実家への道中に紅梅が見事な一画があり、ずっと気にはなっていたものの、だからと言っても面倒だから車を停めなどしない夫#59136;
しかしブログを巡回していたら、あちこちで見事な梅の開花を見て・・・今回は停まってもらいました。
        
だけど、紅梅の時期はとっくに過ぎて、薄茶色の花びらしか残ってないのだった。
代わりに少し奥まった林の中で、うす紅色の馬酔木(あせび)の花を見っけ#59025;
壷形の花を下向きに沢山咲かせる馬酔木、枝葉に有毒成分を含んで馬が食べると酔って足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、そこから変化して「あしび」、そして「あせび」となったと言う。

幸いに、白梅は残っておりました。地味ながら、楚々とした雰囲気が好き♪

木々が芽吹くのはまだ先だけど、確実に近づいている春の気配。

田舎に住んで何が良いかって、こうして走っていても、美しい山々が身近に・・・。どこからでも自然と季節の移ろいが如実に感じられるところです。

手土産を買うため、栃木の「かのこ庵」に寄って行くことにしました。

お彼岸だけに店名の「かのこ」をはじめ、店内は和菓子がいっぱい!食いしん坊なので、どれも美味しそうで迷ってしまう。
店先の…陽光の中、純白の花びらがピカっと光っていたのは、小手毬で良いのでしょうか。

お昼は母の要望により、市内の「ふみきり寿ずし」へ。両毛線、東武佐野線の踏切前だから「ふみきりずし」#59030; わかり易いわぁ~~
      

かんぴょうを巻いた俵いなりに、角いなり。どちらも味付けは濃いめ、砂糖とお醤油がしっかり効いた、子供の頃から食べなれた味は美味しい。
なにしろ栃木は、全国一の「かんぴょう」生産県ですから。
しかしかんぴょうの実=夕顔の加工、干したかんぴょうにしても、家庭での調理に手間と時間がかかるから食べる習慣は減るばかり。
かんぴょう海苔巻き、太巻きずし、大きな玉焼きで巻いた伊達巻は絶対に食べたい。中身の「田附(でんぶ)=おぼろと称される、魚の肉を蒸して細かくほぐし味をつけた佃煮」も美味しいのだ。
        

お昼を食べて少し経ったら、「かのこ庵」の和菓子でおやつ。
     
栗・小豆・白黒の餡子玉・白いんげん豆・うぐいす・とら豆・・・と、見た目もカワユク並んでます#59126;
餡玉のまわりに、小豆や栗をつけた…この和菓子は、子鹿の背中のまだら模様に似ているから、鹿の子と名づけられました。 染色の鹿の子絞りも同じく、そこからきているそう。
銀座へ買い物に行っていた頃、歩き疲れたら「すずらん通り」にある「銀座鹿乃子」の甘味で一休み。「銀座若松」のあんみつも同様・・・昔からずっと、餡こものが好き♪
隣りはこれも見た目の可愛さにやられた、うさぎまんじゅう・桜まんじゅう・白餡の味噌まんじゅう。どれも小ささ、甘さがちょうど良い。


赤と黄色、目を惹く派手派手な外観の立派な建物、中華料理店ではなくて、製麺所を兼ねた佐野ラーメン「鶴里つるり」の店舗です。
この日は土曜とあり、営業中でした。店先に設置された箱入り佐野ラーメンの自販機からも、商売熱心さが伺え驚かされます。 

・・・と言っても、店内のムードは普通。
少し前に友人と電話でのおしゃべり中に・・・。
友:「前に〇〇さんが買ってきてくれた佐野ラーメン(鶴里)の味が忘れられなくて…わざわざ羽生PAまで買いに行っているくらい。だからラーメンと合わせて、佐野のアウトレットへ遊びに行きたいのに中々行けないわぁ」
私;「え!そんな事あったっけ?まるで覚えていない。。でもラーメンなら実家へ行った時に買ってこられるから、今度送るね」と。その後送って、喜んで貰いました。


独特なスタイルの「青竹打ち」が特徴の佐野ラーメンです。http://www.sanoramen.com/hiden.htm
こちらのセットは、麺4玉・スープ・叉焼・メンマも入ったすぐに食べられるタイプ。1650円くらいだったかな。麺だけ4玉の1000円なりより高めながら、自宅に居ながらにして簡単、本格的佐野ラーメンです#59126;

下は、佐野ラーメン人気ランキング上位店「手打ラーメン 万里」、「麺屋ようすけ」のもの。
                        
持ち帰り用を買って、並ばずに人気店の味を楽しむ。再来月のGWはきっと数時間待ちとなりそうなので、こんな食べ方も良いかと思います。