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「シネマ食堂」飯島奈美著 [本]


シネマ食堂

シネマ食堂

  • 作者: 飯島奈美
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「シネマ食堂」は、テレビCMや映画で設定に合わせて料理とセッティングを担当する「フードスタイリスト」を肩書きにもつ、飯島奈美さんの本です。
彼女の映画デビュー作は、荻上直子監督作品である「かもめ食堂」です。
「かもめ食堂」も、かなり以前からこの本と同じように気になって仕方がなかった映画でした。
映画を観た感想については・・・以前の日記にアップしています。こちらへ→。

白木のテーブルの上にのっているのは、フィンランド・iittalaプレートのシナモンロール、多色使いの縞々が可愛らしい同じくiittalaのスナックボウルがシュガーボウルに、そしておまじないの言葉「コピ・ルアック」を使い入れたコーヒー。このカップ&ソーサーも、そうなのでしょう。
これが本の表紙です。
そこにオレンジ色の帯、かもめ食堂で主演した小林聡美の「ナミちゃんの作るゴハンは、もはや消えものではない」とのフレーズが書かれています。

映画の中で使用されていたフィンランドのシンプルでデザイン性に優れた家具や食器類は、どれも素敵そのものでした[るんるん]
作るお料理もそれに合っていてシンプルだけれど・・・どれもが、食べたくなってしまうものばかり。
中でも私が一番惹かれたのはこのシナモンロール[グッド(上向き矢印)]
焼きたてホカホカをドングで大きなボールによそうところでは、思わず「食べた~~い」となったものです。

同じく「かもめ食堂」でサチエが握るおにぎり、これもまた見ていると食べたくなるもののひとつなのですけれど。
このおにぎりがのるのも見た目は和柄ながら・・・フィンランドの高級食器、アラビア社のお皿なのです。
映画の途中から、マサコ=もたいまさこさんがメジャーブランド・マリメッコの洋服を着ているところは、なんか可笑しかったですね。

毎日同じことの繰り返しだけど・・・そんな日常を少し振り返って、ほんのチョッとでもこうしようかなって思うヒントをもらった映画です[かわいい]
近頃は特に欲しい洋服もアクセサリーもバッグもないから、せめて一日に何度か立つキッチンはセンスを良くして、清潔にキチンとするのがとても豊かなことのように思えてなりません。

「ショコラ」の中の生チョコ、フランス映画の大ヒット作「アメリ」ですっかりお馴染み「クリームブリュレ」、「ブリジットジョーンズの日記」の「ワカモーレ」「初恋のきた道」の「きのこ餃子」・・・・
こんなお料理も出てきたんだと思い出されるものが、他にもいっぱい載っています。
近頃公開の映画「南極料理人」の中の「鶏の唐揚げ」、「食堂かたつむり」の中の「スープ」も[揺れるハート]
食堂かたつむりも、時々思い出してはひろげてみたくなってしまう好きな本の一冊です。
読んだ感想は、こちら→。

映画にまつわるお料理の数々が飯島奈美さんのレシピでよみがえる読んで楽しい、持っていても楽しい本。写真集って感じかしら。
全く中身の確認はせずにAmazonで購入。ハヤッ! 翌日には届いてしまった。
届いてみて、パラパラッとページをめくってすぐに気に入りました。
どの写真も綺麗で可愛い[るんるん]自分でも作りたいと感じたものもいくつか、レシピを参考に作ってみましょう。

私のように・・・映画「かもめ食堂」のムードにはまった方には特に薦めです。
この本に描かれているのは、見た目だけでない、美味しい食事と演出。
家の中や、テーブルを彩るさりげないけど気の利いたオシャレって・・・ほかの事にも言えることですけれど・・・
ウ~~ン!いくつになっても、永遠のテーマだなぁって思ってしまいますね[グッド(上向き矢印)]

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コメント 14

デルフィニウム

アマゾン「笑い上戸支店」ではアマゾネスDがご利用をお待ちいたしております。(^◇^)

と 予定が変わって家でまったりしています^。^;
by デルフィニウム (2010-01-16 14:16) 

abika

「かもめ食堂」は、以前他のブログで記事を読んで~気になってました。
おもしろそうですね^^
by abika (2010-01-16 15:38) 

うしさん

昨年5月我が家にコスタリカの大学教授が主婦として我が家に来ていました。おにぎり てんぷら まきすし 味噌汁 お酒の燗 和服で下駄をはいてかいものにもいきました。土佐のカチカチの鰹節を買って帰りました。コスタリカでは今高校生の息子さんに味噌汁を作って喜ばれ。
家族でピクニックに行くときにはおにぎりを作っていくそうです。私スペイン語ができないのでハイチの地震とのことはわかりません。

おにぎりは万国共通ですよ
by うしさん (2010-01-16 19:41) 

Peko

「シネマ食堂」も「かもめ食堂」も題名は聞いたことがあるけれど、どちらも見てないのですが・・・^^;
「marimekko」は表参道のお店で初めて知り、「iittala」は息子夫婦がおばあちゃん(私の義母)用に用意してくれた引き出物・カラフル縞模様のマグカップ(ペア)で知りました。
そう、若夫婦(特にQちゃん!)が北欧のインテリアが大好きなんです。^^(IKEAも大好き!笑)
>さりげないけど気の利いたオシャレ・・・
お手本になるようなものに触れるだけでもオシャレですね~♪
by Peko (2010-01-17 10:13) 

hana2009

デルフィニウムさんへ

アマゾン「笑い上戸支店」ですか!さすがに、手広いですね~
ついウッカリ! です。デルフィニウムさんのお小遣いのことを忘れてしまって・・・・

週末は、ブログのことは忘れて、お家でまったりと・・・お目目を休ませてくださいね。





by hana2009 (2010-01-17 14:54) 

hana2009

abikaさんへ

「かもめ食堂」は、特に何か起きるとか、特に感動するとかする映画ではありません。
でも、何となく心がホンワカする、何度でも見たくなる、そして心に残る。
出てくる小物や、3人の女優さん達のさりげないエプロン姿とかも、いいですしね・・・・

同じ監督、もたいまさこさん主演で「めがね」と言う映画もあります。
めがねも、私は近いうちに見たいと思っています。
by hana2009 (2010-01-17 15:00) 

hana2009

うしさんへ

コスタリカは、南米の3Cと言って、美人の多い国として有名ですね。
その方も、綺麗な方だったのかしら・・・

おにぎりは、欧米の方から見ると「なんて、不衛生な・・・」と思われてしまう事もあるのでしょうけれど。
この映画の中、またシネマ食堂の写真でも、全くそんなことはないです。

お味噌汁やお寿司が受け入れられる前は、向こうの人に野蛮な食べ物と思われていた事が、今の状況では嘘のようです。
私の行ったNY,イギリスの田舎のスーパーにもお寿司がごく普通に売られていました。でも食べてみたら、思った以上に美味しくなかったです。

by hana2009 (2010-01-17 15:09) 

hana2009

Pekoさんへ

marimekkoのあの大きな派手な花柄、家ではお布団カバーがそうです。後、小物もあったかと。

結婚式の引き出物のカップがiittalaって、なんてオシャレなんでしょ!
でもバームクーヘンをのせるのにピッタリな銘々皿も、義母さんはお気にいられて・・・結局、両方とも(笑)
それでもいずれは、Pekoさんの元に戻ってきますね。

新婚旅行の先が北欧だったと言うのも納得しました。
Qちゃんもかもめ食堂は、お気に入りかな・・・

by hana2009 (2010-01-17 15:17) 

hana2009

Baldhead1010さん、yasu16さんへ

nice!を、ありがとうございます。

by hana2009 (2010-01-17 15:19) 

うしさん

きれいな女性でした
いつも笑顔で化学の教授ですが優しくあちらの料理も教えてくれてよくほめてくれました。
我が家では普通の主婦で普通の母でした。
by うしさん (2010-01-17 22:50) 

hana2009

うしさんへ

再度のコメント、ありがとうございます。

あの辺りは混血の進んだところ、想像するだけですけど・・・エキゾチックなムードが感じられますね。
コスタリカ料理は珍しいです。機会がありましたら、ブログ上で紹介してくださいませ。

by hana2009 (2010-01-18 10:52) 

Peko

あははは・・・hanaさん、よく覚えててくださってありがとぉ~~(笑)

楽しみにしてた北欧への新婚旅行も行けなくなりましたが、Babyの方が嬉しかったようです。^^
そのBabyもまもなく誕生予定です。^^
by Peko (2010-01-18 21:34) 

hana2009

Peko義母さんは、なかなか強力な個性を持った方のようで・・・

あまりおおぴっらには言えないのですけれど・・・私の姑さんも、なかなかでした。
無くなるまでの20年間、私は一度だって優しい言葉をかけられたこともない。親身に思われたことなどは全くなかったです。
兄弟の真ん中だった夫が、葬儀の時には一番悲しんで涙を流していたのですけれど・・・
「きっと、ずっと愛されたかったんだろうなぁ。ひといちばいに親の愛情を求めてきたから」って思った私や息子、家の母の方がその夫姿を見て泣けてしまいました。

ベビーちゃんのお誕生が楽しみですね♪
家はもう少し先になるかと思います。今は、ふたりでいるのが楽しくて、楽しくて!二人の生活を満喫中です。

Pekoさんの日記にベビーが登場するのを、私も楽しみにしていますよ~
by hana2009 (2010-01-19 15:40) 

hana2009

miyataさん、mimosaさんへ

nice!をありがとうございます。

by hana2009 (2010-01-26 10:33) 

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