偶々思いついてのドライブながら・・・今月4日は、奥日光から塩原温泉へ。
目的は温泉ではなく、紅葉。そして大根を買うことでした#59120;
しかし塩原も紅葉の色づきはジャストとは言えず、イマイチかな#59142;

    
塩原で最も人気のスポット、「塩原もの語り館」の駐車場から。
例年11月初めから中旬にかけて、箒川(ほうきがわ)の川辺に密生するカエデやケヤキは鮮やかに紅葉する。
川沿いにある「塩原もの語り館」に来たら、デッキに座って川沿いの景色に見入るのは・・・お約束です。


温泉街でも知られるスポットだけに、多くの観光客の姿がありました。


二階にあるレストラン「洋燈」も混んでいました。レストランメニューは観光地そのものだけれど、大きくひろがった窓からの眺めは最高です。…私は、おトイレを借りただけで退散・・・。


もの語り館の対岸は新緑と紅葉の名所。昨年(10月22日)の訪問時よりは色づいている感じがするものの・・・。少しだけ早かった。

          
振り返ったら、塩原の温泉街。
私が度々足を運んでいた・・・10年以上前から、すでに寂れたムード満点の塩原温泉でした#59143;
福渡・古町と言ったこの辺りより、個人的には奥の塩原新湯、奥塩原の元湯の方がお勧めですけど。。

          
吊橋から下に目を向けたら・・・、あら、クレソン採りでしょうか。水が綺麗、そこに温泉まで流れている為なんでしょうね。
大量のクレソンが自生している様子に見入ってしまいました#59025;クレソンはサラダにしたら、美味しいなぁ#59142;


さて、さて、本来の目的である・・・塩原高原大根#59126;

晩秋の風物詩である、大根目的で一度は出かけたい! 
      
土壌改良や工夫をこらして、60年も続く・・・全国でも珍しい高原大根の生産地です。
天候に左右されやすく、ちょっとしたことで割れたり、曲がったり、肌に傷がついたりと、実はとっても繊細な大根。
この地の大根は、塩原の清涼な空気と農家の方たちの愛情をたっぷりと受けて育ったものです。
私達がお気に入りである高原大根を並べる店は、新湯温泉の近くにあります。
我が家が何時も立ち寄るのは、「みどり園」さん。
何時もの年とは違っお客の少なさから…お店の方に伺ってみましたら…販売終了との事。
それでも奥には、大きな浴槽の中で湯気を立てた温泉で洗われていく大根。ツルツルした真っ白な美肌はウラヤマシイ限りながら・・・。
ここは駐車場が広いから週末などは観光バスが止まって、大量の高原大根が車のトランクルームへと運び込まれる光景が見られるのであった。だから今あるものも予約済みなのでしょう。

400円くらいから・・・重さにより、価格のランクが分かれている大根達。
寒さから身を守るために糖分を蓄え甘くなる。ここまでの瑞々しさはチョッと他では味わえません。…この味わいと食感は是非、生食で!
高原大根は、ずっと下にある、塩原温泉入口の「道の駅 湯の香しおばら」でも購入は可。
それでも夫曰く・・・何時もの、この場所の大根でなければ気がすまないとか。

※購入した大根は一般的なものと比べたら、比較にならない大きさ、重さながら。。その数、なんと8本!
スティックにしてディップソースを付けても、スライスしてサラダにしても、またはお漬物としてもウマイ#59125;
自宅でも、翌日持って行った実家でも一本は即、食べきり!
今は、二本目をいっている最中なり。。
泥付きのものは土の中に埋めておいたら、しばらくもつから大丈夫だと言います。


最後は「日塩もみじライン」を通って、鬼怒川へとぬけて帰りましょう。
鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ標高1,000mを超える高原道路です。


ネーミング通りに紅葉の紅葉で名高い道路沿道には紅葉が多く、最盛期には辺り一面が真っ赤に染まる、高原ハイウェイを楽しむスポット。


例年であれば、左右から迫ってくる紅葉の木々の迫力に思わず「うわぁ~!」となるはずながら。。


今回もそれ程ではありませんでした#59136;
それでも新そばを食べて、好天の下景色を楽しんで、それなりに充実の一日が過ごせたのでした。