夏休み旅の忘記録はまだ続きます。

どこまでも連なり続く丘陵地は、それぞれが個人の所有する耕作地でもある。
ここからでは見えませんが、教会の鐘楼のような尖り屋根が特徴的な「美馬牛(びばうし)小学校」の佇まいは、「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗車したらお馴染み。写真家・前田真三開設の「拓真館」もこの場所から近くです。

前田氏の写真集「塔のある丘」により道外でも知られるようになった、「丘のまち 美瑛」の風景を代表する場所のひとつ。周囲をグルグル回って塔の見えるポイントを探しましたが、木立に隠れがちなので…また次回にでも。

ぱっとしない空模様ながら、美瑛と言えば・・・こうした丘のある光景をイメージされると思われます。


四季彩の丘でもマリーゴールド、赤いサルビア、ブルーサルビア、ペチュニアと見頃を迎えている様子が。観光シーズンに合わせて色鮮やかな絨毯が広がり始めまています。
暑い中頑張って咲く花たちの様子は、夏バテ気味の身体にも元気を与えてくれそうですね。
夏の花ひまわりも元気いっぱい咲いている様子♪ 「四季彩の丘」では花々が咲きそろった見頃の時期#59128;
こちらも近くなので立ち寄ろうとした「四季彩の丘」でしたが、駐車料金?課金システムへ変わっているでありませんの#59136; 駐車料を払うのは好きじゃないから#59142; そこまでして見たい訳ではないです(^^ゞ


富良野線「美馬牛(びばうし)駅」、その開業は1926年(大正15年)と歴史あるものの、一日の乗降人員が70人程度であるから無人駅。
その美馬牛駅から徒歩2分と、交通の便は悪くないです!しかし、駅周辺でもコンビニをはじめ商業施設らしきものはないので(@_@;)

道内では大謹啓菊(特定外来生物)は多く咲いていたものの、それ以外を沿道で見かけることはありません。
大型で精進な「エゾシシウド」は至るところに、こちらは可愛らしい「ミヤマゼンゴ」でいいのかな?
通り沿いからではと、黒い木造の素っ気ない造りと見える「Bed & Breakfast とぅもろう」さん。

今では使われていないとのことながら、バス停だってあるのです^^
  
宿が開業したのは1993年、横浜から移り住んだご夫婦が営まれているちいさなお宿・・・どなたの書かれたものかは忘れてしまいましたけど、旅行サイトには出ていないペンションです。バリアフリーの宿と知って予約をしました。

3室のみ、定員7名の小さな宿の予約は、電話・FAX・Eメールのみ。2023年は4月28日~11月5日までの営業となるそうです。その上期間中に不定休もあり。

時間となったので駐車場へ。すると中からオーナーさんが迎えに出てくださいました。駐車場から玄関に通じるスロープ、館内は段差のないバリアフリーの造りです。
リビング兼ダイニングの室内もサッパリとして、綺麗に保たれています。
そして、目の前に広がる光景の素晴らしい事#59130;
     
黄色い麦畑との境界までが、宿のお庭だそう。色とりどりのルピナスの花は終わっていたけれど、でも咲いていた花だけでじゅうぶん綺麗#59130;

中庭の方へまわって見てみますと、いかにもペンションの造り。
同じ敷地にある、娘さん家族が営む「リッカロッカ」の名のパン屋さんとは少々距離もあり、深い緑の森を背景として二軒が並んでいます。

                
このテーブルに座ってのチェックイン。中富良野産チコリ入りティ、緑茶ティーバックと用意されていました。
次回、お部屋へと続きますね。