気づいたら・・・12月も中旬近く。早いもので、師走です。
今回も実家へ行った時の話、B級ネタです。いや、C級かも!?
母が歳なので月に二度は顔を見に行っていますから、そうなるのも仕方がない。
さて、お昼。その時はラーメンの気分だったのね。
          
食べに行きましたのは、初めてのお店「青竹手打ちラーメン大和」さん。
常に行列が出来ているので、気になっていたところでした。駐車場に置かれていた車は、他県ナンバーが多かったです。名前を書いてから、3~40分待ったでしょうか。

店内は意外に小ぢんまり、元は何屋さんだったのかな?居酒屋風の造りに感じました。
3人揃って普通のラーメン(630円)、そこに餃子(一個90円なり)。大き目サイズだから、一個で私はじゅうぶんです。
平日ですとお得なセットメニューで、ガッツリいけそうな感じ!←私はイキマセンけどね。
          

注文してから6~7分で出来上がり、着丼。

具材は7~8センチの大きさのチャーシュー・メンマ・刻みネギだけのシンプルさ。チャーシューは厚みがあり2枚入っています。 
澄んだスープは醤油たれで、醤油の良い香り。出汁はあっさりながら、コクもあったような。

ただし麺は佐野ラーメン特有の細切りぴろぴろ麺というより、太目でシコシコもちもち。手打ちならではの麺ながら、やはり私は細い方が好きかも。
青竹打ちと言っても、佐野ラーメンにも色々な麺があることがわかります。
「一麺一心」の 「佐野らーめん 田村屋」さんで修業されたそう。以前食べた「麺屋 ようすけ」さんも同じでした。
過去行ったお店の記憶をたどっても多いように感じました。
正直・・・どんな味だったか?記憶がすでにあいまいな為、いい加減な感想で申し訳ありません。
手作り?モッチリとした皮の餃子は、お肉がシッカリ感じられて美味しかったです。


そして佐野と言えば、佐野いもフライも。 数あるいもフライ店でも、老舗の「江原商店」さんです。一目で飛び込んでくる「いもフライ」の文字が大胆そのもの#59120;
     
しばらくお休み中であったものの、この日は営業中。そうとわかれば、つい寄ってしまいますね。

2013年「全国ゆるキャラグランプリ」で優勝した、佐野市のゆるキャラ「さのまる」。
さのまるが刀として腰に差すのは、いもフライ。
砂地の多かった佐野で採れたじゃがいも、そのいもを番傘作りで余った串に刺し、厚めの小麦粉の衣とパン粉をまぶして揚げたのがいもフライなのです。
かつては繊維産業が盛んであった佐野の街。
貧しくてお米が食べられなかった女工さん達は、仕事しながらでも片手で食べられる、いもフライをおやつにしてお腹を満たしたと言います。
                       
モチモチッとした厚めの衣と、ホクホクのお芋と、ソースのバランスは・・・食べ慣れた懐かしい味。
これが本物のいもフライだ~~!と、つい言ってしまいたくなる味わいでした。
佐野ブランドいもフライには、佐野のソースメーカー早川食品の「ミツハフルーツソース」を使用。・・・地元産にこだわった、佐野名物は1本80円。
店内は決して綺麗とは言い難い雰囲気ながら#59142;
次から次へと来店するお客さん、他の皆さんも同じ思いなのかしら?

最後は、「カンロ」。佐野のカンロって知っています?
地元では昔から愛されているこの甘味は、佐野にある「中内商会」が製造販売する、寒天を使った素朴なおやつ。さのまるクンも、ここではカンロを手にしています#59126;
寒天のみの透明のものと、オレンジ色に着色されたものと二種類あり、セットになっている黒蜜をかけていただきます。
半透明でキラキラした見た目は、夏に涼しく。また今時分の寒い季節には温かなお部屋で食べるも良し#59126;
 
これまた子供の頃から食べてきた…ほっとする変わらぬ味なのでした。