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蝋梅の黄色の花は青空がお似合い [徒然]

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下都賀郡壬生町にある「磐裂根裂神社(いわさくねさくじんじゃ)(いわねさん)」に咲く蝋梅です。
こちらの神社名が読める方は少ないのではないでしょうか。
県道2号線からも一部見えるものの、すぐ近くの駐車場に車を停めて、畑の広がる南側道路からも訪問出来ます。
「厄除方位除け、家内安全、身体健全」に御利益のあるこちらの社。
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頻繁に通っていたと言うのに、ここに蝋梅の花が咲くのは知りませんでした。
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大きな亀が「心願成就」を叶えてくれる「夢福神」。
毎年向きが変わる、社務所の前にある「恵方神社」。節分の日には恵方巻(福巻寿司)を食べる福巻寿司祈願が行われているそうです。

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想像してたよりも立派な神社でした。
本殿の裏に周ったら、七福神巡りも可能との事。こんな天候ゆえ、そこまで行きませんでしたけれど。
またこの辺りは戊辰戦争の際、官軍対旧幕府軍との戦場となった「安塚の戦い」でも知られている場所です。

蝋梅はロウバイ科、ロウバイ属の落葉低木です。まだまだと思っていたら、スッカリ開花して終わってしまうところでした。
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この透き通った「蝋」のような薄い花びらをもつ、黄色の花は澄み切った青空のもとが似合うと感じます。
このような雨模様ゆえ、またスマホ撮影なので、思うように撮れません[バッド(下向き矢印)]
小さな花をうつむき加減に咲かせるので華やかさはありませんが、蝋細工のような花は愛らしい。
ロウバイ3.jpg
また観ただけではわかりませんが、香りが素晴らしくて、花に気づかずとも香りから咲いていることを知るでしょう[グッド(上向き矢印)]
早い品種なら12月から、遅い品種でも2月には、半透明のツヤのある黄色い花を咲かせる蝋梅。

県内の蝋梅の名所は鹿沼市上永野「蝋梅の里」、宇都宮市内羽黒山の斜面に咲く様子も見事ながら、、、大抵の寺社、個人のお庭でもこの季節、淡い黄色の蝋梅の花が香り良く咲いていると思われます[るんるん]

今年の節分は2月2日でした。
節分の日付が2月3日から、1日早い2月2日になるのは、1897(明治30)年以来124年ぶりとか。
今年の方角(恵方)は「南南東」だったそうで、夕ご飯のメニューを考えずにすむ恵方巻。
恵方.jpg
伝統行事「節分」にはやはり「豆まき」。
茨城県はその豆まきに使われる大豆の発酵食品「納豆」の生産が盛んな地域であり、水戸の納豆が有名ながら、南部地区下妻にも名物納豆あるのでした。
国道294号線を「ふくよ」と読ませる、「福よ来い」と名付けた大型パック入り納豆も一緒に。
そこで夜は納豆汁に。これまた知らずにいた事のひとつ、
※納豆汁は、山形県の郷土料理。
そこで油揚げ・こんにゃくに「いもがら」「芹」も加えるのかしら?上のお椀には、いもがらも芹も入っていません。
見た目が田舎風サエナイものの、お汁で柔らかくなった納豆!大豆たっぷりの魔除け汁ですよ♪
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コメント 15

末尾ルコ(アルベール)

「黄色」とひとことで言っても、蠟梅の色は何とも言えず美しい、自然が作り出す色ならではですね。きつくなく、淡いようで、しかも濃密な色・・・見ているだけで植物の生命力と美が心に沁みとおってきます。2月は今のところ思ったほどの寒さではありません。なので春を植物の姿もちらほら見え始めています。できるだけ春の直前の自然を愉しみたいです。
『ニューシネマ・パラダイス』、わたしもダメなのです。どうにも甘ったるい作風で。公開当時は「とても泣ける」ということで、おじさん向けの週刊誌でも大きく取り上げられていました。その後はずっと名作扱い。しかしモリコーネの音楽にしても、同作品が代表作とはとても思えないのです。         RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2021-02-06 03:13) 

ゲンさんおかさん

見た目は地味ながら、
その芳香にうっとりする蝋梅。
義母が好きな花でしたので、
見かけるといつも思い出します。

恵方巻は東京には無い習慣でしたが、
すっかり商業ベースに乗せられ、
うちでも頂くようになりました。
1回でもご飯の支度をしなくていいので、
有難いです。( ´艸`)
by ゲンさんおかさん (2021-02-06 09:01) 

まつき

おぉ~モリモリのロウバイですね~!(^^)!
我が家のショボい咲き方とは一味違います。
ロウバイの黄色も素敵だけど、恵方巻のパッケージの可愛い事♪
これはパケ買いしちゃうパターンですね(^^)v
我が家も方角も気にせず、ガッツリ切って頂きました♪
by まつき (2021-02-06 10:10) 

taekozue

ロウバイが咲き誇り、綺麗ですね。
亀の上に福神様が乗っているのですね。
恵方巻に福よ来い納豆に納豆汁。強力な魔除けになりましたね^^
by taekozue (2021-02-06 10:10) 

八犬伝

なるほど、「ふくよ」か
いいネーミングですね。
by 八犬伝 (2021-02-06 12:10) 

ぼんぼちぼちぼち

ロウバイ、ほんとに蝋で作られたように半透明でつやつやでやすよね。
ロウバイとは、よく名付けたものだと、名付けた人のセンスにもアッパレでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-02-06 12:23) 

英ちゃん

老婆…じゃなくて蝋梅だ~(^▽^;)
私は、恵方巻は方角も気にせずそのまま普通に食べました(;^ω^)
by 英ちゃん (2021-02-06 14:48) 

hana2021

末尾ルコ(アルベール)さんへ
現在はこうしてわかった振りをして、毎年アップしている蝋梅の花ながら、病気になる前の忙しくしていた日々。あの頃はこのような花の存在、通勤路に咲いていた事さえ気づかずにいたのでした。
ホント人の気持ちなど自己中心的で勝手なもの(笑)
ある意味で失ったものもある替わり、見つけ出したものもある・・・と言う事でしょう。
長命であったエンニオ・モリコーネは、その長い作曲家生活において、マカロニ・ウェスタンから、サスペンスもの、歴史、ロマン、ハートフル系まで幅広い作品へ楽曲の提供を成し遂げました。
だからと言って「ニューシネマ・パラダイス」が代表作とは決められっこないですし、あの作品自体そこまでの出来であるかはずっと疑問視しておりました。
公開時のうたい文句が「とても泣ける」でしたか、制作側と公開に際する興行側の違いは理解出来るものの、あまりにも安易で、何時から日本人はそこまで単純〇カになってしまったのか、そうした傾向で観客が増えるのかも疑問で嘆かわしい事実ですね。
子供の視点から描くあざとさは、同じイタリア映画の「ライフ・イズ・ビューティフル」にしても、それ程の作品とは到底思えずにおりました。


by hana2021 (2021-02-06 15:30) 

hana2021

ゲンさんおかさん様へ
見た目は、白梅、紅梅よりずっと劣る佇まいの地味さ。少し離れたら目を凝らさないとわかりませんもの。
しかしそうした存在だからこそ、奥深さも感じられる。まるで私達のように(爆)なんちゃって!
>義母が好きな花でしたので、
見かけるといつも思い出します。
おかさん様はきっと皆さんから愛された、可愛いお嫁さんだったのでしょうね♪ 想像してわかるような気がします。
主食が決まっているのは楽、そして恵方巻を買って来たらOK!ってところが私も気にいっていますわよ。

まつきさんへ
母のいる施設へおやつを届けに行った帰りに、立ち寄ったのでした。
天気も悪い上、一言話しただけ。寄ってくれるとは思わずカメラは持参していませんでした。スマホでのマクロ撮影が私は出来ないから、こんな写真ばかりで^^
>恵方巻のパッケージの可愛い事♪
夫に何でもいいから買ってきてと話したところ、お昼を食べたはま寿司では予約以外は✖、そこで道の駅での購入とか。

taekozueさんへ
書き忘れていますが、こちらの神社は古墳の上に建っている社寺だそう。
その古墳が亀と関係しているからなのでしょう。チョッと楽しい♪…と言うか、シュールな一枚ですね。
昨年から続くコロナ渦ゆえ、今年は特に強力な魔除けが必須と感じておりますです^^

八犬伝さんへ
これって市役所とかのおじさんの考えそうな、ダジャレですね。。

ぼんぼちぼちぼちさんへ
とにかく目立つ事のない、地味目な植物に関わらず、蝋梅が咲くと春が近い、そんな気分になるのです。
はかなげで強く、美しい…この姿が、日本人の心の琴線に触れて、命名されたのでしょう♪

英ちゃんさんへ
>老婆…じゃなくて蝋梅だ~(^▽^;)
そんな~~他人事じゃないのだから、止めて~~
そう、実際に食べる時には方角など忘れるものです。だって、元々その程度の習慣ですもの。




by hana2021 (2021-02-06 15:58) 

みうさぎ

ロウバイ沢山お花付けるのねー
スマホ撮り難しいよー今日晴れたから見に行って見たかったけどー止めた(笑)
駐車場がやはり気になりサッと停めて見れるの良いですね
(^^)v
by みうさぎ (2021-02-06 19:00) 

hana2021

みうさぎさんへ
今週末、こちらは晴れ!良いお天気でした。それでも寒いのには変わりなくて、どこも行きたくない、なにもしたくない~~
だからおDEBになってしまう一方なのでしょう。もう、困ったわん♪
花の時期って意外に短いから、撮りそこねてしまう事は多いです^^
by hana2021 (2021-02-07 16:03) 

cooper

当地はスッポリ雪の中、ブログで色々なお花楽しませて頂いております。
今日も ひと雲荒れで降ったり止んだりの繰り返し、お花が見られるのは
ず~っと先のこと、雪の下で出番を待っているところです。
by cooper (2021-02-07 16:11) 

hana2021

cooperさんへ
こんばんは。
ありがとうございます。
北海道にお住いのご様子。
毎年夏の北海道旅行は、我が家には楽しみのひとつです♪ 広大な土地柄に、今回はどこへ行こうと考えるのも楽しみなのでした。
そう、仰る通り…雪の下でその時期を待ちわびる花や、木。穀物類は勿論の事!
しかし、昨年は足を延ばさずに終わってしまいました。今年の八月には行けると良いのですが。。
by hana2021 (2021-02-07 20:36) 

Rchoose19

見事な蝋梅ですね!
ってか、神社の名前が・・・
磐も根も裂いてしまうって、由来が知りたいです♪
by Rchoose19 (2021-02-09 08:46) 

hana2021

Rchoose19さんへ
磐裂神・根裂神は、イザナギがカグツチを斬ったとき剣についた血から成ったとしている・・・「古事記」の 神産みの段で生まれたものからきているようです。


by hana2021 (2021-02-09 10:31) 

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