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猛暑続きで参ったね北海道・・・㉘「ペンションとぅもろう」部屋と夕食 [2023・7~8月三年ぶりの北海道]

一階はふた部屋、二階に和洋室がひとつ、図書ルームとあります。階段の壁には山脇百合子さんの絵本「ぐりとぐら」が数点飾られています。
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偶然と言いますか、泊まったのは「はな」の部屋でした♪ 部屋に鍵をかけるなど一度もないお泊りでしたが。
スッキリ広い部屋、開口部も多い贅沢な一室です。
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ツインの部屋なのにベッドが一台しか写っていません 入口からすぐ、ドアを挟んで両側に配置されているベッド。
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部屋全体も撮り忘れているものの、窓側から外へ向いて中央に設置されたソファ。
ずっとこの場所に佇んで、この景色を眺めていたい[るんるん] 
−40℃近いとびきりの寒さに耐えられるとは思っていませんが、、この景色は欲しくなりました[グッド(上向き矢印)] 何もない贅沢とは、こうした状況なのでしょうね(●^o^●)
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天候がイマイチだけに雲に隠れている…十勝岳連峰、孤高ないでたちのポプラの木。
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数歩歩いてダイニングで何時でもどうぞ~のお茶がありますが、部屋にもポット、お茶碗の用意はありました。冷蔵庫もあり。アメニティはバスタオル、フェイスタオルは備えてあります。お寝間着だけはありません。
またペンションだから部屋にトイレ・洗面・お風呂はないけど、貸切使用の浴室ふたつが目の前に(^^)
車いすも入れる広い脱衣所、浴室にはシャンプー・リンス・ボディソープとあり、ドライヤー完備。
使いませんでしたけど、棚に2種類のバスソルトも並んでいたかと。
31年目とあり、洗面・トイレ等の水回りには多少の経年は見られたものの、どこも綺麗に保たれていました。

B&Bですから基本は朝食のみながら、事前予約したら夕食も用意していただけます。チェックイン前にオーナーさんと顔があったのは、その時間から夕食準備が始まっていたからでしょう。
リビング手前の玄関から厨房、そして提供用のカウンターがあり、反対側の奥はママさん愛用の楽器スペース。
ピアノに、数台のハープが置かれていて、ここは是非演奏をお聞きしたいところながら、ママ:「今、腱鞘炎にかかっていて、手がよく動かないのです」とは・・・残念なり!
会話していたら、ご出身はお隣・茨城とか。料理上手で、距離感も程よく卒のない接客、都会的なセンスも持ち合わせた多彩な方とお見受けしました。
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食事前に庭の散策をしました。6月にはこの場所はルピナスと、シャスターデージーでいっぱいになると言います。
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大輪で華やかなエキナセア、目立つ色合いのルドベキア以外にも、地面を良く見るとアザミや、ハーヴと、地味目なお花が咲いていました。
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広い庭にはベンチやハンモックや滑り台、ブランコが置かれる、他には何もない場所←そこが良い[グッド(上向き矢印)]手作りの遊具はお庭のアクセントになっています。
同じ敷地内の「リッカロッカ」さんは人気のパン屋さん、店内のイートインスペースでこの風景を眺めながらパンが食べられるのも素敵ですね[るんるん]
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歩いてゆくと地面のそこいら中にルピナスの小苗が出ていて、最盛期の頃はさぞかし!と思えるものながら…。沢山の花をつけて咲くルピナスだけに太い茎、花後のルピナスの種は見たことありますか? 数多く咲くだけに、それらの片付けは相当に重労働とか。これだけの規模のお庭を常に綺麗にしておく努力の程がうかがえました。
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ルピナスの画像も、一応張り付けておきます^^ この花の群生を見ると、北海道へ来たんだの気分に…。
HPに載っている「とぅもろうの庭」画像、写っているのはオーナーさんとお孫さんたちですねo(^o^)o
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6時半になりましたので、夕食の席に。もうひと組、埼玉からのご家族はすでに食べ始めていました。
メニューもあります(メニューがあると、数か月経ってから書くにも助かります)
冷蔵ケースから各自、サッポロクラッシック缶を取ってきて乾杯[ビール] 小さなペンションだけにビールサーバーなどありません。
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☆白いとうもろこしの冷たいポタージュスープ
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☆十勝産長芋の寒天寄せ自家製梅肉のせ 自家製のがんも・野菜天ぷら(カボチャ茄子インゲン)
 美瑛産もち豚の味噌漬け焼き フレッシュ野菜色々
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☆美瑛産ななつぼし 旭川産雑穀のご飯 味噌汁 ぬか漬け
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☆自家製ヨーグルトアイス とぅもろう産ハスカップソース 食後にはハーブティーを頂きました。
派手さなど全くないものの、素材のもつ味わいを上手く活かした調理でシンプルに頂く、どれも皆美味しかった!お野菜中心の家庭料理。軽めの食事内容が身体に優しくて、この内容は好きだわぁ[グッド(上向き矢印)]

小説・エッセイ・児童書・絵本・マンガとあり、ママさんも「よろしかったら二階もご覧くださいね」と言われたけど、夜は星ならぬ月を見て、またもや早寝してしまった私達でした。
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星空のなかった夜。 明日は、天気になりますように。

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Boss365

こんにちは。
『泊まったのは「はな」の部屋・・・』確実にシンクロニシティしてますね(爆)。
お部屋は懐かしいペンション風の空間ですが、スッキリ清潔感あり、いい感じです。
天気の関係で十勝岳連峰を拝めないのは残念ですが、部屋からの眺めも良さそうですね。
また、3部屋なのに「貸切使用の浴室ふたつ」は、充実した設備です。
お庭にブランコやベンチあり、素朴な「手作りの遊具」が風景にフィットしている感じ。
「人気のパン屋さん」の文字ある娘さんのパン屋さん・・・
環境や小麦も良いので、大変美味しそうなパンを焼き上げそう?食べてみたくなります!!
ところで「ルピナスの群生」で北海道を連想みたいですが・・・
何となく?北海道の常連さんと感じる表現ですね。
夕食ですが、派手さは無いですが、気取りなく素材が良い料理です。
また「美瑛産もち豚の味噌漬け焼き」と「旭川産雑穀のご飯」の組合せ・・・
大変体に良さそうです!!
ところで「またもや早寝してしまった・・・」(爆)長期旅行中なので・・・
意外に疲れが溜まっている可能性ありですね!?(=^・ェ・^=)

by Boss365 (2023-11-23 22:42) 

hana2023

Boss365 さんへ
こんばんは。
リビングのすぐお隣の部屋でしたから、窓からの景色は全く同じ、二階からですと違いがあるのかしら?
ただトイレ、お風呂、ダイニングと一階に集まっているから、次回宿泊するとしても同じお部屋となる事でしょう。階段はやはり出来たら使いたくはないです。
お風呂の貸切利用は、私の場合は絶対条件なので、宿探しはそこからと言っても良いかと^^
「とぅもろう」さんと同じで「リッカロッカ」さんも冬季はお休み。それ以外も月の半分しか、パンの仕込みはしないそう。ママさん「もう疲れちゃうから!」って。経済的に余裕があるのでしょうね、宿の営業で利益を出そうとかと言った気配は感じられませんでした。
翌朝食べたパンは焼きたてのせいもああり、道産小麦の味がしっかり!←実はバカ舌なので、それ程自信がある訳ではないのですけれど。
じゃらんや楽天のサイトへ出していない辺りにも余裕が感じられてなりません。
>何となく?北海道の常連さんと感じる表現ですね。
はい、密かに自慢しております。
ルピナスは目立って綺麗ですが、花の時期が短め!
また北海道の夏と言えばのラベンダーにも時期がって、7月も終わりになったら刈り取られてしまうのです。それ以外のお花の苗の植え付けが始められるには始まりますけど。
ご馳走がテーブルいっぱいと言った感じではありませんが、食べ過ぎが続いた後は、これくらいでじゅうぶんと感じました。
こちらのペンションもとても気に入りましたので、次回は連泊してもいいかなぁなーんて♪ この宿でも常連さんになりたいくらい気に入りました♪
そうですね、ふたり共歳をとってきていますから、体力も落ちてきているのでしょう。こうした旅が可能なのは、あと数年かもしれませんね。
by hana2023 (2023-11-23 23:42) 

ぼんぼちぼちぼち

アザミやハーブが好き放題に生えてる様子って、好きでやす!
ハーブがいっぱい生えてると、夜になるとい〜い香りが漂うんでやすよね!
by ぼんぼちぼちぼち (2023-11-24 09:28) 

marimo

こじんまりとしたお部屋は自分の家の部屋化のような?
居心地の良さもあるのでしょうか。
ペンションは、オーナーとの距離が近くて、温かみを感じますね。
広いお庭はどこまで敷地なのかしらと思うほどですね~♪
野に咲く花々を眺めながらお気に入りの本を読みながら、
のんびり過ごしたい感じです。
by marimo (2023-11-24 10:26) 

まつき

小さなペンションなのに貸し切り使用の浴室が2つもあるとは、
なんて贅沢なんでしょう~。
広いお庭も贅沢な空間ですね~。他に誰もいない場所でなら、
超絶久しぶりのブランコに乗ってみたくなります~。
冷たいポタージュスープは大好きなのですが、
白いとうもろこしとなると更に気になります!! 美味しそう~♪
by まつき (2023-11-24 11:00) 

溺愛猫的女人

ペンションのお庭がステキですね。様々な花を眺めながら散歩してみたくなりました。
by 溺愛猫的女人 (2023-11-24 11:01) 

英ちゃん

「はな」の部屋
自分の部屋みたいな(^_^;)
サッポロクラッシック美味しそうだね(^▽^)/
もちろん料理も~
by 英ちゃん (2023-11-24 11:45) 

hana2023

ぼんぼちぼちぼち さんへ
北国の地で広がったお庭は、ハーブ類に野草もモリモリに咲きそろう様子。
初の到来から、紅葉シーズンまでは大いに楽しめそうです♪ 雪の季節も素敵ながら、寒いのだけは苦手です。

marimoさんへ
自宅の自分の部屋もこうであるのが理想ながら、現実には捨てきれない余計なものもあるもの。
これまでに様々な施設に宿泊したものの、そう嫌な気分になった経験は、幸いにしてなかったかと思います。それぞれのところで、それぞれの良さを見つけて楽しめばよい♪
先に広がるクリーム色の麦畑までが、ペンションとパン屋さんとの土地になります。



by hana2023 (2023-11-24 12:46) 

hana2023

まつきさんへ
こんなに小さなペンションではあるけれど、バリアフリーがウリであるだけに、誰にでもさり気なく優しい宿なのです。
誰にも遠慮などせずに、お庭のブランコはこいで遊んでくださいな♪
敷地内へ車を入れた際に、キッチンの窓からその様子を見ていたオーナーさん。あの時から冷製スープ作りをしていたのかなって^^
美瑛で採れる白いトウモロコシは新鮮であり、大地の恵みが感じられる美味しさ。
トウモロコシのスープ、家で私はクリームコーン缶で作ってしまいますものね(><)

溺愛猫的女人さんへ
風景の美しさで全国的な知名度を誇る美瑛の地です。この眺めがあれば、他には何もなくて良いです♪

英ちゃんへ
「はな」の部屋は、出来るなら自分の部屋にしたいもの、勿論このお庭付きで^^
鉄っちゃん程ではない弟も、北海道の鉄旅は今後ますます廃線だらけになるから、来年中には全周してくると話しています。土地グルメ&サッポロクラッシック付きであるのは当然ですね‼!
by hana2023 (2023-11-24 13:01) 

末尾ルコ(アルベール)

ずっとこの景色を眺めていたいとは、素晴らしい出会いをされたのですね。それは現地の広大にして美しい景観だけでなく、センスある宿泊施設との相乗効果なのだと想像します。
ゆったりした時間を感じながら素晴らしい景色をただ眺める時間。まるでチェーホフの文学のような味わいを感じます。
旅の目的は多様にあれど、、何と言っても心にしっくり来る素敵な景観と出会うことが第一義ではないかと。そしてそんな目的を成就するには旅人の感性も大いに関係してきます。
こも旅は、素晴らしい景観と使節、そしてそれらを鋭敏に受け止めることのできるhana様の完成が互いに連動し合っての状況だったのでしょうね。
夕食も美味しそうですし、雲間からの月の光はドビュッシーのようです。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2023-11-24 21:32) 

hana2023

末尾ルコ(アルベール)さんへ
この地が日本政府により開拓をされて、また150年あまり。その中心となったのも札幌、函館と言った現在の都市部です。
厳しい自然と、その土地の広大さゆえ、まだ未開の土地は多く残されているように思われます。
美しい丘陵地の連なる、ここ美瑛も実を言えば観光施設よりは、農家の土地としての働きで保たれ続けている訳ながら。
こうした人工的なものが目に入らないだけで、これ程気持ちの良いものか!・・・その辺りは、C国、K国と言った日本に文句ばかりのかの国々の人々の心さえ捉える魅力があるのでしょう。
翌日のドライブ中にも、観光バスで周っている煩い人々に出会ってしまいました。
旅をして良かったと感じるのは、美しく澄んだ海のある光景。または広大な山々と海のある景色。私の場合はそこに、珍しいもの、美味しい食べ物も加わります。
RUKO様が仰ってくださる感性が私には果たしてあるのや?ないのやら?は …大いに疑問が残るところながら。。
ドビュッシー作曲の音楽に似合う一枚とは、これまたほめ過ぎです。
ところで、こちらのママさんは、ハープの演奏を趣味となさっている方。気が向いたらその演奏会もなさって下さるとか、是非ともお聴きしたいと思いました。その点からしても、リピートをしませんとね^^


by hana2023 (2023-11-24 22:21) 

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