「君は覚えているかしら~~♪」・・・「昭和歌謡」にて失礼#59142;
日光手打ちそばスランプラリー開催において、届いた当選品の数々。
https://hana2009-5.blog.ss-blog.jp/2023-03-21

中で真っ先に到着した手打ちそば体験をしに先月の中旬、日光へ出かけてまいりました。
案内の通りに行きましたら、なんと、我が家がよく食べに行っている「下の家」さんのすぐ先。「下の家」さんオーナー所有の蕎麦打ち工房です。
この日は、3組。下の家オーナーに、手打ちそば会の会長である「やぶ定」ご主人と講師が二人、贅沢な構成です。
       
石臼で、蕎麦の実を挽くところもやってみる。蕎麦粉へ変わっていくのは面白いが、力仕事だから私には向かない感じかな#59142;

☆材料 (この辺り忘れてますので、正確さはかけます)
そば粉 500g
そなぎ粉 200g
水  240cc
打ち粉 約100g
冬から春の時期に使用する粉は、「日光氷温寒熟そば」蕎麦粉だそうです。
      
各テーブルに用意されていた材料、こね鉢、麺棒、打ち粉のセット。

1,篩でふるいながら、こね鉢にそば粉とつなぎ粉を入れ、よくかき混ぜます。
2,計量した水を少しずつ入れます。
3,粉全体に水が行き渡るように、指先で粉と水をよく混ぜ合わせる。
手打ち蕎麦で最も大切な作業が、本作業の「水まわし」だそうです#59138;
すぐにまとめてしまわないで、おから状になるように水まわしはします。
水を少量ずつ足して調整をし、粉粒が少し大きくなったらまとめていきます。
4,よく練ります(しかし手早く)が腰のある、のど越しのよい「そば」にするコツ!
5,「へそ出し」と言われる作業。
6,円錐の先を下にして、そのまま上から両手で押して平らにします。

7,ここからは、左上から時計回りの順番で、左下まで#59030;

白い打ち粉は、一般的に「更科」と呼ばれる、蕎麦粉の「芯」の部分#59130;
8,地のし
のし板に打ち粉をふり、そば玉をのせます。そば玉の上にも少し打ち粉をふり、親指のつけ根あたりで押しながら、平らに丸くのしていきます。
9,丸だし
麺棒でのしていきます。生地を回転させながら前方に向かってのします。丸く直径50~70cm位にします。

10,四つだし、四隅を出していきます。
部分的に丁寧にのしていく、本だしです。
均等になるようにのすことで、のど越しの良い「そば」になります。
      
11,生地どうしがくっつかないように打ち粉を多めにふり、丁寧に折りたたみます。


正確な包丁は、#59030;こま板の動きからだそう。
      
12,折りたたんだ蕎麦を端から切り揃えていきます。蕎麦切り包丁の取り扱いにはじゅうぶん注意!とありました#59131;

日光市職員のお兄さんが撮ってくれました。
私の手持ちの中で一番デカイエプロン、孫娘用のスイカ柄の調理帽を被った夫。本人少々渋っていたものの、似合ってました(*^_^*)
              
残った打つち粉は、ふるいで降るって「残りは、翌日に使います」と。

2時間まではかからず、手打ち蕎麦8人前が出来上がりです#59125;
・・・そうは言っても、作業のほとんどは師匠おふたりの手によるものでした。私達はふたりして「いや~~!難しいものですね!そば打ちがこれ程「おく」の深いものとは!?」なんちゃって・・・ やって頂いてしまったのであった\(◎o◎)/
      
寒い日でしたから、帰宅後は早速茹でて、温かなかけ蕎麦で食べました。
茹で時間は、約一分!千切れる事などなく、美味しいお蕎麦が誰でもこのレベルにデキルとは!

しかし8人前とあって、この日のお昼と夜。翌日もまたお昼と夜・・・と自分のお蕎麦を食べ続け、少し飽きたのも事実。こんな事言ったら、怒られますね。
夫リタイア後も蕎麦打ちの趣味はないだけに、貴重な経験となりました。形から入るだけでも楽しめるものですね(●^o^●)
今回のそば打ち体験を、ありがとうございました#59125;