最後に、7月の花・・・

暑いです
この時間、関東地方ではどこも軒並み35度前後と・・・人の体温並みの気温の高さ
遠い昔は夏と言えば、海水浴にプール、冷たいかき氷やスイカ。チョッとだけ昔は・・・夕方の雷、花火など・・・
そして今は、ただただ暑い今時分になると勝手なもので、春～初夏の季節が恋しくなるのです。

そんな今週ですが、火曜日・雨上がりの午前中に写真を撮ってきました。
　
　　　　　　　
庭に咲いた芙蓉です。
花びらがまだ雨で濡れていました。
古代中国では芙蓉の名は、ハスの花に付けられていたと言います。そのハスに匹敵するような花の美しさから、木芙蓉と呼ばれたのだと言うのです。

いつも歩く川沿いに、コフジウツギ（小藤空木）別名はブッドレアが咲いていました。

小さい花が穂の形に沢山咲いたものです。紫色が多いかと思いますが、これは白い花でした。
水辺を好んで咲くミソハギも似た感じの花ですけれど、ミソハギはこれとは違って、夏空に向かって真っ直ぐに咲く花です。

少し歩いたら、昼顔の花がムラサキシキブに絡みついて咲いていました。
昼に開いて咲くから昼顔なのでしょう。
この名前からは、高校生の時に見たカトリーヌ・ドヌーブの映画のタイトルが思い出されてしまいます。
彼女は家では貞淑な人妻、しかし娼館では｢昼顔｣という名の、別の顔を持つ映画でした。全てが意味深な映画です
　　　　　　　
この川辺は、以前はガマが沢山生えていました。
そう、あ「の因幡のしろうさぎ」のお話に出てくるガマの穂です。
触ったら指を切ってしまいそうな強いカミソリのような濃い葉、茶色い独特の形の穂、沢山あったものが突然なくなってしまった時にはガッカリしてしまいました。でもいつの間にか戻って来て、今はまたその姿を見せてくれています


名前も、花も、ユニークな百日紅。
シワシワの花びらはこの濃い紅色のものから、白、ピンクと鮮やかな彩りで秋までの間私達の目を楽しませてくれます。

太陽からの日差しに負けじと、高くよじ登って花を咲かせるのは、ノウゼンカズラ。
この深いオレンジ色は目立って、いっそうの鮮やかさがあります。
　　　　　　　

四季の移り変わりがある日本。
他の国から見れば恵まれた自然環境の中で、花たちも次々と咲いていきます。

日が暮れた後、ゆっくりと開いてレースのような花を開かせるカラスウリの花を私は見たい。
秋になってからのオレンジ色の実はあちこちで見かけるものの・・・・白いネット状の花は、まだ見たことがないのです。
それが見られるのは、きっと今頃だけの事でしょう。
毎年この頃になる度、それが写真に撮れたらって思ってしまいます

タグ：芙蓉　　ブッドレア　昼顔　百日紅　ノウゼンカズラ

コメント 8

初めまして！
遊びに来ました！
良かったら私のブログに来てくださいね！
これから、ちょこちょこ遊びにきます！よろしくです<m(__)m>
by aosima0714 (2009-07-30 16:15) 

きれいな花の写真の数々。
nice!ですっ！
by よーちゃん (2009-07-30 23:29) 

よーちゃんさんへ

写真にnice!を、ありがとうございます。
by hana2009 (2009-07-31 10:36) 

aosimaさん、ほりけんさん、pan-nohiさん、moroqさん、cheeさん

nice!を、ありがとうございます。

by hana2009 (2009-07-31 10:38) 

おはようございます。
カラスウリの花って、不思議なというか妖しげな花ですよねえ。ほんとに変わってますよね。出会ったらちょっと近づきたくないと思うかもしれません。といっても私は実物を見たことはないのですけど(^^ゞ
by miyata (2009-08-01 10:22) 

どれもすてきなお写真ですね＾＾
最後のノウゼンカズラ～特にステキです♪
by abika (2009-08-01 11:19) 

miyataさん、こんにちは。

カラスウリの実は可愛らしい形なのに、どうしてその前の花はあんなに怪しげで、人を惑わすような咲き方をするのでしょう。って、私も実際には見ておりません。
撮られた写真から、想像をするだけです。
このように・・・生きている間に出会えないものって、意外に多いですね。
by hana2009 (2009-08-01 15:38) 

abikaさんへ

ありがとうございます。
ノウゼンカズラは、花の色自体も強烈な色合いで・・・・真夏の暑さに負けない強い生命力を持つ花ですね。
すっかり日本の風土に根付いているようで、どこででも見かけることが出来ますね。
by hana2009 (2009-08-01 15:44)