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5月最後の湯野上温泉・・・③湯野上温泉&「いちます醸造」さん [2022・5月「県民割」福島・湯野上温泉]

福島県内において会津盆地から南に目を転じた、那須連峰を背にしたあたりを「南会津」と呼ぶそうながら。。
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会津田島の南「山王川橋梁」を過ぎてから、なぜか立ち寄った「会津山村道場駅」。 単式ホーム単線地上駅は当然、無人駅でした。
会津鉄道の写真が撮れると思ったのかも?運行本数の少ない本線でそんな偶然など中々あるものじゃない。事前リサーチが必要であるのは言うまでもありません。

湯野上温泉1.jpg
会津田島の街中を過ぎ、「搭のへつり」を過ぎると、国内でも珍しい茅葺屋根の駅舎となる「湯野上温泉駅」。ここでも周囲は山&山、緑が迫ってきています。
駅舎の詳細については、また後程。
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阿賀川(大川)の渓谷沿いとなる温泉地・湯野上温泉は、江戸時代から会津の奥座敷、湯治場として賑わっていたそう。
駅南側に、約30軒の温泉宿を中心とした温泉街(一般住宅と混在をしていて一言では言えませんが)広がります。しかしまだ時刻が早過ぎました。
湯野上温泉5.jpg
「289号線」を進んだ先の道の駅「しもごう」まで行ったら、買い物の選択肢は広がるものの、そこまでの時間はないから。
お味噌とお醤油を買いに以前、製造元であるご自宅まで伺いました「いちます醸造」さんへと参りましょう。
湯野上温泉6.jpg
お屋敷、お庭とどちらも立派そのものながら、この家に住み、維持し続けるのは、さぞかしご苦労の多い事かと想像してしまうのでした。
「写真を撮っても良いでしょうか」とお断りして、工場と言うか、事務所と言うか、黒光りする玄関土間から一枚[カメラ] 実家のお隣りである元地主さんのお宅の、リフォーム前の様子を思い出します。
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「安政元年」からこの地で、「いちます」の商号により代々営み続けてきた…との「いちます醸造」さん。
機械化された大量生産の進んだ大規模メーカーの中、客に喜んで頂ける商品を作り続ける・・・「古武醸造」の伝統を継承。福島県大豆、国産塩を原料として、昔ながらの伝統の薪炊き製法方から生まれる香り高い味噌や醤油。
        湯野上温泉8.jpg  
極上「いろり」会津味噌、二袋購入。
今自宅で使っているお味噌は、こちら。麹多めでマイルド、私の作るお味噌汁が美味しいのは言うまでもない[グッド(上向き矢印)]
明るく楽しい女将さんがいた前回はオマケも頂けたのに、ご主人では残念(^^ゞ 
会津田島「奈良屋」さんの熟成うどん欲しかったな(-_-;) 後日スーパーで奈良屋「裁ちそば」を買ってきてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

湯野上温泉へと戻り、時刻はチェックインにちょうど良い時間となりました。
湯野上温泉4.jpg
この白壁の土蔵を曲がった先が、この日の宿。
湯野上温泉2.jpg
新規開拓ではなく、安心のリピート宿です。
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コメント 13

Boss365

こんにちは。
「南会津」なる程で、栃木県に接した福島県南部ですね。
立ち寄った「会津山村道場駅」武道系の名前?個性的です。
また「会津鉄道の写真」が目的ですが・・・
運行本数少ない鉄道だけに「運試し」に寄ったと推測です。多分?
「湯野上温泉駅」は茅葺屋根で個性ある建物です。
また、藁葺屋根の駅を初見です。
「いちます醸造」の味噌や醤油、伝統的な製法で美味しそうですね。
「極上」文字ある会津味噌を購入はナイスですが・・・
オマケなく「ご主人では残念」に頷くばかりです。
ご主人の接客は、まだまだですね(爆)女心が分かっていない感じです。
湯野上温泉、地図でチラ見しましたが・・・
狭い地域に結構沢山の旅館ありですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-07-01 23:15) 

hana2022

Boss365さんへ
こんばんは。
早々のコメントを、恐れ入ります。
都内からでしたら、箱根や湯河原が身近であるように、我が県、また埼玉の人でも、渋滞や混雑の少ない北へ向かう確率が高くあります。だから福島は年に数回は訪ねている馴染み深い土地になりますね。
会津鉄道の赤べこ電車の写真などは、この湯野上温泉駅、また猫ちゃん駅長のいる芦ノ牧温泉駅等では容易に撮れるものの、夫が単独連続で乗った赤べこ車両で「ここも通った」とか言ったからか?立ち寄ってみたという理由からだったのかもしれません。ホームの上の部分、山沿いのもくもく白い雲、真っ青な青空と、ひと月前でさえ真夏の様相を見せていたのを改めて感じました。
湯野上温泉駅はチェックアウト後に立ち寄っていますので、またしつこく詳細にリポートをさせていただきましょう(笑)
「いちます」さんで前回頂いたのも、乾麺なので高がしれいているのに、それでも前回はもらえたのになぁと思ってしまうものですね^^
味噌作り一筋の主人は、ホント女心に疎そうな雰囲気を醸していました(爆)
>地図でチラ見しましたが・・・
狭い地域に結構沢山の旅館ありですね
またまた、恐れ入ります
温泉地としては温泉街と読むにはあまりにも小さい、そしてあるのは小規模旅館に民宿がほとんど。それでも翌朝宿の周囲を散歩したら、子供の頃を思い出すような懐かしい光景も垣間見て、そんな時間がもてるささやかな幸せを感じました♪
by hana2022 (2022-07-02 00:01) 

英ちゃん

湯野上温泉駅の駅舎いいね!
行ってみたいけどチョッと遠いな(^_^;)

by 英ちゃん (2022-07-02 01:41) 

末尾ルコ(アルベール)

わたしご贔屓の玉城ティナがやっていた『鉄オタ道子』という番組があったんですが、彼女が毎回鄙びた駅を訪ねるんですけど、それがとてもいい感じで、「鄙びた駅」というだけで何とも言えない詩情が漂うんです。お写真を拝見しながら同様なことを感じました。いいですね、小さな駅。
それにしても極上「いろり」会津味噌、美味しそうですね。ここまではいかなくてもわたしもいいお味噌、探してみたくなりました。日本人の心の故郷の一つですよね。

・・・

ジーナ・ディヴィスとジーナ・ローランズを間違えておりましたね。ご指摘有難うございます。
『ザ・フライ』はファンの多い作品ですね。唯一無二と言っていい。ただわたし、今は大丈夫ですが、グロ特撮が苦手な時期がありまして、『ザ・フライ』はその時期に観て、ちょっと受けつけなかったんです。クローネンバーグの名を世界に轟かせた映画ですし、また観てみたいと思います。
ジーナ・ディヴィスのキャリアを振り返ると、また観たい映画がやはり多い。『偶然の旅行者』もうそうだし、『テルマ&ルイーズ』もずっと観てないからそろそろ観たいです。
『カット・スロート・アイランド』や『ロング・キス・グッドナイト』なども彼女ならではで、また観てみたいです。
スーザン・サランドンは『デッドマン・ウォーキング』などの名演はもちろんですが、若手時代に『華麗なるヒコーキ野郎』、『ロッキー・ホラー・ショー』、ルイ・マルの『プリティ・ベビー』、そしてカトリーヌ・ドヌーヴとデヴィッド・ボウイが共演した『ハンガー』にも出ています。映画女優としての活動初期から凄い作品へ参加してるんだと驚きました。

いつもhana様に映画のお話しいただくと、わたし自身の記憶を辿る時間を作ることができてとても有難いです。わたしの記事に関わらず、どんどん映画のお話、お願いします(笑)。 RUKO


by 末尾ルコ(アルベール) (2022-07-02 08:07) 

hana2022

英ちゃんさんへ
浅草からはスペーシア一本で会津田島、そこで少し時間をつぶし乗り換えたら湯野上温泉駅ですもの。
急ぎなら、日帰りも出来てしまえるかもしれません♪

末尾ルコ(アルベール)さんへ
玉城ティナの「鉄オタ道子」とは、ずいぶんストレートな表現のタイトル!しかし凝ったものよりそう言う方が良いと思います(笑)
鉄道の利用者は減るばかりの今、鄙びた駅でも残っているだけでも貴重なものです。
鄙びた駅、鄙びた宿を扱った番組も人気があるようながら、個人的にはあまり冒険するのはやめておきたいと最近は体力的にも考えるようになっております。
お味噌は直にいただくものだけに、質の良いものをお勧めしたいような。家も現在は贅沢とはとても言いがたい状況ではありまするけれど。。
荒唐無稽なハエ男の話を、クローネンバーグ流にリメイクした「ザ・フライ」は、少し気の毒で、意図せずして異形の人間となってしまう・・・本人にしたらなぜなんだと言う、「ダークマン」でのリーアム・ニーソンの演じた役柄と共通するものを感じました。
ジーナ・ディヴィスの「偶然の旅行者」はチョッと変わった役柄でしたね。その後のパートナーとなった監督作品への出演も数本は観ました。
スーザン・サランドンの「デッドマン・ウォーキング」は、ティム・ロビンスが監督・脚本を務めた作品。ショーン・ペンを語る上でも忘れられない一作です。
サランドンの出演作は「イーストウィックの魔女たち」辺りからで、それ以前の出演作品は観ていないのです。
「テルマ&ルイーズ」のラストは少々強引ではありましたけれど、リドリー・スコットの力量で見せてくれたものと感じました。
いいえ、こちらこそ、こうして我が些細な経験値であっても、映画のお話が出来るのは嬉しい限りと常に思っておりまする。



by hana2022 (2022-07-02 09:33) 

まつき

いちます醸造さん、お醤油の方も気になります♪
きっとそちらの方も美味しいんでしょうねぇ♡
お味噌の奥の紙袋?に何やら可愛げなキャラクターがチラっと♪
歴史あるお店とのアンバランスな感じも萌えポイントですね!
しもごうさきっせと言うのはしもごうに来てって感じでしょうか?
by まつき (2022-07-02 11:07) 

hana2022

まつきさんへ
お醤油の味も格別であったかと思うものの、実は覚えていないと言う^^
何と言っても、お味噌な~ら、はなまつきですものね‼
細かなところまでありがとうございます♪
「しもごうさきっせ」はご指摘の通りです。丸いのは大豆さんでしょうね。オマケは頂けなかった(シツコイ!)けど、立派な紙袋でした。
by hana2022 (2022-07-02 12:15) 

yamatonosuke

茅葺屋根の駅舎はなんかほっこりしますね(^^♪
湯上り?の美人絵も旅情を誘います~
醸造さんの屋根から味噌の香りが漂ってきそう(笑)
さらに美人に拍車をかけてきたのですね☆
by yamatonosuke (2022-07-03 01:02) 

ヤマカゼ

蔵元から直売でお味噌、風流ですね。お味もさぞかしいいのでは。

by ヤマカゼ (2022-07-03 07:33) 

hana2022

yamatonosukeさんへ
物珍しさもあり、皆さん写真を撮られていました。
>湯上り?の美人絵も旅情を誘います~
こちら、温泉街となりますので。
あえて言うなら、麴の匂いでしょうか。
美人は美人なりに、そうでない場合はそれなりに・・・昭和のフレーズでした^^

ヤマカゼさんへ
出先では、出来る限り、醸造元でお味噌を買うのが好きなのです(笑)
by hana2022 (2022-07-03 11:16) 

tarou

こんにちは、円覚寺 舎利殿付近と如意庵に
コメントを有難うございました。
通常、舎利殿は非公開で、正月3が日と11月3日前後に
外観のみが公開されるようです。
まだまだ、地方に行くと美味しいお味噌や醤油に
出会うことが出来るんですね(^^)v
by tarou (2022-07-03 15:58) 

ぼんぼちぼちぼち

ラストのお写真、とてもいい趣きでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2022-07-03 17:54) 

hana2022

tarouさんへ
こんばんは。
地のものを材料として作られるお味噌、お醤油もながら、機械化による大量生産の大手メーカー品と比較したら美味しいに決まっています。

ぼんぼちぼちぼちさんへ
これは泊まった部屋の鴨居、長押、欄間を獲ったものでした。モノクロに加工してあります^^


by hana2022 (2022-07-03 21:09) 

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