あれから、一年

あの日から、一年が過ぎました。
被災してもいない私でさえ…去年の震災以降は、落ち着かない思いで過ごしている事が多いように思えます。
連日の余震の多さ、東京への直下型地震の可能性の高さが、そこに拍車をかけている。

テレビ、新聞紙上でもこのところずっと、東日本大震災の特集が多いです。
あの日の地震、津波の映像。家族を亡くされた方々の姿を見る度に、心が痛みます。
胸の内の苦しさ、悔しさは、我々の想像を超えるものでしょう。
そして政府や某社に対する怒りも。

ここに私の言葉など並べても仕方がない。安易な感傷や共感など・・・・・






先日の、お散歩の時に見つけたもの達。
寒さにも負けず、一生懸命に咲こうとしているのです。


春の花壇を紫色に彩るムスカリは、まだ地上に出てきたばかり。毎日のように歩いているから、家の近所ではこの場所が一番に出てくるって知っているのよ。
可憐な越前水仙の蕾も、もうチョッとで咲き始めます。
近くでは、若草色をしたフキノトウがそっと地面から顔を出していました。


冬が行きつ戻りつする、三寒四温のこの季節。
春一番ともいえそうな…フキノトウ。山菜の中の山菜に思えます。

巡りくる季節と営み。

誰もが前を向いていけるようになると、いい。。。