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冬が近づいている・・・ [徒然]

漢字で書くと、「山の茶の花」となるサザンカの花です。
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まだ、蕾。
それでもツバキ科だけに、キチンと開花すると意外に豪華な花。色のない風景の中で山茶花は目立ちます。
これからやってくる冬に、貴重な常緑樹なのです。
・・・そして花弁は、一枚ずつ散っていく。

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目に飛び込んでくる、鮮やかな黄色い花。

葉は、蕗に似て。
「つや」のある葉から・・・名前は「つやぶき」→「つわぶき」。「つまぶき」じゃないよ。
厚みのあるフキのような丸い葉っぱの表面は、確かに光沢があってツヤツヤです。
ツワブキは日陰でもよく育つから、庭園の下草として利用されてきました。

花が咲き終わった後は、タンポポのような綿毛が風にのって飛んでいきます。


冬の到来3.jpg
南天は「難を転じて福となす」、縁起の良い木。

南天を庭に植えれば火災を避けられるとして・・・江戸時代にはどこの家にも南天が「火災よけ」として植えられるようになり、さらには「悪魔よけ」として玄関前にも植えられるようになりましたとの事。
こうした習俗は今も日本の各地に残っているから・・・

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お祝い事に付き物だったのは、お重詰めにされた母が炊いてくれたお赤飯。
そこに南天の葉が添えてあるのも、やはり習慣のひとつでした。

また迎春の時に飾る生け花に千両や万両の赤い実が入るのは・・・赤い色は厄除けの力があると信じたので、慶事に用いるようになった。・・・そんな歴史の名残りでしょうか。
南天の葉にも紅葉が見られます。。


ここにきて、家のシイタケが順調に育っています。
冬の到来5.jpg

数日おきの降雨に、日中の気温の高さが関係しているのか・・・
シイタケ栽培に「原木栽培」と「菌床栽培」の、ふた通りあるのはご存知でしょうか。
米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地でキノコを栽培する菌床。対して天然木の丸太を用いて菌を植える、その栽培方法が原木です。
原木栽培で採れたキノコから、シイタケ本来の味・肉質・香りが堪能できるのは嬉しい限り。二人暮らしだから、一日2個ぐらいの収穫でもじゅうぶん。
でも普段はこの原木=丸太は、邪魔物以外の何物でもありませんけれど。。。

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