部屋で少し落ち着いたら・・・二人きりでは退屈なので、センター棟へと向かいます。

すでに外は黄昏が迫りはじめていました。

夕ご飯はどこでとりましょうか。
チェックイン時にもらった居酒屋リストで順番に連絡をするも「今日はもういっぱいです」と断わられ・・・ことごとく敗退。
そうする間にも、それぞれの店の送迎車は客を乗せて走り去っていくのだ#59142;
私としたことが甘かったわぁ#59136;
一晩の食事をかけた生存競争が、これ程熾烈を極めるとは想像もせずにいたのだから#59122;
しかし後で聞いた話によると、行きたい店は出発前にすでに予約しておいたとか。ハイシーズンの夏場であれば、それもありだけど。。真冬の、この日は平日だったのです。


私達も一度くらいはホテルで食べようと思っていたから結局、館内で済ますことに。
そこで思い出したのが・・・ルームメイクをパスした場合にゲット出来る館内クーポンでした。
到着時からなにかと気遣ってくださった・・・スタッフ〇〇さんに夫が交渉し・・・夕食タイムに使える事となりました。ラッキー!
本来なら手元にくるのは翌朝ですので、良い子の皆さんは真似しないでくださいね。また〇〇さんには色々便宜を図って頂き、心から感謝しております#59125;

レストラン名の「ぬちぐすい」は、沖縄で言う「(命の薬)」と呼ばれるもの。
グリルダイニングに案内をされ・・・私達に付いたスタッフさんは感じの良い好青年でした#59126;
入口の水槽を眺めていた時から、お魚の説明を色々してださったり・・・テーブルに着いてからは、知らない食材を教えてもらったりしました。
眼がクリッとした可愛い顔立ちだったから「この島の方?」と聞いたら、「いいえ、僕は本土からです。八重山の自然が気に入って、埼玉から来ました。」
「ええ~~!埼玉のどこ? 春日部だったら友達もいるし、昔から知ってるわよ。私達は隣りの栃木から」って、話が弾んじゃいました。


メニューはホテルにしては手頃なお値段。単に一番安いものを選んだだけですけど#59142;
セットメニューは、前菜、サラダ、ご飯、汁物、香の物、パン、アイスクリーム、フルーツ等・・・のミニブッフェが付くのもお得な感じです。

飲み放題プランもあったけれど、そんなに呑めないので単品でオーダー。

                                        
私は、生のピルスナー。夫は、瓶で「いちばん桜」を。寒桜の華やかなラベルを見たら、昨年の「八重岳」の桜を思い出して・・・テンション上がりました。
オリオンビールは沖縄で呑むと、どうしてこんなに美味しいのでしょう#59130;
適当にとってきた前菜、サラダ。
野菜スティックの手前にある黄色いゴボウみたいのは、アダンの新芽を料理したもの。
アダンの実は、知らないと「パイナップルだー」って勘違いしてしまいそうな、見た目がそっくりな実です。アダンの実とパイナップル、それにタコノキのゴツゴツとしたルックスは皆、似ていますね。
アダンはタケノコのような食感、カッとしたら黄色いゴボウのようでもあり、サッパリと頂けます。
島ラッキョウも朝は見あたらなかったので、食べておいて良かった。

          
酒好きにはたまらん。
泡盛飲み比べは「八重泉・請福・白百合」の三種、どれも八重山の地酒だそうです。「請福」の工場は石垣空港の近くで見かけました。
飲み比べ程度の注文でも、「水割り」用の水、氷を持ってきてくれます。こちらもホテルにしてはリーズナボー!お値打ち価格です。


前菜が食べ終わる頃に、メインの「海人御膳」「天ぷら御膳」がやってきました。
お刺身5点盛りは、シャコガイにマグロ、イカに、あとは???だったか・・・忘れてしまった。キャパ越えです#59142;
揚げたてサクサクの天ぷらは勿論、美味しー!

そしてブッフェと言ったら、期待してしまうのが食後のデザート#59126;
初スイカは当然!美味しかった・・・パイナップル、ライチー、素朴なパウンドケーキ。控えめにすくってきたアイスは、自分でカスタマイズ。
用意された6種類のアイス、彼曰く、「残念ながらブルーシールではないです」って。

どれも美味しくいただけました。グリルダイニングだから冬場はしゃぶしゃぶ&鍋料理、夏場はプールを眺めながら・・・バーベキューだそうです。

はいむるぶし

夜総合点★★★★ 4.0



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飲み過ぎ、食べ過ぎた為、千鳥足のまま部屋へと帰還。・・・のはずが。。


八重山で活動をしているアーティストの、「島唄」ライブが始まったところ。せっかくなので参加していきましょう#59126;

出演の「つちだ」さんは、ヤマハPOPCON九州大会出場をきっかけにプロの道へ、この島が気にいって小浜島に移住されたとか。「ちゅらさん」には、小浜小学校の先生役で出演したと言う。


KBG84(小浜島ばあちゃん合唱団)「Come on and Dance 小浜島」。

この曲も披露されましたが、改めて見てみると・・・おばぁ達が並んで立つ、シュガーロードを走ってくるバスは翌々日に乗った小浜交通さんのバス、呑みにいった居酒屋さんに、ターミナル港のスタッフさん。
水牛が潜るのは、はいむるぶしの池、踊るホテルマンさん・・・と皆、懐かしいわぁ#59117;
曲間のMC、ホントか冗談かは不明ながら・・・石垣島の若者は日曜日になると、空港内にある「STARBUCKS」でコーヒーを飲むのがトレンド。
その前にあった「MAC」開店時には、前夜祭まであったとか。
平均年齢は84歳、天国に一番近いアイドルである「KBG84」・・・小浜島ばあちゃん合唱団。島のおばぁ達の形態を軽妙なトークで語って和ませてくれました。
確率30パーセントで深夜に出てくるヤモリの話題と、替え歌の合唱。
集まった皆さんも一緒に歌い、手つきを真似「カチャーシー」を踊って・・・と、この場を楽しむムードが漂っています。
        
コテージ棟からは、雨や、風の強い時は歩くのが面倒な距離かもしれません。
       
歩いている方もいましたが、勿論カートで帰ります。少しだけ酔っぱらい運転で。
園内の道路、各所に控えめに灯された・・・イルミネーションが綺麗でした#59130;

さて、一晩寝たら・・・。
長くなってしまったので、朝食編は次回にしますね。