを感じつつ、一服頂いた次第です。お抹茶は有料なのですけど、やまさきさんのご厚意でご馳走になってしまいました。サンキュです。

そうする内にも次々とお客様がいらしている模様。
空いている内に来たから、よく見られましたし。。お話も出来て良かったわ~ん。
開催期間は2016年2月11日~15日。ゴメンナサイ、終わっています#59142;

   
2度の大雪に見舞われて・・・暖冬から一転 厳冬の一月が終わり。。
節分、立春も過ぎ、雛人形を飾る季節が巡ってきたのですね。福寿草がひっそりと顔を出し、早咲きの水仙も咲きだしました。春の到来も間もなくですね#59128;


          
次は街中にある、編み物と手芸の店 「住吉屋」さん。
住吉屋さんは手芸品を売っているだけでなく。毛糸、ソーイング、パッチワーク等・・・のワークショップを開くお店です。
だから前から一度、来てみたかったんだ。

2/19〜3/6の期間中、各店舗、ウィンドウに雛人形を展示するイヴェント「馬頭のひなめぐり」に合わせて編んだと言う、編みぐるみのネコお雛様。https://www.facebook.com/batohina/
そして大ファンなので編んだ・・・「ゆづ王子」だそうです。ぷーさんのティッシュケースも持ってます、彼が持つムードが全体に出てます、似ているって思いました。
   
他にも色々、楽しいものがいっぱいあるお店です#59126;

最後は、ランチ行きますね#59144;