野沢温泉に別れを告げましょう。私なりにこの場所のファンになってしまいました。
温泉の良さは勿論、人柄もとても温かな場所でした。また季節を変えて訪問したく思います。

さて2日目は、群馬方面へと向かいましょう。

途中の長野県飯山市にある、道の駅「千曲川」。
長野県に別れを告げる前に食べておかないとって考え、「おやき 深雪屋」にて、野沢菜入りおやき購入。

こちらで買ったのかしら?「信州さかえ村産トマトジュース」100%2本。
それにしても4日間の旅の間にお買い物をしたのは、たったこれだけ! 我ながら・・・このシッカリ者(^Q^)/

北信州栄村と言えば、かつて二人で訪ねた栄村秋山郷地区ある「和山温泉 仁成館」。
秋山郷は「信濃の三大秘境」のひとつ、秋山郷内の和山温泉はまさに秘境と呼ぶに相応しい、カモシカの姿など日常との山深い場所であり、その時走行した道路は大量に流れる雪解け水で冠水していたのを強く覚えています。
今上天皇、かつての浩宮皇太子も若かりし頃、苗場山に登山された折にはご宿泊されたという…由緒ある「仁成館」も2006年には惜しまれつつの閉館。豪雪地帯につき、屋根からの雪下ろしをするボランティア要員募集を新聞紙上でも見ました。
山々に囲まれた大自然そのものの雄大なロケーション!人懐こくて穏やか、お茶を淹れてくださったお父さん、身体に巻いて温泉に浸かる為のバスタオルを渡してくださったお母さんと、「よく来たのし」の言葉が思い出されます。素敵な思い出を、ありがとうございました。




                 
千曲川の流れのすぐ脇に建つ「Cafe里わ」は、オシャレなカフェ。
しかし食べたのは、どちらも素朴な家庭の味…いなり寿司、赤米の笹寿司でした。おやきだけでは、やはり足りない#59142;
飲み物は車内のクーラーボックスにタップリ入っているので、購入しません(@_@)
        
こんなお花畑、湖の側も通ったのでした。ここがどこなのかは?居眠りちう・・・だったのかも#59137;


「志賀草津高原ルート」は、4月下旬から10月下旬までが開通期間ですので、そう多くは通っていないはずです。
冬場の万座温泉行きの時は通れませんでしたから。

2006年の草津温泉宿泊時には、草津から白根山を通り志賀高原へと、反対ルートを走りました。

続く光景を見るまで忘れてしまっていたものの、息子が幼稚園へ通っていた時仲良しになった4家族、4名のママ&子供連れで草津から白根山へは上ってきていたのでした。
その時も素晴らしい晴天でした。
白根山山頂のすぐ側、白根火山ロープウェイ(現在廃止)で、道の峰まで空中散歩も楽しみました。
標高2160mの活火山の噴火口は、エメラルドグリーンの美しい池となっていて・・・。
一番幼いSちゃんがトコトコッと走って山頂付近の池へ?全身びしょ濡れとなって、皆で大騒ぎをした。懐かしいわぁ~~、一番仲良しだったMさんとは今も続いているけど、他の皆さんはどうしているかしら?

それでも標高が上がるにつれ、周囲は霧?雲?に包まれ、前方が見えなくなっていくばかり。

志賀高原と草津温泉を結ぶ「志賀草津高原ルート」。
志賀高原から草津温泉までをつなぐ国道292号、通称「志賀草津高原ルート」は全長約40km。標高2172m、渋峠にある日本国道最高地点からの景色に、上信越高原国立公園の雄大な自然を感じるドライブルートなのです。

目の前に突然広がる荒涼とした風景は、活火山特有の地形。福島の「磐梯吾妻スカイライン」を走る「浄土平」を思い起こさせます。


他に思い出すのは・・・秋田県、栗駒国定公園の西の玄関口となる「川原毛地獄」と「泥湯温泉」。そちらは2007年の秋に走り迫力に満ちた光景を目にしました。

灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余勢をいまだ残して。川原毛地獄から眼下に見たのは、奥羽山脈の懐深く高松川上流の川沿いに建つ、冬場のガス発生により死者まで出た「泥湯温泉」でした。


この地では。ガスの噴出こそありませんが、あちこちにコンクリートの避難用シェルターが造られていて、やはり自然の力って凄いと実感してしまいます。

2018 年1月に草津白根山(本白根山)での噴火発生。この噴火により死者1名、負傷者 11 名の被害が出たのでした。

白根火山活動が落ち着いて、国道292号 志賀草津道路は4月23日から4年ぶりに制限無しの全線開通となったばかりだったのですね。それでも登山道の通行、草津白根レストハウス、山頂駐車場の利用は引き続き禁止。

そのずっと以前には、車でも。駐車場から10分くらい歩くと、火口の池を覗き込める場所まで行く事が出来たのでした。今回は車で通るだけにして正解です。