これまでこの宿に泊まらないでいた、その理由は食事です。
以前は昔ながらの旅館料理、一気出しで、冷えた揚げ物などを食べるのは気が進みませんでしたが#59136; 数年前にシェフが変わったと聞きました。

夕食時間のスタートはチェックイン時に決めます。5時半から30分刻みでした。

食事は朝夕共に食事処での提供となりますが、全18室の宿。そして宿泊人数も抑えてあるのか、半分以上のテーブルが空いていて、ソーシャルディスタンスは守られています。


最初のセッティングです。メニューはありましたが、説明は一切なし。

 
ホールを担当するのは若い男性一人、各テーブルをこまめに動き回っていました。 飲み物のリストは種類も限られ、寂しかった(=_=;)

ビール派の夫は、ハートランドビール。私は「五一ワイン」をいただきます。
これを呑む時、信州に来たなって気持ちになるのです#59126;

先付けになるのかな、これ味も記憶になくて#59142; メニュー表のトップにある、若草のチーズマヨらしい。前菜は自家製チャーシュー・信州大王岩魚のテリーヌ・野菜のカスタードムース。
彩り野菜サラダと牛巻帆立巻き、野菜の上にトッピングされているプチプチ。長野県の諏訪地域で製造される特産品寒天の「海藻クリスタル」、長野では旅館に泊まってもお刺身のツマが大根ではなくて、透明・コリコリのこれである事が多いのです#59130;
岩魚のムニエル・バルサミコソース。岩魚なのもいいし、良い味付けでした。
  
種類は少ないもののアラカルトメニューもあり(スゴイピンボケですいません)、夫が野沢菜漬けを頼みました。アルコールが終わってしまったから、日本酒が呑みたいo(^o^)o  長野の「蔵酒」とあったが、「大雪渓」の事? 一切説明がないのは寂しいな┐(´~`;)┌
  
「信州牛ステーキ付き!シェフお勧めプレミアムプラン」だから、メインはヒレステーキ♪
他のテーブルを見た訳ではないけど、普通プランは豚か鳥、またローストビーフになるようでした。

鯖昆布ご飯・信州わさび菜漬・筍のつみれお吸い物
      
デザートはババロアだったかしら?中身は不明ながら、下のプレートの確認はしていませんが、色合いと質感から多分これはタイのセラドン焼ではないかと思います。
地産地消の和フレンチコースです。薄味で上品め←年寄り向けって感じ!? 大人だけで過ごした食事時間は、それなりに満足をしました。

朝食も同じ食事処、テーブルも同じでした。8時か8時半の選択制で、一番乗りの8時です。

ここの朝食は、ふわっトロッのチーズオムレツが評判だったのに#59136; 一目で、THE旅館の朝ご飯といった感じですね。
           
品数はそれなりながら、ただの温泉卵です。新鮮野菜は相変わらず美味しい。

お味噌汁は当然、信州味噌・・・って、勝手に決めてしまいます。
ただしこの食事内容で宿泊料金を考えると、もうひと工夫欲しいかな~~#59143;
広いスィートルームと言っても大したことないけどね#59142; 同じ食事としたら、やはり軽井沢価格ではと感じました。
またも完食で~す(^^)/ 朝食は4~50分で終了。
普段はパン食なのでこんなに食べないけど、たまには良いって事にしておきます#59126;

3月27日(日)より一泊「とろける信州牛国産ステーキ付!シェフお勧めのプレミアムプラン」で@19250円。そこに入湯税@150円、アルコール代2555円を入れたら41355円なり。そこから10000円引きクーポンを使用(県民割りじゃないわよ)
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆☆  バス・トイレが別々ならもっと良かった
     設備 ☆☆☆☆ 
     風呂 ☆☆☆☆☆ 無料の貸切露天風呂が二つ
     料理 ☆☆☆☆  和フレンチは言い過ぎではないかと#59142;
     接客 ☆☆☆☆  全体的に人が足りていないのかな?
     全体としては ☆☆☆☆ 
以前より一度は泊まりたくてずっとあたためていた宿、良い感じで放っておいてくれる点でも満足。 

ロビーラウンジから屋外の広いウッドデッキに出て、盛んに飛び回る小鳥を目て追ったり・・・。コーヒー(有料だけど)で一休みをしたり、本を開いてみたりして静かに過ごす宿。
建物は侘びた風情を漂わせるもの、館内は小綺麗、秘湯系の宿にしては過ごしやすく感じました#59125;

玄関の向かい、少し離れたところに源泉噴出井戸#59127; 帰り際山からの湧き水をペットボトルに汲んで、非常にクリアーなお水でした#59130;
草津経由で、群馬県側へ向かいます。